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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開か…

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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開かれた 今輝いて駆け出すよ」 という詞が好きです。 ささやかな言葉やありふれた風景に、 五感で感じる微かな違いに、今日も 心地よさとの出会いに期待しよう。

マガジン

  • 好奇心にジャンルはいらない。世界を感じ、知るを楽しもう

    好奇心を持ち続けたい。知らないことを知ることで、新たな世界が広がっていく。どんなことにも、つながり、関係性を感じることで、自分にとっての世界が広がっていく。

  • 建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい

    建築には、それらを作った人の思いが詰まっている。そんな思いを感じることができればと、建築を見に足を運びます。

  • まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう

    ざわめき、香り、空気、光、そこに行くことで気づくことがある。訪れる季節、時間によっても、それらは表情を変える。まだ見ぬ建物や風景に会いに行こう。

  • うつわの魅力は眺めることと使うこと。想像力が刺激される

    うつわの世界は限りない。さまざな技法、窯元の個性、一枚一枚の柄や色、そして焼き加減。同じデザインでも器によって違いがある。

  • 植物の名前を知れば世界が広がる

    自然が織りなす色や形に魅了されている。観葉植物が少しずつ成長していくのを眺めたり、切り花の香りを楽しんだり、ドライフラワーを組み合わせるも楽しい。植物や花で日々に彩りと潤いを。

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豊かな自然と散りばめらたアートの数々

色色色 チェ・ジョンファ ANOTHER TIME XX  アントニー・ゴームリー 月の木  勅使川原三郎 いずれも国東半島アートマップより引用 国東半島といえば、国東半島芸術祭(2014年)で 制作された恒久設置作品が9点が点在している。 また、2021年に、国東半島カルチャーツーリズム により5点の作品が追加設置されている。 国東半島は、神仏に見守られた神秘的な場所。 豊かな自然と散りばめられたアートの数々は、 大好きな新潟の大地の芸術祭と通じる所がある。

    • ごみ処理場は美術館のようにも

      大阪の舞洲で見たフンデルトヴァッサーにより手掛け られたごみ処理場。圧倒的な造形が散りばめられて、 その建物は造形自体で自然を目指し、緑にも包まれて。 NIMBYは、そばにあってほしくない施設を指す言葉。 デンマークでは、その発想は大きく転換されていた。 そして日本には、美術館のようなゴミ処理場がある。 広島市環境局中工場。その建物は建築家の谷口吉生氏 によって手掛けられた。清掃工場に美しいという言葉 はイメージしづらいが、その建物には美しさが漂う。 平和記念公園とつながる

      • フンデルトヴァッサー建築を見に行こう

        スポーツ観戦に訪れた舞洲だが、目的はもうひとつ。 日本に建てられたフンデルトヴァッサー建築といえば アリーナへの道中で通りがかったスラッジセンターと もう一つはゴミ処理場の舞洲工場。2001年竣工の建物 で、内部の見学に予約が必要なので今回は外部だけに。 それでも建物の面白さを十分に感じることができる。 フンデルトヴァッサーの焼却場はウィーンにも フンデルトヴァッサーによってデザインされた舞洲の ゴミ処理場。間近で見ると、その迫力ある造形にさらに 圧倒される。とてつもない

        • たまにはスポーツ観戦に訪れて

          あまり訪れることのないスポーツ観戦だが、チケット が手に入ってたのでせっかくなので観戦に出かけた。 2月初旬の頃で、3ヶ月ほど前のことを綴っている。 場所は大阪市の舞洲にある、おおきにアリーナ舞洲。 ここは大阪エヴェッサのホームアリーナ。でも今回は バスケットボールではなくて、別のスポーツの観戦に。 箕面市を拠点とするサントリーサンバーズ そのサンバーズは前回のリーグで優勝に 8年前の旅行のこと。子どもたちは大きくなって 長男は高校でハンドボール、次男は中学でバレーの

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        豊かな自然と散りばめらたアートの数々

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          187本
        • まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう
          218本
        • うつわの魅力は眺めることと使うこと。想像力が刺激される
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        • 植物の名前を知れば世界が広がる
          17本
        • アートはよくわからない、それも含めて楽しい
          59本

