俺はこの後どこまでも走るんだベイビー
君は君のまま悩むべきだ。 それは他の人には解決できない。 どんなに甘えようとも、誰の話を聞こうとも、君が君自身だ。 君が愛した人を、君が欺いた人を、一人ひとり思い…
間違いないという間違いを探しておぼつかない足元を見ないようにする 隣の家の窓が開くとしょうがないと思いながらこの家の窓を閉める あの犬は後ろ姿しか見たことがない …
いつも通り崖を落ち続けている 横着な転落を横目に爪を切る君 僕たちの関係はいったいどうなっているの 呼び出さればどこにでもいくし 君は僕の提案には一切のらない いつ…
ほらなんていうか男の子と女の子が気安く遊ぶだなんて ぼくらにはちょっとまだ早いというかいやそうじゃないな 仲良く遊んでいる奴らはたくさんいたんだろうけど ぼくらに…
1 捕まえたはずの鳥がするりと手を抜け木々の向こうに到達している 2 必ず守ってねと言われた約束を守っている途中で約束を破られる 3 こちらを見ている奴の目を見ないよう…
嘘をつかなくていい 誇示しなくていい 等身大の良さをかみしめかしこまった服を捨てる 目をまっすぐにみて無責任に甘やかす とけこむだけとけこんで頷くだけでいい あ…
片隅にあるボトルの中にどよめきが詰まっている 蓋を開けるには抵抗があるが必要ならそうするしかない 猫の鳴き声が聞こえる 猫はいない 初めからこんな感じになろうとは思…
負けるな まだいける お前の屍は決して無駄じゃない 後ろに連なる俺たちの荘厳な案内板 進め 力はまだある 意思もまだ固い 死んだ目はいない 到達しなくても俺たちは今を生…
時よ 何も変われないのは私のせいなの 「そんなつもりはなかった」 「そんなことは言ってはいない」 「でも君が俺の言うことを理解できなかったのは俺の責任」 っていって…
俺は神だ 俺は宇宙だ 俺は太陽だ お前はその後時空を超えて唇を噛む ローリング たゆたっているゆらめきの束を俺が裁く お前がやっと手に入れたもの それがまやかしだ …
豆散らばりし杜若 腹水溜まりて水芭蕉 浸潤恥ずかし沈丁花 蝋燭消えゆる彼岸花 飾る顔色花海棠 親身な真味福寿草 苦味旨味白木蓮 所詮他人事蓮華草 解けぬ知恵の輪富貴草…
かじかむ指は市場で売っている 凍った足も市場で売っている 瞼に映る旅立ちの日 君と過ごしたゆららかな日 アンガーリンギンハニー アンガリンギナウ アンガーリンギンハ…
愛を笑う人を笑ってはいけない 愛を失ったことがある証拠 正しいことはできなくてもより良いことはできるかもしれない 革新は人間が成すこと 拳銃は数人しか殺せない 僕…
長男が友達に石を投げた 前から公園で仲間外れにされていただけでなく年下からもバカにもされていた 今日もそんな感じで腹が立って石をなげたらしい そうしたらその年下の…
給食を食べるのはあと何回だろう 先生の授業はあと何回だろう 爪を切るのはあと何回だろう 歯を磨くのはあと何回だろう ピノキオを読むのはあと何回だろう ブランコに乗る…
konoe sakuta
2018年12月23日 00:50
2018年10月31日 20:09
君は君のまま悩むべきだ。それは他の人には解決できない。どんなに甘えようとも、誰の話を聞こうとも、君が君自身だ。君が愛した人を、君が欺いた人を、一人ひとり思い返して君を削る。まだまだだ。君はもっと多くの人と出会う。成長という名のもとに、多くのしがらみを抱える。骨を削り、命を削り、息で咀嚼する。愛の名のもとに目を失い、富の名のもとに口を失い、残された君の部分はすぐにでも細断される。
2018年10月29日 11:12
間違いないという間違いを探しておぼつかない足元を見ないようにする隣の家の窓が開くとしょうがないと思いながらこの家の窓を閉めるあの犬は後ろ姿しか見たことがない昨夜の叫び声は見渡すと黒だったあなたは「間違いない」とよく口にするかといって訝しいフリをするわけにはいかずよくわからないうちに期限が迫り「そうだね」と言ってしまう子連れの親子がいる子どもは振り向かず結局私は一定の距離で子ども
2018年10月27日 20:11
いつも通り崖を落ち続けている横着な転落を横目に爪を切る君僕たちの関係はいったいどうなっているの呼び出さればどこにでもいくし君は僕の提案には一切のらないいつだって急に電話をかけてきて慈しみは言い訳に使えないхорошоとりあえずポロシャツを着て微笑月の夜今日も思うのさpianoを弾いている君のことを今日も思うのさ誰かに抱かれてる君のことを日曜日の朝のミルクに息吹を感じる胸一
2018年10月26日 21:22
ほらなんていうか男の子と女の子が気安く遊ぶだなんてぼくらにはちょっとまだ早いというかいやそうじゃないな仲良く遊んでいる奴らはたくさんいたんだろうけどぼくらにはちょっとした勇気が足りなかったぼくらときみらはあまりにも急激に仲良くなってしまってパーティとは何かすら知らないで準備してしまったそこはカオスだったほとんどみんなが背伸びしていてお酒もたばこも親への嘘も初めてのことが多すぎた
2018年10月23日 11:57
