孔子縞于時藍染①~道徳だらけの山東京伝の黄表紙
格子模様の染め物が流行るという意味に、孔子の教え、儒学を引き継いだ朱子学が、幕府の学問としてあったが、その教えが、寛政の改革(1787~1793)とともにますます広がっていくという意味のタイトルで、当時の世の中を茶化して描く。寛政の改革では、学問や武芸が奨励され、倹約が奨励された。
派手な模様のファッションが禁止されたので、格子模様のいろいろなデザインが流行のファッションとなる。孔子の「論語」はよく読まれており、教えをアレンジした道徳、心学も流行していた。そんな時代に、道