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ギランバレーに恋をして⁉️

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“ある朝目覚めたら立ち上がれない 御飯たべようにもお箸🥢持てない” でも 仕事に行かないと 這って行きましたが….. 一秒でも早い診断と 治療が必要な難病だった。 細やかな所見か…
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2023年1月の記事一覧

雪景色  バンって…

雪景色  バンって…

バンって….

撃ち抜かれてしまった….
半年も寝たきりでまともに
歩けなかったのに
お箸さえ持てなかったのに
重力に 打ち勝て無かったのに

厳つい顔のおっさんは

バンって….

noteを 読みながら 頭の中は
景色とセリフが 流れてくる

そんな
おじさんや おばちゃん達はいっぱい居るんだろう

“凍ってるね”って言われたら
この景色が浮かび

頭の中は この曲がエンドレスで流れる

“馬

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朝 目覚めれたら….

朝 目覚めれたら….

御意 

よく言われる…

目の前の光景を 愉しみながら
切り取っている

何気ない毎日だけど
側から見たら ネタらしい

イベントは 一日一つあればいい
回復期リハビリも イベント

それ以外は….
noteを 描いている

そう 何にもやっていない

御意

昨年は 凍える誰も居ない 温水プールで ひたすら一人 泳いでいた。

生を繋ぐのに 一生懸命だった
いい身体に仕上がった
結果 鍛えた筋

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静かに過ごす時間が、必要です。

静かに過ごす時間が、必要です。

大寒波がやって来る

西の山を眺め
谷間から望む山は雪

しばらくしたら 里に降りてくるだろう

“お籠り”には 丁度良い

いつしか 部屋に居る時間が 日常に
なっている。

そんな時は ゆっくり ゆったり
noteを 読み返す。

気が付いたら 1200投稿
春になっても 消えないくらい
降り積もり 重なっている

色々な景色 その時の
感情が 見え隠れする

今朝 ふと つぶやいた。

12

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カメラを持って 街へ 

カメラを持って 街へ 

街に 招かれた

山と川と雲と花を 眺めて暮らす日々
今日のイベントである

何気ない景色を 切り取りに

客引きのお兄ちゃん
お姉ちゃんが 声をかけて来る

次から次へ
色々な切り口
そんな口上を 聞き流す

蛤に ドジョウ

普段観ない景色に
レシピが浮かぶ

眺めているだけで
愉しい気分になって来る

出汁を謳う おでん屋
串を語る 揚げ物屋
混沌とした 大衆酒場

誰も居ない ......

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旅のエンドロール 浮世雲

旅のエンドロール 浮世雲

馴染みの寿司屋の大将は呟く

“浮世雲さんのnote ふくみたっぷり
過ぎて いきなり 読んだ人
何が 言いたいのか 訳わからないですよ”

“ギランバレーになる前から 知ってるから わかるけど ….”

横で 微笑みながら 聞いていた
若過ぎる女将は 呟く

“全部 読んでます(笑)”

“そうなんよ この話の前振りは
三ヶ月まえにして あって
ここに 繋がる訳でして”....

“そんなの わ

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“無我霧中”  旅の徒然 浮世雲

“無我霧中” 旅の徒然 浮世雲

朝目覚めれた
目の前は この景色

“無我霧中”

深い深い霧に包まれて
色彩を忘れた水墨画のような 景色

美しい

凍える中 しばし眺める

深い深い霧は 晴れない
急ぐ旅で無し....
湯に浸り 霧を眺めて....

少し 晴れて来た

“何しよう”

やっと そんなことが 思える朝 
霧深い 非日常の空間 
宿を後に 前の茶室は お休みらしい

そうだ 美術館へ行こう

岡田美術館で 伊藤

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“無理はしないように” 雪山に ギランバレーを想う  浮世雲

“無理はしないように” 雪山に ギランバレーを想う  浮世雲

“如何ですか?”

