Mariko

コーチ| カウンセラー 元中学校教員でオンライン教育相談所を開設中。夢は中高生向けのコ…

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コーチ| カウンセラー 元中学校教員でオンライン教育相談所を開設中。夢は中高生向けのコーチングスクールを開くこと。 【経歴】会社員(人事コンサル)→教員→今 妥協と惰性で生きてきた人生を卒業し,本当にやりたかったことに挑戦中。

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  • いま子どもたちに伝えたいこと

    教員時代に感じたこと,子供たちに伝えてきたこと,そういうことを思い出しながら,今あらためて考えていることをまとめています。

  • 独立までの記録

    元教員がサバティカルタイムを経て独立するまでの記録。 リアルタイムに合わせて,不定期で更新します。

記事一覧

「おたから」はすぐそこに

4歳の息子と散歩に行くと 決まって 「ママ、待って!先に行かないで!!」 と言われる。 元々私の歩くスピードが早いのもあるけど、 息子は常に道端に落ちている 「おた…

Mariko
6日前
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我が子の自己肯定感を高めるために親がすべきたった一つのこと。

子どもの自己肯定感を高めることが大事だ というどこでも聞くこのフレーズ。 学校現場もしかり SNSの子育て系アカウントを見ても いたる所にこの「自己肯定感」というワー…

Mariko
11日前
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いま子どもたちに伝えたいこと#03_YouTubeばっかみてるとケガするよ

中学生のあなたへ まず今日は中学1・2年のうちに必ずやっておいて欲しいことを伝えます。 よく君たちの親御さんから質問を受けるからです(笑) 君たちはなんだと思い…

Mariko
3週間前
10

#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

5月に入りひたすらコーチングセッションに明け暮れている。 多いときで一日3件。 1回あたりのセッションが大体60分,大体終わった後にもしばらくおしゃべりが入ったりす…

Mariko
3週間前
28

教育者(親・教員)としてのセンスって??

いい人だけどセンスがない先生 教員時代に気の合う同僚と 「いい教員の条件」 みたいな話をする度に 「結局,センスだよね」という話になることがよくあった。 センスの…

Mariko
4週間前
10

結局は母の心の健康が全てってこと

自分 < 子ども 子どもを育てていると ついつい自分のことを疎かにしてしまう。 特に子どもが小さいうちは。 自分の睡眠時間も 食事の時間も ありとあらゆるものを削っ…

Mariko
1か月前
17

先生は ”先生” になったらダメなんだ

教員時代に編み出した完全自己流「いい先生」の見分け方。 それは 自分のことを「先生」と言わない先生。 授業中や 特に大勢の生徒の前で話をする集会みたいな改まった…

Mariko
1か月前
2

いま子どもたちに伝えたいこと#02_他人は変えられない

ある学級委員の悩み4月に新しいクラスがスタートし 連休前後のこのくらいの時期になると 学級委員になったばかりの子からこんな相談を受けることが多かった。 「先生,学…

Mariko
1か月前
7

#06_「暇な時間を大切にしなさい。多忙な時より収穫が多いものだ」

1ヶ月が終わったので,レビュー。 この1ヶ月でやったこと 開業届提出 SNSアカウント開設 プロフィール用写真撮影(プロカメラマンに依頼) コーチング資格取得準備 …

Mariko
1か月前
4

いま子どもたちに伝えたいこと#01_「あいまいさ」を許容する

「わかりやすさ」に価値を置く社会正義か悪か 白か黒か 正解か不正解か 損か得か そういう極めて二元論的なものに支配されつつある今の社会で どちらとも言えない「あい…

Mariko
1か月前
6

#05_スピリチュアルカウンセリング(2)

これから先のこと今回のセッションは都内の カウンセラーの先生(以下:先生)曰く とても波動の良い場所でやってもらった。 なるほど,部屋に入ると空気が澄みきっていて …

300
Mariko
1か月前
2

#04_スピリチュアルカウンセリング(1)

