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話したいことを話したいだけのエッセイ☕️
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#自分と向き合う

怖いと言われることが怖かった

怖いと言われることが怖かった

わたしは子どもの頃から

大人になるまで

たくさんの人に言われた言葉がある。

それは、"怖い"という言葉。

なぜかその言葉を聞くと

身体の中心がヒュッと冷たくなる感覚がして

違う違う、怖くないよ安心してと

私もあなたと同じだよ、大丈夫だよと

必死で弁解したくなるような

伝えたくなるような感覚が

いつも襲ってきた。

怖いといった目の前の人との間に

とてつもない檻のような壁が

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風景画とわたし②

風景画とわたし②

そう思ってから2年が経った。

色々な絵に挑戦していた。

人は変わっていくけれど
なかなか変わらないものでもあって

私は変わらず人物ばかりをかいていた。

2023年

ひょんなきっかけで美大の教授に
絵を見てもらう機会があった。

私の絵を一通り見終わった後。

手元に作品として残せるものがあることは
とても良いことだなと思います。
色々な絵が描けることは良いことですが
うーん、あなたは何を

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無価値感と罪悪感の先にあるもの

無価値感と罪悪感の先にあるもの

先日、訪れたターニングポイント。

休むこと

立ち止まること

誰かに甘えること

誰かの手をかりること

助けてもらうこと

ずっとずっと下手っぴで

たくさんたくさん

向き合ってきて

そんな自分をひとつ

ひとつ許してきた。

だけれどまたその壁に

ぶつかってしまった。

今まで言われてきた言葉が

フラッシュバックする。

すごいスピードで

幻聴のようにリフレインして

何度も何度

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ゆるしあうせかい

ゆるしあうせかい

わたしは

メンヘラだよねとか

メンタル弱いよねとか

そういう言葉が好きじゃないです。

なぜなら人には

必ずそうなった原因があると

思っているからです。

そうなった人を目の前にして

今のその人の表面だけを切り取ることが

すごく嫌なんです。

※誤解しないで頂きたいのですが

地雷メイクとかファッション的に使う

メンヘラという文化自体はむしろ好きです。

今回は他人から言われる

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"絵への愛を思い出すまで"を終えて

"絵への愛を思い出すまで"を終えて

心と体が今とっても軽くて

絵を描くって

ものづくりって

こんなに楽しかったんだ。

なにかを表現するって

こんなに軽やかで

怖くなかったんだ。

そう感じる自分がいます。

今までの人生であまり

味わうことのなかった感覚を

とても久しぶりのような感覚を

深呼吸するように、味わっています。

今は、一体

何にあんなに怯えていたのだろう

と、夢から醒めたような気持ちです。

ずっと

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絵への愛を思い出すまで7

絵への愛を思い出すまで7

"絵への愛を思い出すまで"を

これまで読んでくださった方

スキをしてくださった方

ありがとうございます。

これが最後のお話になります。

絵が大好きだった気持ちを

突然思い出したように、蓋があいて

それからひとつずつ紐解くように絵と向き合い

自分と向き合ってきましたがひとつだけ

何をしてもずっと消えない感覚があり

"表現することへの恐怖"が

私の体と心にトラウマのように

染み

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絵への愛を思い出すまで6

絵への愛を思い出すまで6

"私は奪われる"

いつの頃からか気付いた時には

そういう感覚が自分の中にあった。

私の得意な部分だけをみて

絵、得意なんだって?

私この絵が好きなの!

同じの描いてよ。

器用なんでしょ?

こういうのが欲しいから

これと同じ物作ってよと

自分の都合の良いように

私を使おうとする人が居たり

私の好きなものや

大切にしているもの

描いた絵や作品などを

知らない間に

真似さ

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豊かさがめぐる時間

豊かさがめぐる時間

ずっと書きたいと思っていた

私の大好きな"ごはん"の時間について

考えていることを書いていきます。

ここ最近、家族が

うちにごはんを食べにきてくれた。

この間は弟夫婦と

夜ごはんを食べて

5万人が選んだゲーム投票をみて

あーでもないこーでもないと

それぞれがやってきた

ゲーム作品について語り合った。

ごはんに用意したのは、おにぎり。

鮭とたらこのほぐし身と

梅干しに鰹節を

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花束はドライフラワーになって散った

花束はドライフラワーになって散った

「結婚してください」

よくあるドラマのように

目の前にはパカリと開かれた箱に

婚約指輪のダイヤが輝いていた。

23歳の誕生日。

私は自分でも驚くほど冷めていた。

あぁ、私はドラマのヒロインのような

タイプではないのだと

この時に初めて、静かに知った。

この人は私をみてない。

結婚がしたいんだ。

直感的にそう感じた。

Mr.Childrenの

渇いたkissのメロディーが

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絵への愛を思い出すまで5

絵への愛を思い出すまで5

私が私自身に貼ったレッテルを

ベリベリと剥がしていく。

もういらないのなら

貼ったものは剥がせばいい。

言葉は簡単なのに

不思議なことに

剥がすのにも、痛みが伴う。

絵を褒められたり

絵を描いて欲しいと頼まれるたびに

素直に、嬉しいって喜んだり

喜んで!何描いて欲しい?と答えて

すぐに描き上げて渡すような人だった私が

いつからか

私の口癖は

「プロじゃないから出来ない。

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絵への愛を思い出すまで3

絵への愛を思い出すまで3

私はHTLというオンラインの
クローズコミュニティに入っている。

2019年12月たまたま募集案内を見つけた。

募集要項は

・happyちゃんが好きで信頼していること

・顔出しのインスタか顔写真を送ること

当時何をするのかもわからない

クローズコミュニティに入るかどうか

何日間か悩んだ。

だけど、とにかく心が震えてたまらなくて

やってみたい、知りたい!の好奇心だけで

えいやっと

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絵への愛を思い出すまで 2

絵への愛を思い出すまで 2

私は人生のどこでこの

絵が大好きな気持ちを

見失ってしまったんだろう?

どこで蓋をしてきた?

どこで扉をしめてきた?

大泣きしたあとに

ふと、考えていた。

とめどなく溢れた涙の

その種はどこにある?

.

.

.

ああ、そうか。

あの時だ。

遡って

子どもの頃のこと。

私が絵を大好きになったきっかけを

作ってくれた人が、家族にも2人いる。

1人目は、パパ。

子ど

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絵への愛を思い出すまで 1

絵への愛を思い出すまで 1

去年、2020年の5月頃
私の目に1つのブログ記事が目に止まった。

假屋舞さんの子宮推命。

https://ameblo.jp/maison-xx/

命式の十二運星について詳しく掘り下げられた記事が並んでいた。

自分が持っている十二運星の3つは
魂の成長を表している星なのだ…と。

自分の意思に関係なく
"そうなってしまう"人生のテーマ。
人間の私がどうこうというより
魂が求めていることは

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絵のおはなし

絵のおはなし

私は絵が大大大大……大好き!!

それは物心つく頃からのこと。

1番初めに楽しい、すきって強く感じたのは

クレヨンを描いた上から水彩を塗るはじき絵。

それと、水に画用紙を浸して

水彩絵の具をのせてにじみを楽しむ水彩画。

どちらも4歳の時

幼稚園で教えてもらって

強烈な印象が私の心に残った。

なんて楽しいんだろう。

無我夢中で線を描いては色をのせた。

色が広がっていく様子をじっと

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