主治医は 呟く

ここは回復期リハビリテーション病棟

“先生 二日旅に出ましたら
戻ってから しっかり いつもの
ように 寝込みました 二日半”

いつもの事ながら….
体力気力は 
以前の千分の一にも満たない

“こんなに長期に ギランバレーの患者さん看た事無いけど あそこまで基礎筋肉落ちると
なかなか 回復しないんですね”

文献には書いてあるけど

“先生 誰も筋肉痛起

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逢花打花 逢月打月  旅の出逢い…浮世雲

逢花打花 逢月打月 旅の出逢い…浮世雲

雨が降り出し 宿に籠る
宿の玄関にかかる書に魅せられる

宿のコンセプトが 描かれている

何が言いたいか
余計に わからない…,
ならば

“その瞬間 生きて
その瞬間 死んでいる
今を 生きる”

浮世雲

玄関横 
屏風で仕切られ 立礼台が置いてある

年末 震える手を 見た坊は呟く

“それでは 初釜は 無理だ”

残酷だが 現実だ
初釜の お招きを 辞退した

“手習いは 無いのですが”

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薔薇と戯れる朝に 浮世雲

薔薇と戯れる朝に 浮世雲

旅から戻り 寝込む日々

相変わらずだけど エネルギーを
使い過ぎたようで

しょうがない….
ギランバレーは 悪くない
これでいい

凍える朝

そんな時は 
薔薇を眺めて 
薔薇と戯れる

投げ入れた花束の薔薇

花器に合わせて 生けていく
薔薇の機嫌を 伺いながら
花器を選び

舞うように 
歌うように
囁くように 
呟くように
…….
それぞれの薔薇に合わせて

なんの手習いも あるわけで

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富士は何処へ 五里霧中の世界へ  旅の徒然 浮世雲

富士は何処へ 五里霧中の世界へ  旅の徒然 浮世雲

旅は始まる

曇りの天気予報は 外れ
暖かな晴天に

“屋根の無い車に すれば良かったか?”
そんな 事さえ 思うくらい

思っても 言葉にすると 
今 乗ってる 赤い亀号が 拗ねるから
言わないけど

サービスエリアでこの景色をみたら
ホッとする

“三つ子の魂は百まで”
御意である

小腹が、空いたので…
餃子も有名なんだなと

摘んでいると 
作業着姿のおっちゃんが やって来た
そう 此処に

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入学祝い 薔薇の花束を…浮世雲

入学祝い 薔薇の花束を…浮世雲

ギランバレー
回復期リハビリテーション帰り
久しぶりに薔薇を買った

真っ赤な薔薇を
真っ赤なシートに預け…

“どうしたの? これ”
花瓶に投げ入れた 薔薇の花束に
皆は問う

“誰もくれんやろ”

厳つい顔のおっさんは 自分で買う

投げ入れた花束の薔薇達
慣れてきたのか 緊張が解けたのか
膨らみだしてくる

包みから出して

薔薇を眺める

美しい

“何故に薔薇?”
誰もが聞く 

“薔薇

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“旅を重ねる”  プロローグ

“旅を重ねる” プロローグ

また 旅?
そう 旅
旅を重ねる

気負わず 力が抜けた旅

重力に打ち勝てないくらい
全く力が入らなくなったから...

本来の力の入れ方を 
身体が 覚えるまで
旅を重ねる

川と山と雲と花を 眺める日常

海も見たいし
雪も見たい
温泉にも 浸かりたい

朝目覚めれたら
何食べようしか 思えなかった一年

何したいって 尋ねられても
今日 生を繋ぐのに精一杯で
......

旅の準備は そ

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初夢な旅のエンドロール  浮世雲

初夢な旅のエンドロール  浮世雲

クリスマスの賑わいが
さっと引いた師走の末
着物蔵から 一枚の襦袢を持ち出す

部屋の着物掛けに 飾る

煤払いに 大祓 正月の準備
慌ただしくも 愉しい日々

目が覚めれて いつも 眺めて

新年旅に出た
始まりは 朝の景色から

気がつくと 朱に魅せられ

海に居た

招かれた宿は 竜宮城

日の出を眺め
不思議なご縁だと 言われ
浮き富士に魅せられ

お伊勢に呼ばれ
荒御魂に 震える

旅か

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お伊勢に呼ばれて  御参りを  旅の徒然 浮世雲

お伊勢に呼ばれて  御参りを  旅の徒然 浮世雲

一富士
二鷹
ここは 伊勢

Google先生は大渋滞を告げる
皆がナビで動くから大渋滞
参道まで辿りつくのだろうか?
相変わらず並ぶのは 大の苦手

でも 大丈夫
“お伊勢に呼ばれたから”
かつて 自転車で走った道を行く
ほんの数分走ったら
一番良い 駐車場が空いている。

皆さん 並んでる

すごい人だ
ただ
その中の1人でもある

招き猫は 眠たげで

御参りを させていただこう

日の丸が

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