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絵への愛を思い出すまで 1


去年、2020年の5月頃
私の目に1つのブログ記事が目に止まった。


假屋舞さんの子宮推命。

https://ameblo.jp/maison-xx/


命式の十二運星について詳しく掘り下げられた記事が並んでいた。

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自分が持っている十二運星の3つは
魂の成長を表している星なのだ…と。


自分の意思に関係なく
"そうなってしまう"人生のテーマ。
人間の私がどうこうというより
魂が求めていることは何なのか?


とっても興味深い内容で

さっそく以前舞さんに鑑定してもらった

自分の命式をだしてきて

照らし合わせた。


私の十二運星は、胎・病・冠帯。


私なりに命式毎にざっくりまとめると
舞さんの内容はこんな感じだった。↓


『胎』
魂のテーマ:母子との関係性
 ・自分の母性と向き合うこと
 ・私は愛されていると心から気付くこと
 ・私は生きていていいんだと
  命への信頼を高めること

『病』
魂のテーマ:自分にとって何が本当に大切なものなのかを探す
 ・発想の転換力を求められている
 ・生きる喜びを見出す力を求められている

『冠帯』
魂のテーマ:性との向き合い方
 (トラウマを抱えることが通過点)
 ・行き過ぎた欲望をどうコントロールするか
 ・自分が思っている以上に傷つきやすく繊細


すべてが人生に当てはまりすぎていて
怖くなったのだけど

なんだかこの十二運星の中に
私が気付かなくてはいけない
忘れてしまった大切な"なにか"が
ある気がしてならなかった。


気付いたらノートをひらいて
メモをとっていて、手が止まらなかった。

何度も何度も文章を読んで考えた。


そうすると

私の命式のテーマの言葉たちが

頭のなかに点で現れては次々と繋がって

1つの線になって浮かび上がってきた。

わたしという人が見え始めた。


極めつけに刺さったのは


行動力の星の本性は
何もなくて、弱い私。

弱さを隠すために
強くなろうとするんじゃなくて
弱さを見せる強さが才能を開く鍵だと思う。

遊び心の本性は
子どもっぽい。

遊び心のある人の心地よさだって
こどものおもちゃ箱みたいに
ごちゃごちゃしてたっていいじゃん。

やりっぱなしでいいじゃん。
もっと自由でいいじゃん。


もし、そんな風に生きて良いなら

今、何がしたいですか?

本当は、何が好きですか?

あなたの心地よさってなんですか?

本当は何を使いたい?

何に囲まれたい?

自分の確信をつくと、
はらはらと崩れていくものがあって

その奥に小さな自分がいるんだよ。

その子を救い出してあげてから、
これからはその子を
全面に出していくのです。



この文章を読んだ瞬間に

私の中の扉が開いた。

鍵をかけていた箱がガチャッと開いた音がした。



そうだ。

私は何にもない。

私はとても傷つきやすくて弱かった。

だから、今まで強く見せようとしていた。

大丈夫、大丈夫って。

だれかの心配や悲しい顔が不安で

悟られないよういつも笑顔で

だけど強くなりたくて仕方なかった。

そして… 本当に子どもみたいだ。


私、何が好きだった?

私本当は、何がしたかった?

私の本当の心地よさって何?

私何に囲まれたいの?



私は、、


私は、、


本当は、、


絵が大好きでたまらなかった、、。



そう思った瞬間

涙が溢れてとまらなくなった。




これには私自身も驚くほど

次から次へと勝手に涙が止まらなかった。



本当は、子どもみたいに

やりたいことをやりたい放題やりたい。

絵の具でぐちゃぐちゃになりたいし

憑依したように絵を描きたい。

ものづくりをしたい。

好きなものを壁に貼りまくりたい。

私のリズムでいつも踊りたいし

目に見えないものたちと

無邪気に対話していたい。

感情という欲望を剥き出しにして

何かに命を吹き込めて生きていたい。



本当は

好きなもの

好きな人

好きな色

好きな服に囲まれたい!!

1mmも妥協なんかしたくない!!


「 私の世界観で埋め尽くしたい!! 」



そう心が叫んだ瞬間に

私の目の前に

ある絵がバッと現れた。



それは、どこを見ても大好きな世界観で

すぐにその見えた絵を描き始めた。



わぁ、、楽しい。

可愛い、好きな色、、綺麗、、。

楽しい!!大好きなものしかない!!



ああ、私こんなにも絵が大好きだった。



こんなにも描きながら

口角が勝手ににやけてしまうほど

幸せな気持ちになりながら

描いた絵はいつぶりだろう??



いつから大好きって言えなくなったんだろう。

すぐに思い出せないほど前だ。

何十年この気持ちをしまってきたんだろう。



私はわたしの描く絵が大好きだった。

私はわたしの世界観が大好きだった。

ずっと忘れてしまってごめんなさい。

ずっと閉じ込めてきて、ごめんなさい。


気付かない間に

こんなにも涙が溢れるほど

たくさん傷付いて

ずっとなにかのために

ずっと誰かの目を気にして

絵を描いているうちに

わからなくなっていって

嫌いになっていってしまった。




私の中から絵を捨てようとして

私には何もなくなってしまった。


心を表現する方法を見失ってから

私はずっと空っぽで

他に私に出来る何かで埋めたかった。


この日描いた絵に写るわたしは

心の底からとっても幸せそうに笑っている。

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私にとって本当に大切なことは
私のすべてを愛すること。
私にとっての宝物に囲まれること。

私の作品、私の世界観を
私自身が1番のファンであること。

それが私の幸せだよ!と
この絵に映る私自身が
教えてくれた。


絵が大好きな私
子どもみたいな私
大好きなことをする私を
許した日になった。


小さいけれど、大きなはじめの1歩。


この日を境に、
私は絵と本気で向き合うことになる。

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