塩谷舞(mai shiotani)

1988年大阪・千里生まれ。京都芸大在学中にアートマガジンSHAKE ART!を創刊。…

塩谷舞(mai shiotani)

1988年大阪・千里生まれ。京都芸大在学中にアートマガジンSHAKE ART!を創刊。会社員を経て2015年より独立。2018年に渡米、NYでの生活を経て2021年に帰国。milieuを自主運営。noteメンバーシップ『視点』更新中。『ここじゃない世界に行きたかった』(文藝春秋)

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暮らしや文化芸術、社会問題について私の視点で思案しつつ、エッセイとして月三本程度お届けします。 読者の方同士が交流できる掲示板も出来るようなので、それぞれの地域での交流や、ほかに好きな文章の共有などにお役立てください。

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    ※2022年1月、900円にお値下げしました。 ※2021年6月、ほぼ半額の1500円にお値下げしました。 およそ2年間運営してきたマガジン「記憶に残るインターネットの使い方」のポジティブ廃刊にともなって、これまで人気のあった記事だけを2900円で販売します。メディアを運営している方だけではなく、フリーランスのクリエイター、PR、マーケター、事業主の方々など、幅広い方が購読してくださっていました。

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[もくじ] 過去記事ほぼぜんぶリンク集

(最終更新 2022年2月28日) インターネットのあちこちに散らかっている文章をまとめました。 古い文章は、今とは主張が違うことも、ときには正反対であったりもしますが、それはそれで自分の考えていたことなので残しておきます。とはいえ過去記事全てを掲載するとあまりにも収拾がつかなくなるので、載せてないものもあります。すみません。テーマが1つに限定できないものは、重複して登場していたりします。 ネットに放った文章は勢いだけで書いているものもあり、雑多で乱れていることも多々、

    • 「お元気ですか?31歳の私です。」

      「お元気ですか?31歳の私です。」 ……というタイトルのメールが今朝届き、スパムかな? と思ったけれど、開いてみると確かにそれは31歳の私が書いた文面だった。 「PRESENT 4229」という、4年に1度の2月29日から、4年後の2月29日に送れるメールサービス。そういえば2016年から使い始めていたのだった。 そして、開いたメールに掲載されていた4年前の自分からの文章に思わず苦笑。詳細をお見せするにはあまりにもセンシティヴではあるけれど……お手紙の概要と今の私からの

      • 冬の香りと五感の回復

        秋頃から抱えていた大きな仕事が、一段落。 ここ数ヶ月(大晦日と元旦の帰省を除いて)、出かけることも、友人と会うことも、外食に行くことも諦めてとにかく原稿、不妊治療、原稿、不妊治療、原稿……という日々だったのだけれど、それがやっと、ようやっと落ち着きました。今、世界一好きな言葉は「脱稿」です。 そうしたタイミングで少し羽根を伸ばそう……と、一番好きな場所に行って参りました。一泊二日、山梨県の乙女湖の湖畔にある宿、ホトリニテへ。 こちらが前回訪れたときのもので…… こちら

        • 自分を調律するための音楽

           感覚を文字にする仕事をしていると、取りこぼしてしまうものがあまりにも多いな……と思うことがある。もちろん言葉だからこそしっかり筋を通して伝えられることもあれば、言葉を介さない感覚と感覚での会話……というものも必ずあって、それが美術や音楽と呼ばれたり、愛と呼ばれたりすることもあるのだろう。  書いて、読んで、書いて、読んで……を反復しつづけていると、頭のほうがうんと優位になってくる。知識を蓄え、思考を整理し、今起きている事柄を自らの言葉で言い表そうと、世の中を抽象化して理解

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          「お元気ですか?31歳の私です。」 ……というタイトルのメールが今朝届き、スパムかな? と思ったけれど、開いてみると確かにそれは31歳の私が書いた文面だった。 「PRESENT 4229」という、4年に1度の2月29日から、4年後の2月29日に送れるメールサービス。そういえば2016年から使い始めていたのだった。 そして、開いたメールに掲載されていた4年前の自分からの文章に思わず苦笑。詳細をお見せするにはあまりにもセンシティヴではあるけれど……お手紙の概要と今の私からの

