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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開か…

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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開かれた 今輝いて駆け出すよ」 という詞が好きです。 ささやかな言葉やありふれた風景に、 五感で感じる微かな違いに、今日も 心地よさとの出会いに期待しよう。

マガジン

  • 楽しい旅の振り返り

    旅を振り返れば、様々なことが見えてくる。そしてまたいつかの旅も、思い出して

  • 建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい

    建築には、それらを作った人の思いが詰まっている。そんな思いを感じることができればと、建築を見に足を運びます。

  • 日本建築の持っているしんとした空気。歴史の重みを感じよう

    そこに流れている穏やかな空気、古来から積み重ねられてきた歴史の重みに心惹かれます。この建物が見渡してきた風景、この場所が刻んできた出来事に思いを馳せて、日本建築を楽しもう。

  • アートはよくわからない、それも含めて楽しい

    わからなくたっていい。何か違いを感じることができるなら。日常から離れて、日常を見つめ直すきっかけを探しに、今日もアートに会いに行こう

  • ホテルでの非日常と日常を楽しもう

    非日常を演出する空間もあれば、素朴で生活の延長線上にある空間もある。どちらも、日常に追われる日々の思考を違った角度から見つめ直すことができる場所である。

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イラストから連想される言葉を楽しもう

ディクシットとは、フランスで2008年に発売された イラストから連想される言葉で遊ぶボードゲーム。 まずは、各プレーヤーに6枚の手札が配られる。 語り部役のプレーヤーが、手札から1枚を選び 絵から連想することのできるお題を発表する。 たとえば「こいつは手強そうだ」としてみる。 語り部も含めた全員が、自分の手札から 出されたお題に一番近いと思うカードを 場に伏せて出し、誰がどのカードを出した かわからない状態にして、オープンする。 そして、語り部以外のプレーヤーが語り部

    • 下醍醐の奥に広がる伽藍エリアへ

      醍醐寺の三法院を楽しんだ後は、下醍醐の奥へ 青く茂る桜並木を進むと、その先に仁王門と呼ばれる 西大門が見えてくる。その奥に広がる伽藍に国宝指定 された二つの建物。その日は霊宝館は貸し切りで、見学 はできなかったけど、下醍醐の伽藍エリアを楽しんで。

      • 山科を下った先にある世界遺産へ

        歌人ゆかりの寺院の次は 豊太閤ゆかりの寺院へ。隨心院を後にして、また山科の 街をのんびりと南へくだる。小さな自転車でも十分な 距離で、寺院をたどりながらの山科の旅。次に訪れた 寺院は、古都京都を構成する世界遺産の一つでもある。 訪れたのは本格フレンチが境内にある斬新な寺院の ブランドのコレクションの会場にもなる醍醐寺

        • はなのいろはで始まる和歌で知られる歌人といえば

          勧修寺に広がる風景を楽しんだ後は また自転車にまたがって、山科の寺院をたどる。次は、 はなのいろはから始まる和歌で知られる歌人ゆかりの 寺院へと。時は移り、時代は変わり、形あるものは、姿を 変え、美しきものもいたづらに。限られた時の中で目 の前のものにしっかりとふれて感じる旅を楽しもう。 また梅園沿いに引き返す。正

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        • ミュージアムへのいざない。アートだけではない楽しみがある
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        記事

          山科の地に建つ寺院へも

          新しい建物と空間とカフェを満喫して JR山科駅を出発し、マールブランシュロマンの森に 立ち寄りつつ、南へと下る。名神高速道路を越えて、 西へと進む。目的地まであと少し。途中、名神高速道路 の歴史にもふれながら、次は山科の地に建つ寺院へも。

          山科の地に建つ寺院へも

          緑に包まれた建物に立ち寄って

          JR京都駅の隣の山科駅から始めた自転車の旅は 山科の街をのんびりと走りつつ、まずは緑に包まれる 建物へ。旅先では歴史ある建物とともに、新しく風景 を作り出す建物にも訪れている。新しく建つ建物にも、 いろんな物語があり、それにふれると建物への愛着が 深まる気がしている。いろんな角度で建物を楽しんで。 茶の菓は京都を代表するお菓子にも

          緑に包まれた建物に立ち寄って

          JR京都駅の隣の駅は

          京都の歩きの旅の次は小さな自転車を電車に乗せて 旅は終わり、また始まり、その繰り返しの中で、まだ 見ぬ風景やデザイン、価値観に出会いたいと思いつつ 旅を続けている。次の旅の目的地はJR京都駅を越えて その先へ。少しずつでも旅先のエリアを広げていこう。 2018年にリニューアルした施設で