1 捕まえたはずの鳥がするりと手を抜け木々の向こうに到達している2 必ず守ってねと言われた約束を守っている途中で約束を破られる3 こちらを見ている奴の目を見ないように顔を下げ太ももに爪を立てる4 あいつの家の嫁さんがよだれをたらしながら何度も俺を誘ってくる12341 聞き耳を立てている人間がどれだけいるかについて密かに確かめる2 どれだけ多くのものを壊せるかを聞くために電話をかけま
2018年10月22日 10:23
嘘をつかなくていい誇示しなくていい 等身大の良さをかみしめかしこまった服を捨てる目をまっすぐにみて無責任に甘やかすとけこむだけとけこんで頷くだけでいいあれもこれもそれも若く美しかった色あせたすべてを愛していこう自分探しも終わる同じリフを刻め繰り返しの中に転調を生めこのままずっと誰にも迷惑をかけずにいつまでも楽しくやっていけると事件や事故が起きても関係することなく手探
2018年10月19日 15:27
片隅にあるボトルの中にどよめきが詰まっている蓋を開けるには抵抗があるが必要ならそうするしかない猫の鳴き声が聞こえる猫はいない初めからこんな感じになろうとは思っていなかったそんなことを言っても仕方がないつまるところここには逃げ込んできたしなければいけない必要なことを極限まで減らすため出会う必要のない人にできるだけ出会わないようにするため動揺は正しい判断を曇らせるそんなことを言っ
2018年10月17日 23:47
負けるなまだいけるお前の屍は決して無駄じゃない後ろに連なる俺たちの荘厳な案内板進め力はまだある意思もまだ固い死んだ目はいない到達しなくても俺たちは今を生きている俺たちは叫んでいる今を生きていると叫んでそれが続くものへ息吹となって沁みこんで誰もが強い心で先に進む合図になるパワーアンプパワーアンプ伝えろ電力うなれ電圧増幅せよ増幅せよget up zombieg
2018年10月16日 13:05
時よ何も変われないのは私のせいなの「そんなつもりはなかった」「そんなことは言ってはいない」「でも君が俺の言うことを理解できなかったのは俺の責任」っていって責任を擦り付ける神妙な顔をして私は受け入れるふりをするだってどうしようもないじゃない誰に何をしてもらえばいいのまた誰かにすがってるって陰口言われて肋骨が削られていく信仰がないこの国では神の名において人を笑う取り巻きがいて取
2018年10月15日 14:13
俺は神だ俺は宇宙だ俺は太陽だお前はその後時空を超えて唇を噛むローリングたゆたっているゆらめきの束を俺が裁くお前がやっと手に入れたものそれがまやかしだローリング誰もが最後に救われると信じて宙に拝む犯した罪の大きさにかかわらずまっとうな道に戻ったのだと勝手に思い込んで生を閉じるお前がそうしたいのなら勝手にやりな俺はそこまで慈悲深くないあの世にいってからこんなはずではな
2018年10月12日 12:18
豆散らばりし杜若腹水溜まりて水芭蕉浸潤恥ずかし沈丁花蝋燭消えゆる彼岸花飾る顔色花海棠親身な真味福寿草苦味旨味白木蓮所詮他人事蓮華草解けぬ知恵の輪富貴草約束の日割り松葉菊しゃぶる足元花蘇芳むせる戯論甘野老豚肥ゆる秋鳳仙花名無しの案山子蓮華草無菌の精霊君子蘭痩せる血液春紫苑逝ってしまうのですね私には本当の意味で寄り添うことは叶わないのですあなたの孤独が本当の
2018年10月11日 16:47
かじかむ指は市場で売っている凍った足も市場で売っている瞼に映る旅立ちの日君と過ごしたゆららかな日アンガーリンギンハニーアンガリンギナウアンガーリンギンハニーアンガルックハイクライ ルードクライ ルードクライ ルードクライ クライ前の奴のコート見失ないように全体主義のかもしだすプロジェニー俺たちのコストハイアンドロウ階級があるどうしてなんだろうアンガーリンギン
2018年10月10日 09:23
愛を笑う人を笑ってはいけない愛を失ったことがある証拠正しいことはできなくてもより良いことはできるかもしれない革新は人間が成すこと拳銃は数人しか殺せない僕は死ぬ前に君が健やかに眠る夜を作りたい砲撃におびえず分断に嘆かず語らいの礎を作りたい僕は死ぬ前に誰もが休む小屋を作りたい兵士と君と傷ついた子ども手を取り合って誓う響きを奏でたい願いを忘れた人を笑ってはいけない願いを裏切ら
2018年10月9日 13:07
長男が友達に石を投げた前から公園で仲間外れにされていただけでなく年下からもバカにもされていた今日もそんな感じで腹が立って石をなげたらしいそうしたらその年下の子に石があたった一応友達だ妻からその話を聞いた長男を連れてスーツを着て謝りにいった相手方の玄関を開けたら下が血まみれでお母さんが出てきて「全然大丈夫ですよ」って「全然大丈夫ですよ」ってそして「うちの子がいつもひどいことを言っ
2018年10月5日 14:02
給食を食べるのはあと何回だろう先生の授業はあと何回だろう爪を切るのはあと何回だろう歯を磨くのはあと何回だろうピノキオを読むのはあと何回だろうブランコに乗るのはあと何回だろうこの自転車に乗るのはあと何回だろうピアノが欲しいと思うのはあと何回だろうお父さんとお風呂に入るのはあと何回だろうお母さんにキスするのはあと何回だろう姉さんにおやすみというのはあと何回だろうふきのとうを