        記事

          けいはんな学研都市に広がる風景へ

          様々な建物が建つけいはんな学研都市へ 紹介動画でけいはんな学研都市の全体像を知る けいはんな学研都市の正式名称は、関西文化学術研究 都市。京都、大阪、奈良の3府県にわたり、12の文化学術 研究地区として分散配置されて、つくば研究学園都市 とともに国家的プロジェクトに位置付けられている。 今回訪れたのは中心地区となる精華・西木津地区 学研都市は文化、学術、研究の新たな拠点として、民間 の力を活用し、未来を拓く知の創造都市の形成を目指 されている。そこでは、産学官住の協力

          けいはんな学研都市に広がる風景へ

          国立国会図書館関西館の隣には

          自転車の旅では建物や空間を楽しんで 大阪から南に下り、山を越えると大阪、奈良、京都の 3府県にまたがり広がっているけいはんな学研都市。 1987年から整備が進み、クラスターとよばれる12の 学術研究地区が分散配置され、150以上の研究施設が 設置されているという。訪れたのは精華・西木津地区。 国立国会図書館関西館の隣の施設も気になる建物だ。 床材や壁材、家具に大奥山の育成材が使用されている 奥大山から届けられるサントリーの天然水 サントリーワールドリサーチセンターは

          国立国会図書館関西館の隣には

          その空間に光はゆらぎ、たわむれて

          心地のよい空間の草々を後にして 今回の自転車の旅では、山を越えて大阪から奈良へと やってきた。草々を後にして東へと進む。広い空の下、 気持ちのよいサイクリング。九州の旅で出会った空を 懐かしみ、また関西でも空を見上げ自転車を走らせる。 長崎の旅で見上げた空を懐かしんで SとN。佐賀にも大きな空があった その建物はガラス張りの国立国会図書館 関西館と 新たに増築された書庫棟を記念して 作成された動画で建物の構成を 2002年に開館した国立国会図書館関西館は、国主催

          その空間に光はゆらぎ、たわむれて

          うつわと空間への旅をもう一度

          ほしだの森を後にして、今回の旅はさらに南へと進む。 しばらくすれば県境を越え奈良県へ。大阪、奈良、京都 は関西の地にて、きゅっと密集している感じで自転車 でも楽しくめぐることができる。そして次に訪れたの は、九州にいた頃から気になっていたうつわのお店。 九州でふれたうつわの世界。その楽しみをもう一度 ほしだの森を後にして、山を越えて お店の名前は、草々。暮らしの中で、身近なものである うつわを届けるお店。毎日手にとって、その形や感触 を感じるうつわ。場所は生駒市の高山町

          うつわと空間への旅をもう一度

          関西の旅を続けていこう

          関西の旅を続けている。京都から始めた旅は北摂へ。 そして今度は大阪を南へと進む。京都、大阪、奈良と 関西の自転車の旅を楽しもう。川を越えて、広がる 空の下、途中に寄り道をしつつ、山を越えていく。 旅をして、旅につながりを感じつつ振り返り ここでは初心者向けの体験講習会も開催されている ぐるりと森に囲まれた星のブランコ 道中に広がる大阪府民の森。今回訪れたほしだの森は 交野市に位置している。ちょっと寄り道のつもりが、 星のブランコまでしっかり歩いて、ほしだの森の風景 を

          関西の旅を続けていこう

          旅の風景につながりを感じて

          昨年の9月末で博多での単身赴任生活も終わり、博多 へは月1,2回程度の出張で訪れている。たまには泊まり も時もあるが基本的に日帰りで。新大阪から博多まで の約2時間半は、単身赴任となる前までに経験済みだ。 旅をするほどに様々なものが目に入り、そのつながり を感じながら旅を続けている。出張も小さな旅の内。 あらためて新幹線の車窓からの風景にも目を止めて。 1957年に操業を開始した徳山事業所 世界は一人ではなく、多様な人に紡がれて 人と人とがつながり紡ぎあげる未来への思