見えない世界お金への不安感を払拭するために 旅行の申し込みとセッションを受けることにした前回。 4月の2週目 ちょうどカウンセラーと予定があったので早速予約を入れた…

Mariko
1か月前
11

#03_現状維持バイアスの発動と叶っていく目標

現状維持バイアス: 変化を避けて現状維持を求めたり,現在の状況よりも好転すると分かっていても行動できない心理状態のこと。 お金への不安サバティカルタイム期間2週目…

Mariko
2か月前
6

#02_先立つもの

コーチングに背中を押され決断退職することをはっきりと決断したのは2023年の末。 4月から(次年度)も仕事を続けるかどうか正直かなり悩んだ。 今ここで辞めて何ができる…

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2か月前
4

#01_「なんで辞めちゃうんですか?」

はじめに2024年3月31日 12年間勤めた中学校教員の仕事を退職。 そしてその翌日から,当面の貯金が続く限り(目標1年間)のサバティカルタイムへと突入した。 ちなみに,…

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2か月前
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生徒とのお別れに際して教員は何を話すべきか

3月,別れの季節になると学校では別れや進級にあたっての節目の行事が行われる。代表的なものは卒業式だが,卒業学年でなくとも必ず年度末には集会という形で,進級にあた…

Mariko
1年前
5
「おたから」はすぐそこに

「おたから」はすぐそこに

4歳の息子と散歩に行くと
決まって
「ママ、待って!先に行かないで!!」
と言われる。

元々私の歩くスピードが早いのもあるけど、
息子は常に道端に落ちている
「おたから」
を探して歩いているので
とにかく先へ進むのに時間がかかるのだ。

彼の言う「おたから」とは
ガラスの破片とか
透明なプラスチック片とか
一見すると宝石のようにみえるらしいものがほとんど。

とは言え
決してキレイなものではない

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我が子の自己肯定感を高めるために親がすべきたった一つのこと。

我が子の自己肯定感を高めるために親がすべきたった一つのこと。

子どもの自己肯定感を高めることが大事だ
というどこでも聞くこのフレーズ。

学校現場もしかり
SNSの子育て系アカウントを見ても
いたる所にこの「自己肯定感」というワードが溢れている。

「自己肯定感」とは
自分の存在や在り方
自分がこの世に生きていることを
無条件に肯定できる感覚のこと。

どんな困難な状況にあっても
どんな自分でも
「私はOK」
という人生への基本的な心構えやスタンスのこと。

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いま子どもたちに伝えたいこと#03_YouTubeばっかみてるとケガするよ

いま子どもたちに伝えたいこと#03_YouTubeばっかみてるとケガするよ


中学生のあなたへ
まず今日は中学1・2年のうちに必ずやっておいて欲しいことを伝えます。
よく君たちの親御さんから質問を受けるからです(笑)

君たちはなんだと思いますか?

勉強すること?

うーん,50点!

私の答えは,「リアルな」体験をたくさんすること,です。

きっかけはYouTubeでもなんでもいいんだけど,例えば
行ってみたい場所を見つけたら,実際にそこへ行ってみる。
食べてみたいも

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#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

5月に入りひたすらコーチングセッションに明け暮れている。
多いときで一日3件。

1回あたりのセッションが大体60分,大体終わった後にもしばらくおしゃべりが入ったりするので結局1時間20分くらいになることも。

とにかく疲れる。
けど,毎回セッションが終わった後に感じられるなんとも言えない幸福感。
特に,こちらの意図しないところでクライアントが
「あ!!」
と,それまでに自分を縛っていた価値観や信

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教育者(親・教員)としてのセンスって??

教育者(親・教員)としてのセンスって??


