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ラーメンの記事でフォロワーを引き寄せる極意! (1)

#アンディ・ウォーホル #ポップアート の分野で成功を収めたのは、アメリカ人に馴染み深いキャンベルのスープ缶、コカ・コーラの瓶、バナナ、マリリン・モンロー、毛沢東といった消費財や有名人を題材にして、広く親しまれる作品を量産したからです。

 ヒマワリや鶏は誰もが知っていますが、ヒマワリでゴッホを、鶏で #伊藤若冲 を超える作品を創るのは非常に困難です。このように特定の対象には歴史的に有名な芸術家が関連付けられています。そのため、誰も取り上げていなかった #商業主義の極み をテーマにした #ウォーホル のアプローチは、まさにコロンブスの卵と言えるでしょう。

 私は #フォロワー 数や読者数に固執するタイプではありませんが、ウォーホルの例を引きながら、日本の迎合主義の極みとも言える #ラーメン をテーマにして、どれだけ読者数やフォロワーが増えるかを実験してみたいと思います。

 ウォーホルに関する記事で、葛西さんから『今のラーメンも和食と言われたときに「そうだなぁ」と反論できませんでした。』というコメントをいただきました。そこで、ラーメンが国際的に和食として認識されているかどうかを検証してみようと思います。

 私は中国の主要都市は全部訪問していますが、訪問の目的は主に以下の五点です。一、ビジネス、二、武術道楽、三、美食道楽、四、茶道楽、五、硯道楽。中国の硯は唐硯といいますが、その中でも端渓硯、歙州硯、澄泥硯は特に三大名硯として有名で、古端渓の硯は驚くほど高価です。

 私の #食道楽 は、訪問した地域でしか食べられない料理を楽しむ道楽と、 #B級グルメ 的な麺類の愉しみに大別できます。私が食べた中国の麺類は何百種類もあり、その加工方法は大きく分けて、切る、型から押し出す、削る、捏ねる、弾く、引っ張る(拉)の6つに分類されます。漢字で『 #拉麺 #拉面 )』と書かれるラーメンは、厳密には『拉』、つまり引っ張る方法によって加工された麺を指します。中国では、兰州拉面が特に有名で、この拉面の定義は以下のビデオのように味付けする前の麺の加工法のことを差します。

 中国で十大麺と呼ばれている物には、河南烩面、北京炸酱面、山西刀削面、杭州片儿川、昆山奥灶面、镇江锅盖面、四川担担面、武汉热干面、吉林延吉冷面があります。私の好物は #香港海老雲呑麺 ですが、中国では香港麺は十大麺には含まれず、しかも、食事ではなくスナック扱いです。これらの中国の麺類は何れも日本の #支那蕎麦 、醤油、味噌、塩、 #豚骨ラーメン などとは完全に異なるものです。

 中国人や中国以外の #華僑 は、日本のラーメンを『 #日式拉麺 』として中国の麺類とは明確に区別しています。単に『拉麺』と言った場合、それは日本独自の食品であると位置付けられています。日本でラーメンが普及し始めたのは1900年代からで、すでに100年以上が経過しています。よって文化庁の定義によれば #ラーメンは日本の食文化 に該当します。

 文化庁が『 #100年フード 』として認定している中には、 #苫小牧カレーラーメン という意味不明なものも含まれています。文化庁が日本の食文化を守るべき存在であるにも関わらず、このような認定を行うことが日本の食文化を破壊していると批判されています。所謂、 #カレー が和食と言えなくもないことは、Suzzyさんの記事を読むと分かるでしょう。

#とまこまいカレーラーメン 』が文化庁『100年フード』に認定!

#武智倫太郎

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