ワキマル・ジュンイチ(Junichi Wakimaru)

ワキマル・ジュンイチ(作曲・ピアノ) 音楽配信→https://www.tunecore.co.jp/artist/Junichiwakimaru  ピアノトリオwarp jam→ https://note.com/warpjam

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ワキマル・ジュンイチ(作曲・ピアノ) 音楽配信→https://www.tunecore.co.jp/artist/Junichiwakimaru  ピアノトリオwarp jam→ https://note.com/warpjam

マガジン

  • 徒然なるままに

    日記、というよりはメモのようなもの、ということもありまして、『ですます調』ではないことを予めご了承ください。ただ、突然『ですます』調が出てきた場合は大目に見てくださいませ(大抵は告知関係の場合そうなります)。 文中に出てくる内容は、日常のこと以外はおそらく、本、アート、そして自分の専門の音楽の話が多めになると思います。 (テキスト書きは2020年2月18日で第1期終了後、7月10日より不定期で投稿しています。2020年4月14日より音楽ファイルを日々アップしていましたが2020年8月15日で毎日の更新は終了しています)

  • ワキマル・ジュンイチ blog

    作曲家・ピアニストであるワキマル・ジュンイチのブログです。

  • ピアノ曲・即興演奏

    ピアノなどの鍵盤楽器による楽曲や即興演奏を中心にアップしています。

  • 即興演奏のススメ

    即興演奏を通して少しずつ音楽理論も覚えられる、やがて作曲も。そんなマガジンを目指しています。 まずは楽器に触れてみましょう。理論は後からついてきます。

  • warp jam

    warp jamはピアノ・ベース・ドラムによるトリオ編成のバンドです。 こちらではバンド情報の他、音源などもアップしていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

water piece JAN. 21, 2019

『水』というテーマで即興演奏したピアノを軸に構成された楽曲です。 (追記)その後、2023年にリリース開始しました「音日記 2019-2022」という配信アルバムに「water piece」というタイトルで収録されています。是非こちらもよろしくお願いいたします(URLを押していただければTunecoreのアルバムページをご覧いただけます)。 Tunecore→https://linkco.re/4ZgF8DTv?lang=ja

    • 言葉と音楽

      昨日は親戚のお通夜で、その食事の席でお二人の僧侶の方々とお話をする機会を得た。 デュオのお経が心地良かったということを、もっと丁寧な言葉でお伝えしたら、そういう話が普通は出ないので、とそこから話に花が咲いた。 二人以上のお経は声明を思い出すこととなった。西に東に違わず宗教的な音響はある種のトランスを引き起こし没入させる側面があるが、昨日のお経はトランスという言葉の持つ印象よりも暖かいものを感じた。 一人でもなく大勢でもないというのがそう感じさせたのかもしれない。 トランス、

      • 尺八アンビエント続編

        作編曲で携わりました尺八奏者・石垣征山さんのアンビエントシリーズ、おかげさまでSpotifyで13万回再生を超えた楽曲もございますが(「ease」という曲です)、今回も『calm』と『eternity』がそれぞれ4曲入りで11月1日より配信スタートいたしました。Spotify、AppleMusicなどの音楽配信サービスでお聴きいただけます。(UNIVERSAL MUSIC LLC) こちら「calm」と「eternity」のURLです。 これからもリリース続きますので、また

        • 今年は能楽へ

           今年は前々から行こうと思っていた能楽にようやく足を運ぶようになりました。お能の持つ独特の時間軸などには感覚的に影響を受けていたつもりではありましたが、映像で見ることはあっても、実際に行くということはそれまでありませんでした(ちなみに「お能」という言い方は作曲家の故・湯浅譲二さんが自分が大学院のときのゼミでおっしゃっていたものです。湯浅さんの作品には「葵上」という野村万作さんとの電子音楽作品があります)。 7月の納涼能は14時から17時半過ぎという長いものでしたが、入門編とし

