有名人が集まった。ただいま里帰り中 ミネアポリス美術館の名品

まさに「名品」揃い。ミネアポリス美術館(アメリカ・ミネソタ州)の日本絵画コレクションが里帰りしています。江戸から近代絵画の流れを網羅した、とても充実した内容です。 曽我蕭白のスピード感が凄い結論から申し上げますと、曽我蕭白の『群鶴図屏風』が素晴らしかったです。 この松(松ですよね…

若冲 澤田瞳子著 文春文庫(2017年4月発行)

これは広く知られるようになり、一大ブームを巻き起こした伊藤若冲を主人公にした長編小説です。2013年から2015年にかけてオール讀物に連載されており、8つの物語から構成されています。 ちなみに自分は若冲を「奇想の江戸挿絵 (集英社新書ヴィジュアル版)  辻 惟雄著」で知りました。手元の本が見つ…

雄しべがふぁっさーとなっている黄色い花の話

皆さん、こんにちは。あゆですしです。 5月の下旬、近所を母と歩いていると、花壇にタイトル画像の花が咲いていました。 この花、ぱっと見は黄色くて可愛いらしいのですが、私は集合体が苦手なので、この雄しべがふぁっさーとなっているのが少し気持ち悪いなと感じました。 「雄しべがふぁっさーと…

伊藤若冲について

 私は模写を通して絵画表現を学ぶということを大学院でやってきていたのだが、その中で興味を持ったのは伊藤若冲だ。若冲は江戸期に活躍した画家である。日本絵画の中では有名な方に入ると思う。一度は耳にした人も多いのではないだろうか。  若冲が注目され始めたのは比較的最近であり(大体1960年…

【美的なるものを巡りて 日本美術・絵画編1】英語翻訳版も2021.5 同時発売

このたび、Amazon本・書籍サイトより 電子書籍 2021.5~新発売 琳派の源流 本阿弥光悦から俵屋宗達、尾形光琳、江戸琳派の酒井抱一、鈴木其一さらには、葛飾北斎、歌川広重、伊藤若冲などから20作品をご紹介しています📘 英語版は、ア一ト鑑賞とともに 皆さまの英語学習にもお役にたてます。 どうぞ、…

朝の投稿、見出し絵がひどすぎたので、細かめの絵を再投稿!〜持ち歩きカレンダーより

これは、何カ月か前に描いた、龍の絵。たしか伊藤若冲さんの真似をしてみたもの。 私は、スケジュール帳を使いこなすのが苦手で、後ろの方の罫線付きメモや、時間で区切られているタイプのものなど、買ってみてもほとんど使わず、書きたいことは、狭いところにびっしりで、よく見えない、といった使い…

【伊藤若冲】を褒める

《細やかで鮮やかな手法を持つ日本最初の前衛画家》 澤田瞳子さんの『若冲』という小説に出会ったのは2015年のことでした。それまで、あまり興味の持てなかった伊藤若冲に惚れ込むきっかけとなった作品でもあります。そこには、若冲を取り巻く多くの人間が登場して、彼の人生を彩ります。池大雅、円山…

Travel for Eternal Beauty Japanese Painti…

「美的なるものを巡りて」日本美術・絵画編1の英語版 「Travel for Eternal Beauty Japanese Painting1」を、このたびAmazon/ 本・書籍サイトより発刊・発売開始しました。  琳派の源流である本阿弥光悦、俵屋宗達から尾形光琳、江戸琳派の酒井抱一、鈴木其一、狩野派・狩野永徳、長谷川等伯、伊藤…

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今日の錦市場。

生を讃える若冲

みんな大好き、展覧会があれば大行列の伊藤若冲は江戸時代の画家です。 元々は京都錦小路の大きな野菜問屋の若旦那だったそうですが、どうしても商売や寄り合いに馴染めず、23歳ごろ?狩野派の画家の門を叩き、絵の基礎を学びます。 基礎が身につくと、狩野派に収まることを良しとせず、中国絵画の模…