          JR京都駅の隣の駅は

          京都の旅はおもしろい

          前回の京都の自転車での旅も振り返りつつ 京都の街を自転車でめぐるのも楽しいが、歩きの旅で はまた違ったものが見えてくる。京都には様々なもの が散りばめられ、凝縮されていて、コンパクトなのに 限りがない。noteを初めてからの京都の旅も何度目か だが、訪れるほどに目的地が増えていく気がしている。 ①JR京都駅 街のようなJR京都駅。ここは旅の目的地にもなる ②デュシタニ京都 旅の始めから押し気味で、それでも気になる建物へ ③本願寺伝道院 京都に散りばめられた動物た

          京都の旅はおもしろい

          京都の街でいろんなものを楽しんで

          京都の旅では様々な歴史を持つ寺院をめぐって 智積院に広がる風景を後にし、そろそろ京都の歩きの 旅も締めくくり。もちろん最後の最後まで、京都の街に 散りばめられたいろんなものを楽しんで。歴史のある 建築物や、京都に散りばめられたデザインに目を留め つつ、厚みを増していく建物の連なりをたどっていく。 それは現代的でありながら、どこか懐かしくもある 手かげたのは久米設計。デザインのすべてが印象的で 光井純氏による複雑な形状の車寄せには いつかの街歩きの途中で立

          京都の街でいろんなものを楽しんで

          その寺院は様々な歴史を越えて

          泉涌寺を後にして、京都の歩きの旅では北へと向かい 次に訪れたのは智積院は、全国に3000あまりの末寺を 有する真言宗智山派総本山。智を積むと書く智積院は 学問寺ともよばれ多くの学僧を排出された。その広い 境内に20もの伽藍が並ぶ智積院は400年前、玄宥僧正 によって、様々な歴史を越えてこの地に再興された。 智積院の正式名称は五百佛山根来寺智積院。根来寺と は和歌山にある寺院で、五百仏山(いおぶやま)は その周囲に広がっている。1585年、豊臣秀吉による 根来攻めで灰に帰し

          その寺院は様々な歴史を越えて

          門の向こうの緑に包まれた参道へ

          京都の街並みを楽しみながら東へ進み 住宅街地を抜けて、緑に包まれた通路を通り、たどり 着いたの御寺泉涌寺。泉涌寺が御寺と称されるのは、 皇室の菩提寺•香華院であることから。門の先の仏殿 へ参道を下る。視界は広がり境内の風景が迫ってくる。

          門の向こうの緑に包まれた参道へ

          京都の街を東へと進んで

          記憶をたどり、思い出の中の風景や形へと 今そこにある風景と記憶の中の風景をいったりきたり しながら旅を続けている。目の前に広がる空をたどり、 記憶を手繰り寄せて、そこにある何かを見つめながら 京都の街を東へと進む。目指す場所はまだ先にある。 見上げる空に、いつかの旅の思い出を重ねて 以前の空についての記事もたどったり またいつか京都の宿と、京都の朝も味わいたい

          京都の街を東へと進んで

          風景や形とつながる記憶

          立体的なキャンパスをめぐり 1階に入っているギャラリースペースに立ち寄った。 そこは無料で市民にも開放されている場所でもある。 旅を続けていけば、思いがけない空間や作品に出会う こともある。偶然の出会いを楽しんで、過去の風景や 記憶ともつなげていく。記憶という不確かなものの 手がかりとして、目に映るものや空気感に思いをはせ ながら写真に残していっている。その写真を見返せば、 その時の情景が過去から現在へつながり、記憶ととも に脳裏におぼろげによみがえる。写真は連なり、記憶

          風景や形とつながる記憶

          京都には街のようなキャンパスも

          京都の街のシンボルを後にして 塩少路通りを東へと進む。今日の目的地のひとつは まだ先にある。その前に、途中には2023年に新しく 建てられた巨大なキャンパス。街区にまたがるよう に開かれて建つキャンパスの風景が広がっている。 休日は休館日なので、外からそっと眺めるだけにして

          京都には街のようなキャンパスも

          京都の街を照らす灯台の足元には

          寄り道はほどほどにして、京都の街歩きの続きを 街を構成する様々な建物。この様々な建物が織りなす 京都の風景。新しく洗練された建物もあれば、時代を 超えて受け継がれる建物や、リニューアルされて進化 する場所もある。それらに興味を持ち、目をこらすほど 足取りはゆっくりと、目指す場所は遠くなるが、大きな 意味での旅の目的地は京都そのもの。京都を楽しもう。

          京都の街を照らす灯台の足元には

          街に開かれた美術館にも寄り道を

          西本願寺を後にして 堀川通りを渡り、次は南へ進みまたJR京都駅の方へ。 今回は京都の街を歩いて楽しむ旅。そして歩きの旅 では気になるものがあれば、寄り道を。一応、その日の 予定は決めてはいるが、ずれていくのはいつものこと。 前田珈琲の龍谷ミュージアム店も

          街に開かれた美術館にも寄り道を