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          ドリーマーズ・サーカス

          昨日はドリーマーズ・サーカスのライブへ。デンマークのトリオの皆さんのサウンド、とても素晴らしかったです。 それぞれの受け持ち楽器の他に、例えばヴァイオリンのルネさんは曲によっては鍵盤系を担当したり、シターンという擦弦楽器担当のアレさんは木靴のフィドル(クロッグ・フィドル)の他、ヴァイオリンも担当するなど、皆さん多彩な才能をお持ちでした。ニコライさんの奏でるアコーディオンとルネさんのヴァイオリンとのユニゾンがカッコよく、そして沁みました。今日から福井での公演でその後ほどなく銀

          Dimanche No. 2 - Piano version, June 2024

          6月に神楽坂THEGLEEからピアノソロでオンラインライブを行ったのですが、その時の演奏から自作曲「Dimanche No. 2 」を10月24日から配信いたします。 今回アップしたものは短いものでして、実際は6分ほどの楽曲です。 Dimancheはフランス語で日曜日、もともとDimancheという曲をシャガールの同タイトルの絵画からインスパイアされて作ったのですが、今回のNo. 2は、小学生の時の静かな日曜日の午後を思い出して作った曲です。 ジャケットは今回も自分で制作いたしました。 THEGLEEさんは惜しまれつつも閉店されたので、そこでの最後の演奏となりました。 お聴きいただければ幸いです。フルサイズは21日以降、下記リンク先からお聴きいただけます(AppleMusic、Spotifyなどのサブスクの他、iTunesなどでもダウンロード可能です)。 https://linkco.re/bGCU48qN

          【新神戸アート探訪】デ・キリコ、横尾忠則、他。

          連休最後の日に新神戸へ。有馬温泉が元々の目的なのですが、都内でやっていたときには行けなかったデ・キリコ展が神戸市立博物館でやっているとのことで行くことに。また、横尾忠則さんの美術館もあるとのことなので行くことにしました。 有馬温泉に行くのは初めてです。新神戸は、演奏のお仕事でにっぽん丸に乗船したときに降りましたが、そのときはそのまま新幹線で帰ってしまったので、こちらもほぼ初めてと言って差し支えないと思います。 お昼に着いてまずは腹ごしらえということで、1924年に神戸で創業し

          【新神戸アート探訪】デ・キリコ、横尾忠則、他。

          フォロン、出光で若冲

          久しぶりに東京ステーションギャラリーへ。 ジャン=ミッシェル・フォロンの作品を、年代別ではなくテーマでまとめた展示はフォロン初心者の自分にもわかりやすくて良かったです。色彩もドローイングももちろん素晴らしいのですが、作品の根底にあるものを知るといろいろと考えさせられます。 その後、予定にはなかったのですが、出光美術館が帝劇ビルの建て替えに伴い休館になるので行ってきました。何度となく見てきた若冲の「樹花鳥獣図屏風」いきなり最初に展示されていたのでびっくりしましたが、この作品は

          AppleMusicのプレイリストに入りました

          自分が参加しているwarp jamというインストピアノトリオが8/26に配信スタートしました『変身』という楽曲が、Apple Musicの"ジャズシーン:日本"にプレイリストインしました。 前回入りました『Heaven's bridge』は今はもう入っていないのですが、『変身』は今のところ入っていますので、もし、よろしかったらこの機会にでもお聴きいただければ幸いです。 こちらは各種サブスクへのリンクです。 『変身』の動画はこちらです。

          AppleMusicのプレイリストに入りました

          ホワイトノイズによる《イコン》

          作曲家の湯浅譲二さんがご逝去されました。 自分は大学院での2年間、毎週先生のゼミに行くのが楽しみでした。授業が終わった後も、先生と学生たちでコーヒー屋で話ができるという、贅沢な時間でした。あの2年間、自分は確かに湯浅フリークだったかと思います。 毎年学生が主催してきた『ミュージック・パーセプション』という発表の場が当時ありまして、その開催を進行する番が自分たちの学年(大学院2年)に回ってきました。 私の実家にオープンリールがあったことから、先生がお持ちだった先生の作品の録