          「お元気ですか?31歳の私です。」

          冬の香りと五感の回復

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          秋頃から抱えていた大きな仕事が、一段落。 ここ数ヶ月(大晦日と元旦の帰省を除いて)、出かけることも、友人と会うことも、外食に行くことも諦めてとにかく原稿、不妊治療、原稿、不妊治療、原稿……という日々だったのだけれど、それがやっと、ようやっと落ち着きました。今、世界一好きな言葉は「脱稿」です。 そうしたタイミングで少し羽根を伸ばそう……と、一番好きな場所に行って参りました。一泊二日、山梨県の乙女湖の湖畔にある宿、ホトリニテへ。 こちらが前回訪れたときのもので…… こちら

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          自分を調律するための音楽

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           感覚を文字にする仕事をしていると、取りこぼしてしまうものがあまりにも多いな……と思うことがある。もちろん言葉だからこそしっかり筋を通して伝えられることもあれば、言葉を介さない感覚と感覚での会話……というものも必ずあって、それが美術や音楽と呼ばれたり、愛と呼ばれたりすることもあるのだろう。  書いて、読んで、書いて、読んで……を反復しつづけていると、頭のほうがうんと優位になってくる。知識を蓄え、思考を整理し、今起きている事柄を自らの言葉で言い表そうと、世の中を抽象化して理解

          自分を調律するための音楽

          人生なんて自己矛盾の数だけ愛おしくなるのに!

          「『視点』エッセイ月3本」他に参加すると最後まで読めます

          数多の自己矛盾に、呆れながら向き合っている。 絶賛エッセイ本の準備中……なのだけれど、単発のエッセイとして発表していた文章は、その文章の中だけではいちおう、整合性が取れている。が、それを二十数本集めると、あっちとこっちでは主張が微妙に違うな? あれ、人間性も違うな??? ということが多々発生してしまう。 小説であれば、登場人物の性格が定まらないと、読んでる側は苛々してしまうでしょう。それが筆者の意図的なものでない限り、違和感は消しておいたほうが良い。 ただエッセイという

          人生なんて自己矛盾の数だけ愛おしくなるのに!

          もし、自分ひとりの部屋を持つならば

          「『視点』エッセイ月3本」他に参加すると最後まで読めます

          "女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない。" ヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』にある一節から着想を得て、お部屋の設えをさせていただきました。前回のnoteにも書いた通り、 ・自分で作ってみる ・出来るだけ古いものを選ぶ ・現代の作家さんの作品は購入する ……というマイルールに出来る限り従いつつ。素人なもので色々と悩みましたが、なんとか先日設営を終えました。 このnoteでは、なにを作り、どなたの作品を購入し、どう設えていったか

          もし、自分ひとりの部屋を持つならば

          最近なにを買いましたか? ということで

          「『視点』エッセイ月3本」他に参加すると最後まで読めます

          『視点』 購読者のみなさまへ。今月も更新が遅れてしまって、申し訳ありません。現在、春に販売される新刊のために、毎日血を吐く思いで自分の文章と闘っております。新刊には24編の文章(まえがき・あとがきを除く)を収録予定なのですが、そのほとんどは『視点』の文章を転載……ではあるものの、大幅に、それはもう大幅に加筆・修正を加えている真っ最中です。 Web上で読む文章と、紙に印刷された文章というのは、かなり性質が異なります。そのため結局、24本を新規で書くのと大差ないのでは……?とい

          最近なにを買いましたか? ということで

        記事

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          人生なんて自己矛盾の数だけ愛おしくなるのに!