          旅の風景につながりを感じて

          建物と緑と公園施設を楽しもう

          旅の目的は主に建物に訪れることであったが、旅を するほどに目的地は広がり、今では自然が広がる風景 や緑あふれる公園などを歩くのも楽しみのひとつに。 中でも公園で、しばしば見かけるようになったカフェ やレストラン。自然を感じながら、カフェから緑を、 建物と緑の関係を眺め、それらが一体となったランド スケープデザインを楽しむのも旅の目的にもなった。 カフェやレストランが設けられる公園には2017年の 都市公園法の改正で、Park PFI(公募設置管理制度) が活用されるように

          建物と緑と公園施設を楽しもう

          古墳が残る街の中央には

          今回の北摂めぐりは高槻市へ 高槻市は古墳群が残る街。1500年も前の歴史の地を たどり、自転車を走らせて街の中心部にやってきた。 埴輪や古墳の風景を通り過ぎ、新しく建ち並ぶ建物に も立ち寄り、次は中心市街地の先の安満遺跡公園へ。 環濠集落といえば壱岐での風景を思い出す 正面に緩勾配の切妻の屋根。連なるアーチ窓も楽しい レストランのファーマーズクラブも紹介されて 街の中心にできたランドマークとなる安満遺跡公園 4期目となる市長の濱田氏による案内がわかりやすい 20

          古墳が残る街の中央には

          建物をたどりながら高槻市の中心部へ

          旅先では、風景だけでなく建築も楽しんで 古墳の街の高槻。今城塚古墳を後にして、今度は街の 中央へ。旅をすれば、いろんなものが見えてくる。風景 はもちろんのこと、その中に建つ建物もたどっていく。 建物の外壁を見上げてめぐる旅は、今までもこれから も続いていく。そこに込められた意図を感じながら。 できる限り近づいて。工場見学はまたいつか 旧社屋の隣に竹中工務店により手掛けられた ここは地域住民との交流を目指す建物で 広大な敷地には、季節を感じられる庭も設置されて 設計

          建物をたどりながら高槻市の中心部へ

          そして高槻市がほこる今城塚古墳ヘ

          高槻といえば埴輪。そしてはにたん。ハニワをたどり 2019年の日経プラス1で、訪れたい古墳NO.1にも 旅をして、その旅を振り返るほどに、未知なる世界が 広がっていく。ほんの小さな旅でも、日常のささやかな 風景も、角度を変えれば目に入るものは変わっていく。 何気ない街の公園は悠久の時を伝え、歴史館には古代 の魅力があふれ、そして古のロマンを感じる場所へ。 やはり専門家の方の話は興味深い 今城塚古代記念館についてもおさらいして ハニワの聖地の大阪 高槻を振り返る ハ

          そして高槻市がほこる今城塚古墳ヘ

          ハニワをたどって歴史博物館へ

          ハニワ工場公園を後にし、ハニワをたどり次の目的地 の今城塚古代歴史館へやってきた。ここは2011年に オープンした古代を体感できるミュージアムで、高槻 がほこる今城塚古墳について学ぶことができる施設。 歴史館を体感した後は、次は今城塚古墳の風景へ 古墳時代は、3世紀から7世紀にかけての約400年間。 この時期に日本全体で15万基以上の古墳がつくられた という。高槻市や茨木市の一帯は、古代においては三島 と呼ばれた地域で、古墳時代から飛鳥時代にかけて 700基におよぶ古墳が

          ハニワをたどって歴史博物館へ

          日本でも有数の古墳群のある高槻市へ

          the Farmを後にし、またしばらく自転車で。茨木市を 越えると隣には高槻市。日本でも有数の古墳群のある 街でマスコットキャラクターはその名も「はにたん」。 そして次に訪れたのは住宅やマンションの一画にある 古代の埴輪工房と窯跡群の史跡新池ハニワ工場公園。 新池東側の丘陵上にあった最古、最大級の埴輪工場跡 を整備し、マンガの陶板や復元埴輪を通して、楽しく 古墳時代やハニワづくりの様子が学べる公園である。 はにたんはLINEスタンプにも 高槻にあるハニワ工場公園。高槻は古

          日本でも有数の古墳群のある高槻市へ