          ホワイトノイズによる《イコン》

          ゲストでの即興演奏(番外編)

          今回は、今年の4月にチェロの松本ゆり子さんが主催していらっしゃいますStudio Liveにゲストで参加させていただいたときの即興演奏をアップさせていただきます。 松本さんには、自作品の初演などでかれこれ十数年お世話になっておりますが、2020年からはチェロの独奏曲も継続して書かせていただいております。 下記リンクは、独奏曲の一つで、「okinawa piece for violoncello」という曲です。 私のピアノソロの即興的作品「okinawa piece」という曲

          ゲストでの即興演奏(番外編)

          (5) モードで即興演奏 その3

          「モードで即興演奏 その1」の続きとなります。 今回はリディアン・モードでの即興演奏となります。 全て白鍵での演奏なので、CメジャーやAマイナーなどの白鍵を使う音楽になってしまいそうなのですが、ルート音(根音)であるF(ファ)を基調にすることを心がけて演奏してみました。 ちなみに最近の音楽制作で使うDAW(Digital Audio Workstation)はフリーテンポ録音機能がついているので、クリックに合わせなくても録音後、データ化しやすくなりました。ただ、楽曲の感

          (5) モードで即興演奏 その3

          世界に5台のみというグランドピアノで即興演奏(番外編)

          今週の月曜日、7月15日の海の日はHIDE×HIDE三尺秀水のライブでした。 月イチのこのライブ、100回以上開催されていますが、今月から新たにMZES TOKYO(エムゼス東京)さんで行うことになりました。 会場の雰囲気はこんな感じです(リハーサルの時の画像です)。 おかげさまで、楽しい雰囲気の中ライブを終えることができましたが、ここのグランドピアノが、世界に5つしかないとのことで、どんなピアノなのか楽しみにしていました。制作したメーカーは河合楽器です。 上の画像、最

          世界に5台のみというグランドピアノで即興演奏(番外編)

          (4) モードで即興演奏 その2

          「モードで即興演奏 その1」の続きとなります。 今回はフリジアン・モードでの即興演奏となります。 今回は曲中にEのフリジアンからCのフリジアンに変わり、最後にまたEに戻ります。 ちなみにエヴァンゲリオンの劇中曲で有名なこちらの楽曲もEのフリジアン・モードで作られています。他の方がアップされているYouTubeの動画です。 ちなみに、第三音(ソ)と第七音(レ)を半音上げますと、ジプシー音階になります。 自分がすぐに思い浮かべたのはこの曲です。こちらも他の方がアップされ

          (4) モードで即興演奏 その2

          (番外編)オンラインライブでの即興演奏

          今回は番外編としまして、先週に開催しました『水曜日のピアノフォルテ2』というオンラインライブからの動画をご紹介したいと思います。 そのライブでは、最初の 約50分間は即興演奏のみ行いました。曲数的には10曲分ほどになりました。ものによっては13分くらいのものもあれば1分ほどの短いものまで、という具合です。 今回ご紹介させていただきますのは、その即興演奏のセクションの最後の曲です。主にエオリアン・モードでの即興ですが、所々そこから外れた動きも見せています。 当日のプログラム

          (番外編)オンラインライブでの即興演奏

          (3)モードで即興演奏 その1

          今回は、前回の『白鍵のみで即興、アンビエント・ピアノのススメ』の続きとなります。 こちらが前回ご紹介しましたドリアン・モードです いわゆるドレミファソラシドは、英語ではCDEFGBC、ドイツ語ではCDEFGAHC(発音はツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェーに近いもの)となります。 ここではコードネームにも一般的に用いる英語を使って表記をしたいと思います。 このドリアン・モードはレで始まっているので、つまりDのドリアン・モードとなります。 このドリアン・モー

          (3)モードで即興演奏 その1