          数多の自己矛盾に、呆れながら向き合っている。 絶賛エッセイ本の準備中……なのだけれど、単発のエッセイとして発表していた文章は、その文章の中だけではいちおう、整合性が取れている。が、それを二十数本集めると、あっちとこっちでは主張が微妙に違うな? あれ、人間性も違うな??? ということが多々発生してしまう。 小説であれば、登場人物の性格が定まらないと、読んでる側は苛々してしまうでしょう。それが筆者の意図的なものでない限り、違和感は消しておいたほうが良い。 ただエッセイという

          人生なんて自己矛盾の数だけ愛おしくなるのに!

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          "女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない。" ヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』にある一節から着想を得て、お部屋の設えをさせていただきました。前回のnoteにも書いた通り、 ・自分で作ってみる ・出来るだけ古いものを選ぶ ・現代の作家さんの作品は購入する ……というマイルールに出来る限り従いつつ。素人なもので色々と悩みましたが、なんとか先日設営を終えました。 このnoteでは、なにを作り、どなたの作品を購入し、どう設えていったか

          もし、自分ひとりの部屋を持つならば

          最近なにを買いましたか? ということで

          『視点』 購読者のみなさまへ。今月も更新が遅れてしまって、申し訳ありません。現在、春に販売される新刊のために、毎日血を吐く思いで自分の文章と闘っております。新刊には24編の文章(まえがき・あとがきを除く)を収録予定なのですが、そのほとんどは『視点』の文章を転載……ではあるものの、大幅に、それはもう大幅に加筆・修正を加えている真っ最中です。 Web上で読む文章と、紙に印刷された文章というのは、かなり性質が異なります。そのため結局、24本を新規で書くのと大差ないのでは……?とい

          最近なにを買いましたか? ということで

          2023年、ありがとうございました!

          2023年のはじめ、前厄ということで東京大神宮で厄払いをしてもらった。その効果がどれ程か……というのはわからなかったけれど、今年も生きて、暮らしていくことが出来ました。 通院の合間になんとか記事を……という足元のぐらついた日々ではあったけれど、なんとか考えて、書いて、出して……というサイクルを回し続けられたのは、呆れずにこの『視点』を読んでくださっていた皆様のお陰です。本当にありがとうございます。 このnoteではゆるりとこの1年に出した記事を振り返りつつ、本音、後悔、ボ

          2023年、ありがとうございました!

          古く美しい暮らしは、なぜ消えた?

          古くから在る美しい景観を前にすると、心の奥のほうからあたたかいものが湧き出てくるような、なんとも満たされた気分になる。それは石垣や木造建築が並ぶ彩度の低い街並みであり、苔の生した岩であり、縁側や床の間のある古い家屋、そのゆらゆらとしたガラスの向こう側に見える内庭の紅葉でもある。 子どもの頃から、古い街並みに焦がれていた。原体験として色濃いのは、小学生の頃に修学旅行で訪れた倉敷の美観地区。柳が枝垂れる川沿いを、あまりの美しさに驚愕しながら歩いたときの高揚感は今でも忘れられない

          古く美しい暮らしは、なぜ消えた?

          不妊治療、予定の組めない移植周期

          「来月は50%の確率で仕事を受けられるかもしれないし、受けられないかもしれません。その如何は、来月にならないとわかりません」 仕事を発注しようか、という段階でそんな答え方をしてしまうと、「では今回はご縁がなかった、ということで……」となるのが目に見えている。プロジェクトを複数人で進めていく上で、とくに制作陣のスケジュールは何ヶ月先であれ絶対に確保しておけと社会人1年目にしつこく教えられたものだ。でも社会人生活12年目の今、私は自らのスケジュール管理すらお手上げ状態。その原因

