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隠居生活

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2022年12月の記事一覧

住んでいる

住んでいる

 コンビニエンスストアが近所にファミリーマートとローソンとセブンイレブンが3つ競合して建っている。
 通勤通学に便利でもあり、住宅マンションが立ち並ぶ場所でもあるので、どこも儲かっているのではないかと推察する。
 とはいえ僕はここしばらくコンビニの中に入ることはない。特に用事がないからだ。別に買う物がない。あえていえば、コピーが必要な用事が発生した時くらいであろうか。プリンタは壊れて、現在所持して

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NOTEについて

NOTEについて

 先日、家からハローワークまで歩いていった。ハローワークまで、家からおよそ4km。1時間ジャストで歩ききった。現役の頃だったら、1km、10分で歩いていたので、だいぶ衰えたものである。
 紫川沿いに3号線まで歩いて、そこから左に折れてまっすぐなのだが、その紫川沿いが、桜の木が紅葉していて、綺麗だった。ただ歩道が狭くて、落ち葉がいっぱいで、滑りそうになるのが、難点ではあったが。
 ひとつ俳句でもひね

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800字

800字

 今の生活は、妻がシーズンでいない時季である。食事の支度から何から僕がする訳であるが、適当である。198円のサバの塩焼きとサバの南蛮漬けが息子ともども気に入ったので、それを買って食べている。塩焼きはレンジで数十秒チンするだけ、南蛮漬けはそのままなので、楽勝である。栄養バランスも魚なのでいうことない。南蛮漬けには野菜も入っている。健康的である。
 それにダイエット野菜スープがつく。たまに鶏のむね肉(

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リタイア

リタイア

 母の弟は3人いる。長男である、叔父が一時期、奥さんと一緒に社交ダンスに凝っていた。大会などにも出場して、成績の程はしらないけれど、かなり本格的にやっておられたようである。現在は80歳を超えたので、体力的に難しくなったようで、やめておられる。代わりにテニスに夢中のようだ。テニスも本格的にやれば激しいスポーツではあるが、80代には80代のテニスのやり方があるのだろう。
 叔父の末弟は、卓球である。子

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近況報告

近況報告

 映画は好きだが、映画は見ない。なぜなら2時間じっと見ているのが辛いから。最近見たのは「シン・ウルトラマン」さすがに全部通して見るのはきつかった。家で45分の大河 ドラマを見るのが丁度いいくらいである。
 「すずめの戸締り」や「ファーストスラムダンク」有村架純の「月の満ち欠け」等も見にいきたいのだけれど、多分、耐えられないだろうと思う。なんでかな。うつのせいだろうか。きついんだよなあ。
 読書も好

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靴下

靴下

 これまで真冬でも部屋の中は裸足で十分だった。特別寒いと感じたことはない。むしろ寛いでいる時に靴下なんか履きたくなかった。なんか仕事に行っているみたいな錯覚に囚われて、とにかく真冬でも暖房さえ効いていれば、どちらかというとTシャツ1枚でいたいタイプであった。
 昔、ダイエットしていたころは、そのTシャツ1枚で、筋トレを部屋の中で汗を掻きながら真冬に行っていた。
 ところがバセドウ病に罹ってから、足

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茶碗

茶碗

 朝飯を午前5時前に食べ終わり、食器を洗っていた時、悲劇は起きた。
ポロッと食器が割れて、というより、折れて、といった感じで床に落ちて、哀れ無残茶碗は砕け散ったのである。
 朝から縁起が悪いな、と思いつつも、砕け散った破片を集めて丁重に葬った。
 さて昼からは茶碗代わりをどうしようか。丼茶碗ならある。それでいいか。食い過ぎることもないだろう。
 昔ならよく夫婦で旅行に出かけ、陶器市かなんかがあると

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茶碗2

茶碗2

 割れた茶碗の代わりを買い求めに近くのDAISOまで行ってきた。本当はちょっといいものを買いたいな、とも思ったのだが、昔働いていたホームセンターまで歩くには、遠くはないが、ちょっと気が進まなかった。
 別段嫌なわけではないのだけれど、茶碗1つ買いに、あそこまで行って知り合いと話すのが、何だか恥ずかしかったのである。
 DAISOにつくとクリスマスソングがBGMで流れていた。今時季、どこの店に行って

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尿漏れ

尿漏れ

 恥ずかしい話だが、最近尿漏れが頻繁に起こる。パンツが濡れたら、さすがに嫌な気分になる。今は家にいるので、パンツが濡れたら、着替えれば済むが、外出中だと、不快になる。
 もしスラックスを履いて仕事をしている人がそうだと、スラックスの股のあたりが濡れてみっともないことになって、着替えることも出来ず、さぞや恥ずかしい事だろう。
 統計的にみると、40代から70代の間の男性の8人に1人が尿漏れで悩んでい

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挨拶

挨拶

 

 僕の家は4棟あるマンションの1つ、9階建てのマンションの4階である。見晴らしは良くない。むしろ見晴らしが良くて、高いと怖い。高所恐怖症だから。洗濯物も外に干せない。4階くらいが丁度いいのである。
 基本、階段を昇る。エレベータを使うこともあるが、体を鍛えるために階段を昇る。
 たまに気が向くと9階まで階段の昇り降りを何度かして足腰を鍛えることにしている。
 おかげで、体重もほぼベスト体重に

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スクワット

スクワット

 NHKのあさイチで「60歳になってナンパされた。マスクをしていたからわからなかったみたい」という視聴者からの便りがあった。確かにマスクをしてほうれい線や皺やシミを隠し、白髪は染めて、化粧を若者風にして、ファッションも若作りの格好をすれば、わからないかもしれない。
 特に鼻を隠すと、男も女も美男美女に見える。もっとも歳なんて雰囲気でわかりそうなものだが、普段から自分は若いと思っていれば、所作動作も

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カネ、カネ、カネ

カネ、カネ、カネ

 歳を取れば、当然のことながら、老後が心配になる。若い頃は結構アッパラパーにカネを使っていたなと後悔する。
 収入はさほどもないのに、しかも妻は当時子育てで専業主婦だったころだ。預金通帳はいつもマイナス状態で、ボーナスを貰うとかろうじてプラスになる生活だった。
 子供にカネがかかる分は仕方ないとしても無駄遣いが多かった。
 コストコが初めて日本に上陸した頃、月に1度以上は行って、何万も買い物してご

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バブル世代2

 僕が会社勤めを始めた頃、僕らの世代は新人類と呼ばれた。その時、世はバブルで景気が良かった。自ら商売を始める若い奴もいた。一流企業に勤めれば、給料もボーナスもよかった。おまけに銀行の金利も8%と高くて、金持ちはどんどん金持ちになっていった。貧乏人にもそれなりに恩恵はあり、思えば幸せな時代であった。
 やがてバブルははじけて、30年が経つと、新人類と呼ばれた世代は、歳を取り、バブル世代といわれ、厄介

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とりとめのない話

とりとめのない話

 朝起きて、朝食の準備をする。そのさい必ずコーヒーを淹れる。1時間くらいの間に、3~4杯くらい、マグカップで飲む。食後は勿論、薬を飲むのもコーヒーだ。薬は種類によってはコーヒーで飲んだらいけないのかもしれないけれど、僕が飲んでいる抗うつ剤等は特に問題はないようだ。
 寒くなると、コーヒーの飲み過ぎで、トイレが近くなる。どちらかというと若い頃から頻尿なので、仕方ない。根が神経質なのであろう。
 僕が

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