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歴史再現イベント『フロールの戦い (1627) Slag om Grolle』オランダ/フルンロー ~現存する城塞都市で開催される17世紀模擬戦闘
オランダ、ヘルデルラントの片隅にあるフルンローの街で数年に一度、不定期に開催される10月の一大歴史再現イベント。日本でいうと関ケ原合戦祭りとか相馬野馬追とかみたいなものですね。八十年戦争、オランイェ公フレデリク=ヘンドリクのフロール攻囲戦(1627)をモチーフにしています。 10年越しの念願が叶い、観戦できたのは2017年の第6回。 「フルンロー Groenlo」ってどこ?オランダ国内ヘルデルラント州の小さな街です。フロール Grol とも呼びます。『金獅子亭』内でも、
フロニンゲン Groningen オランダ/フロニンゲン ~近代的な駅前に対して、政治の中心部は17世紀の立地と趣そのまま
※ 訪問記は2009年4月時点の情報です。八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 北東部フロニンゲン州の州都。北の大都市で、強固な要塞都市。現在も大きな街のひとつで、日本でいうと札幌のような立ち位置だと思います。 フロニンゲン州は1579年の「ユトレヒト同盟」のうちの1州でしたが、早くもその翌年の1580年に「レンネンベルフの背信」と呼ばれる出来事により、スペインに帰順します。1590年代、何度か攻囲が試みられて断念が続いた
クレンボルフ Culemborg オランダ/ヘルデルラント ~癒し系伯爵親子のお膝元は、街の形もなんとなくのんびりとしたデザイン
※ 訪問記は2014年6月時点の情報です。八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 ヘルデルラントのクレンボルフ伯領の街。ヘルデルラントには飛び地のような小さな貴族領地がたくさんありますが、ここもその一つでした。 「クレンボルフ伯」としての単独での称号は、ウィレム一世期のフロリス一世、そしてマウリッツとフレデリク=ヘンドリク期のフロリス二世親子二代だけのものです。その後ヴァルデック伯家に統合されています。現在クレンボルフ伯の称号
アントウェルペン Antwerpen ベルギー/フランデレン ~ナッサウ伯マウリッツの「弟」、画家ピーテル・パウル・ルーベンスの故郷を歩く
※ 訪問記は2014年6月時点の情報です。八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 王立博物館が2017年まで長期改修中ということもあり、この訪問時は2泊したにも関わらずばっさり諦めた街です。空き時間(教会の開館時間外)で散歩した程度です。 ノートルダム大聖堂とルーベンス像 In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0) とりあえず、ルーベンス関連にしぼって歩いてきました。2014年の旅行のコンセプト