          不妊治療、予定の組めない移植周期

          私の仕事環境、2015-2023

          最近動画の編集をすることが多く、いや、それじゃなくても画像やらなんやらを伴う原稿作業にもMacBookAirだけで遂行するのに限界を感じていた。ということで、大きなディスプレイを購入した。 驚いた。これまでの4倍ほどあるディスプレイがある、その作業効率の良さに……。 「ディスプレイが大きいと仕事が捗るってnote、書こうかな」と私が呟いていたら、「そんなのみんな知ってるよ」と冷静なツッコミをいれる夫。しかし改めて言いたい。みなさん、ディスプレイが大きいと、作業効率が、良い

          私の仕事環境、2015-2023

          外は寒いから、うちの中をあたためて

          最愛の季節はあっけなく終わり、冬がやって来た。 今の家で冬を越すのははじめてのことだけれども、大きな窓が6つ、小さな窓が3つもあるもんだから、やっぱり寒い。いや、昨今のガラスの断熱性は昔のものとは比べ物にならないと以前学んだので、その寒さの所以は家の築年数にあるんだろうけど。 冬は外に出るのがおっかなくなるから、本格的な寒波が来る前にちゃんとうちの中を心地よい場所にしておかなきゃいけない。喉を痛めたり、手や足の先を凍らせてしまわないように入念な準備をしなきゃいけない。

          外は寒いから、うちの中をあたためて

          針仕事は女の牙城? テキスタイルアートとフェミニズム

          自分のやっていることが、好きでやっているのか、社会規範がある故にやってしまっていることなのか、わからなくなることは多々ある。 料理をする、家の中を整える、衣類にあいた穴を繕う……どれも好きなこととも言えるが、異性と暮らすようになると、頼まれてもいないのに相手のぶんまで「やっておかなきゃ」という思いに駆られてしまうこともある。これらは女の役割だという自分の中のバイアスがそうさせているのだろうか? いや、掃除や料理は夫も尽力しているけれど、それでも裁縫だけは完全に私の担当領域だ

          針仕事は女の牙城? テキスタイルアートとフェミニズム

          10月の活動と、参加させていただいたエッセイ集と。

          「塩谷さんのnoteが来ると、あぁ月末だな、と感じてますよ」 ……ととあるイベントで言ってくださった優しい読者の方。あのときは「もう少し計画的に出したいんですけどね……いや、出します!」と言っていたにも関わらず、今月も月末に怒涛の更新を失礼しました……。 今月は、取材を受けていたものも色々と出ています。まずはYouTube。 SENNというスキンケアブランドのチャンネルです。スキンケアを紹介している手前すっぴんにならざるを得なかったのがなかなかチャレンジングでしたが……

          10月の活動と、参加させていただいたエッセイ集と。

          だから、『ぐりとぐら』には勝てない訳で……

          「いや、新刊を売るのは本当に楽じゃないんだよ。親は自分が好きだった絵本を買い与えたくなるでしょう。だから、僕らはどれだけ頑張っても『ぐりとぐら』には勝てない訳で……」 2011年の春。昼下がりのデニーズ南青山店で、会社の先輩が当時まだ大学生インターンだった私に渋い口調でそう伝えた。彼は新卒からしばらくの間、出版社で絵本の営業をしていたらしい。そこで私が「あたらしい絵本を売る仕事って、楽しそうですね」となんの考えもなしに言ったところ、彼はそれがどれだけ難しい仕事か、そして『ぐ

          だから、『ぐりとぐら』には勝てない訳で……

          断片的な日記のような、もしくは感情の備忘録のような

          スマホのメモには、感情の備忘録が並ぶ。「いつか、ひとまとまりの文章に出来るかもしれない」と思いながら手を付けず、忘れ去っていく感情や出来事たち。 文章には起承転結をつけておきたいと思ってしまう性ではあるけれど、最近どうにも、そのルールがしんどい。日々の出来事は連綿と続いているのに、その中で持論を展開し、さらには結論まで持っていく……というのは少し、乱暴というか、脚色が強いように今の私には思えてしまう。 もう少し気楽に書いてみたい。とはいえいつもの日常といえば、家事をして、

          断片的な日記のような、もしくは感情の備忘録のような