育てにくい子と、良い関係を築く方法
Yahoo!知恵袋で見つけたお悩みについて
考えてみます。
読みやすいように、少し手を加えています。
(出典はこちら)
娘と性格が合わない
思春期の娘さんと性格があわない、
フォローできないとのこと。
具体的なやりとりを拝読して、
親御さんも娘さんも、
相当お疲れだろうな、
と感じています。
子育てしにくいと感じるのは、
それだけ真剣に娘さんに
向き合おうとしているからです。
それだけ一生懸命、
子育てしようとしている
ということです。
だからまずは
そうやって頑張っている自分を
労ってください。
その上で、投稿文から見えた
関係改善のヒントを
書いてみますので、
ぜひお試しください。
子どもに話すのではなく、どれくらい子どもの話を聴いているか
大事なのは、
親が子どもに「言って聞かせる」より、
まずは親が「聴く」ことです。
子どもと向き合うとき、
どれくらい黙って(相づちを打って)
話を聴いているでしょうか。
と書かれていますので、
子どもが話すより、
親が言い聞かせているほうが多い
のではないかと想像します。
気持ちは行動に表れるものです。
娘さんの発言や行動は、
きっと心の奥にある
負の気持ちから出ているのでしょう。
娘さんは、あなたの
「育てにくい子」という気持ちを、
日ごろのやり取りから
なんとなく感じていて
「わたしは親によく思われていない」
という思いがあるのかもしれません。
それに加え、お父さんも、
口に出さないまでも
「意地悪の化身みたいな性格」
と思っておられるようですので、
娘さんにしたら、家には(も)
だれも味方になってくれる人が
いない、となります。
妹への意地悪な言動も、
もしかしたら
「妹ばかりかわいがられている、
ずるい」
という羨ましさと悲しさから
来ているのかもしれません。
きちんと話を「聴く」ことで、
娘さんの深い気持ちに
気づいてあげられたらいいな
と思います。
謝ることも大事
関わらないでほしい。
話しかけないで欲しい。
昔から性格合わない、
育てにくい子供だと
思っていたけど
もう無理だ
との言葉、言ってしまって
後悔なさっているのですね。
後悔しているなら、
きちんと謝りましょう。
親とて人間です、失敗もします。
失敗して子どもを傷つけたと
思うなら、
ちゃんと関係修復のための行動を
しましょう。
子どもに対してきちんと謝ること
ができれば、
それは子どもにとっても
良い手本になるはずです。
とはいえ
「今まで子どもからの言葉や態度で、
わたしだって傷ついている!」
というお気持ちも
あるかもしれません。
それについては、
自分で自分をたくさん
労ってあげてください。
自分で自分をほめて、慰めて、
好きなことをやってください。
それでも気持ちが上がらなければ、
聞き上手な人に
話を聴いてもらいましょう。
また、次に親子のやりとりで
娘さんが辛辣な言葉を親に
放ってきたら、
(売り言葉に買い言葉を
避けるために)
いっしゅん立ち止まり、
「そういう風に言われると、
お母さんは~と感じて、
悲しい・寂しい・腹が立つ」
などと、自分の気持ちを表す表現で
伝えるようにしてください。
(このように言えば、子どもを責める
やり取りが減るはずです)
聴くことに意識を向ける
さて、前述の「子どもの話を聴く」
ことは、意外と難しいです。
傾聴という言葉をご存知でしょうか。
頭も心も(もちろん身体も)
子どもに向けて、
じっくり話を聞くことです。
聞くときに特別な知識やスキルが
いるの?と思う方は、ぜひ
「自己肯定感をはぐくむ子育て」
の動画をご覧ください。
「傾聴」は、
子どもとの良い関係を築く
(築き直す)ためには
絶対必要なスキルです
(慣れれば楽にできるように
なります)。
心の通う親子関係は、一朝一夕に
築けるものではありません。
日ごろのやり取りが
じわじわと影響します。
まちがいなく幸せな親子関係を
築いていきたい方に、こ
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