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とある精神保健福祉士の年収の話
先日、生涯年収という言葉を聞きまして、そういえば自分はいったいどのくらい昇給していくものなのか調べてみました。
ちなみに現在ワタクシ30代前半女性、正規雇用ですが、額面給与が諸手当込みでおよそ26万円/月、年収にすると400万には届かないかな、くらいです。
私の職場の給与規定によると、基本給は65歳までに微増して、24.5万くらいにはなるそうです。
これに諸手当が追加、勤続年数が加味されるとし
ワクチン破棄のニュース、制約内での伝えかた
コロナワクチンが破棄されるようで。その額およそ6,000億円強。
もはや金額がでかすぎてようわからんのだけど、それを「無駄とは考えていない」と言い切る厚労省にはもっと唖然とした。
日本語の問題かもしれないけど、いや、6,000億円捨てたらそれは間違いなく「無駄」では? それだけのお金があれば、貧困問題や福祉の課題が多少は前進したのではないかと思うとなんともやりきれない気持ちになります。
たしか
店員さん、みんな、すごい
新宿のAppleストアに行ったことがあるんですけどあそこの店員さんのマルチタスクぶりには感動しますね。
お客さん3組対応しながらイヤホンマイクで店員さんとやりとりして、んなこと知る由もない別のお客さんから話しかけられたらそれにも突発的に対応して。
頭何個あるんやろ、私には到底無理やわ。
接客業というのは身近で目につきやすいというのもあるけどすごい仕事だと私は思っていて、いやそんなこと言ったらどの
小説『ハンチバック』を読んでくれ
第169回芥川賞を受賞した、市川沙央さんの小説『ハンチバック』。
これがまたすごい小説だったので紹介したいと思います。
この小説の何がすごいって、重度の身体障害者である語り手の「私」が世の中に対して抱いていることの、表現ひとつひとつから、怒りや恨みがびしびしと伝わってくるところ。
そしてその怒りや恨みは至極まっとうで、健常者で「普通に」生きていれば気づきもしないような社会の構造が、誰かにとってと
言葉を大事にする人にとっての盲点
「供述弱者」という言葉があります。
引用した記事では、裁判の場面において、自分のことをうまく語ることができないまま裁かれてしまう危険性に触れていますが、「(相手が)自分の思いを伝えられているかどうか」というのは、福祉の業界に身を置く人にとっては、身近かつ永遠のテーマであるようにも思います。
とりわけ現代日本の福祉において、最も優先されるのは「本人の意思」です。周りがどれだけ、こうしたほうが本人