- 運営しているクリエイター
#旅行記
<旅行記>初島―伊東―熱海(前編)
住民票のある区からの料金補助を利用して、初島観光を兼ねて伊東の温泉宿へ行った。五月の長い連休が終わり、観光客が減る頃合いとなった頃の平日に、一泊二日で旅したのだが、「金と暇の有り余っている老人」たちと「円安の恩恵を満喫する外国人観光客」が意外と多くいて、のんびり・ゆっくりという感じにはならなかった。それでも、電車やレストランなどで行列を並ぶことはなかったので、まあ、良いタイミングだった。そして、
もっとみる<旅行記>二泊三日、道東と知床の旅(前編)
知人が釧路に転勤になったので、会いに行くことを考えた。しかし、お互いの都合を調整するのが面倒なのであきらめていたら、家内が「私は室蘭出身だけど、道東は行ったことがないし、知床にも行きたい」ということで、学校が夏休みに入る前、つまりハイシーズンになる直前の時期に、釧路・川湯温泉・知床・網走を訪ねることにした。
もちろん、スケジュール作成は、我が家の「ツアーコンダクター」あるいは「旅行代理店」で
<旅行記・エッセイ>『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』から、アカバとマントンの項目を抜粋して紹介
私は、1987年から2023年までの間、仕事と観光で世界の多くの都市や地域を訪問しました。その時の印象をエッセイにしたのが『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』です。25の都市または地域について、それらの一般的な紹介と私が訪ねたあるいは住んだときの出来事や記憶、そしてそれらから想起したあれこれをエッセイにしています。全部で58,000字の長文になるため、いきなりnoteに掲載するには長期にわた
もっとみる<疑似旅行記>千鳥ヶ淵ー靖国神社ー銀座ライオン7丁目店
85歳の実母が、「冥途の土産に、千鳥ヶ淵と靖国神社の桜を見たい」ということで、昨20日、お天気が良いので急遽花見に行った。当初は23日の満開の頃を予定していたのだが、どうやら雨が降るとの予報なので、三分咲くらいだが、それでも出かけることにしたのだ。
実母とは錦糸町駅で待ち合わせた。これには理由があり、実は近々に保険証が使えなくなるというので、実母もついにマイナンバーカードを申請することになり
<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その2)
3回連載の2回目です。玉造温泉、境港、隠岐の島と旅を続けます。説明のためもあり、(その1)より画像が多くなっています。途中、思わぬアクシデントがあり、私の心は乱れ、そこから回復していく過程になります。
3.玉造温泉から境港へ
翌朝、朝風呂に入った後、次の目的地である境港に向かうため、ホテルからタクシーで駅に向かった。玉造温泉駅に着いた時、またもや想定していた列車が運休していて、駅舎で1時間
<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その1)
(注:長い紀行文です。一度に読むのは疲れるかも知れません。・・・かなり長いので、3回に分けて掲載することにしました!)
2012年に日本からマレーシアのコタキナバル(ボルネオ島)に転勤し、その後2016年にヨルダン、2019年にルーマニアに転勤した。そして、今年3月中旬に10年ぶりに日本に戻り、月末には晴れて定年退職を迎えた。
これまでは1ヶ月の一時帰国が数回あったが、毎回自宅の整備や運転
<旅行記>鬼怒川駅-龍王峡-星野リゾート(温泉)-東武ワールドスクエア1泊2日の旅
日本へ一時帰国したときは、かならず温泉に1泊する。そもそも、日本に帰ったその日には、すぐに自宅の風呂を沸かし、湯船に心ゆくまで浸かる。日本で生まれ、日本人であることを最高に幸運だったと思う瞬間だ。
だから、温泉の露天風呂に入ったら、もう気分は天国だ。そして、それが自然の美しさも伴っているところであれば、あらゆる病気も直ちに快癒するような気分になってしまう。実際、私のバネ指や脊椎管狭窄症は今回の温