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歴史小説(英語) "Prince and Heretic" / "William, by the Grace of God" ~歴史ロマンス?どちらかというと陰キャ女子による一方的且つ屈折した執着
個人的にはあまりおすすめしない内容です。…が、せっかく読んだのと、サイトごと消してしまうと自分用メモもなくなると思ったので、ログとして残しておきます。 当初5冊セットで安くKindleで買ったので「マジョリー・ボーウェンのオランダ五部作」として記事にしていました。いまこの5冊組では売っていないようです。ただ、いずれの書籍もパブリックドメインなので無料で読むことが可能です。 オランイェ公ウィレム一世の小説が2作(サブタイトル A Novel on William the S
ハーグ/デン=ハーフ The Hague/Den Haag オランダ/南ホラント ~共和国期からオランダの政治を司る歴史の中枢
※ 八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 ロイヤルシティのハーグ。正式には、デン=ハーフ(スフラーフェンハーヘ) Den Haag/ 's-Grafenhage。 ビネンホフビネンホフを、ホフフェイファー(「宮殿池」とも訳しましょうか…ビネンホフ横にある池のことです)の手前から写した写真です。 1593年から連邦議会が常設されており、現在も国会議事堂にあたる建物です。ナッサウ伯マウリッツとその従兄弟たち、オルデンバルネフェ
クレンボルフ Culemborg オランダ/ヘルデルラント ~癒し系伯爵親子のお膝元は、街の形もなんとなくのんびりとしたデザイン
※ 訪問記は2014年6月時点の情報です。八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 ヘルデルラントのクレンボルフ伯領の街。ヘルデルラントには飛び地のような小さな貴族領地がたくさんありますが、ここもその一つでした。 「クレンボルフ伯」としての単独での称号は、ウィレム一世期のフロリス一世、そしてマウリッツとフレデリク=ヘンドリク期のフロリス二世親子二代だけのものです。その後ヴァルデック伯家に統合されています。現在クレンボルフ伯の称号