いい人だけどセンスがない先生

教員時代に気の合う同僚と
「いい教員の条件」
みたいな話をする度に
「結局,センスだよね」という話になることがよくあった。

センスのない教員は年々増えていて(個人調べ),事務作業とかパソコンスキルとかめっちゃあるのに,全然生徒と上手く関われないとか,大人の目から見るとスマートに授業してるのに生徒には全く響いてない,とかそんな人が結構多かった。

もしかすると学校

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結局は母の心の健康が全てってこと

結局は母の心の健康が全てってこと


自分 < 子ども

子どもを育てていると
ついつい自分のことを疎かにしてしまう。
特に子どもが小さいうちは。
自分の睡眠時間も
食事の時間も
ありとあらゆるものを削って
我が子のお世話に費やさないと
子どもが死んでしまうという
とてつもない精神的プレッシャーを背負い
日々削られる体力とメンタル。

いつこれが楽になるのかと
指折り数えながらも
残念なことに
子どもが少しずつ成長して
ある程度自分

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先生は ”先生” になったらダメなんだ

先生は ”先生” になったらダメなんだ

教員時代に編み出した完全自己流「いい先生」の見分け方。

それは

自分のことを「先生」と言わない先生。

授業中や
特に大勢の生徒の前で話をする集会みたいな改まった場面になると
「先生は〜だと思いますが,皆さんはどうですか?」
みたいに一人称が自然と私から先生に変わってしまう人が多かった。

ちなみにこれはあくまで中学校の話なので,
もしかすると小学校では「お友だち感覚で関わろうとする児童」

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いま子どもたちに伝えたいこと#02_他人は変えられない

いま子どもたちに伝えたいこと#02_他人は変えられない


ある学級委員の悩み4月に新しいクラスがスタートし
連休前後のこのくらいの時期になると
学級委員になったばかりの子からこんな相談を受けることが多かった。

「先生,学級委員になってクラスをちゃんとまとめたいのにみんなが勝手なことばっかりして,全然指示に従ってくれないんです…」

学級委員としての適性

小学校までは
学級委員=担任にとっての良い子
(大人の指示に従える,担任の顔色を読めるなど)

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#06_「暇な時間を大切にしなさい。多忙な時より収穫が多いものだ」

#06_「暇な時間を大切にしなさい。多忙な時より収穫が多いものだ」

1ヶ月が終わったので,レビュー。

この1ヶ月でやったこと

開業届提出

SNSアカウント開設

プロフィール用写真撮影(プロカメラマンに依頼)

コーチング資格取得準備

旅行

会いたかった人と会う

子どもとじっくり向き合う

スピリチュアルセッションを受けて気持ちを整理

気づいたこと

最初の2週間は,
何もしなくても良い時間を与えられ
その時間をめいっぱい暇に過ごすということの難しさ

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いま子どもたちに伝えたいこと#01_「あいまいさ」を許容する

いま子どもたちに伝えたいこと#01_「あいまいさ」を許容する


「わかりやすさ」に価値を置く社会正義か悪か
白か黒か
正解か不正解か
損か得か

そういう極めて二元論的なものに支配されつつある今の社会で
どちらとも言えない「あいまいさ」を受け入れる力が
大人も子どももどんどんと弱くなっているように感じる。

人々が「わかりやすさ」に価値を置いている社会であるとも言い換えられるのかもしれないけれど,
わかりやすさを追求する過程で
本質的で大切なことがかなり削ぎ

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#05_スピリチュアルカウンセリング(2)

#05_スピリチュアルカウンセリング(2)

これから先のこと今回のセッションは都内の
カウンセラーの先生(以下:先生)曰く
とても波動の良い場所でやってもらった。
なるほど,部屋に入ると空気が澄みきっていて
通り抜ける風がどことなく良い香りがする
そんな場所だった。

セッションの冒頭で
先生に教員を退職したこと
これからコーチになって独立しようと思っていることなど簡単に近況を伝えた。
すると開口一番に
「あなたはこの先もずっと教員との縁は

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#04_スピリチュアルカウンセリング(1)

#04_スピリチュアルカウンセリング(1)

見えない世界お金への不安感を払拭するために
旅行の申し込みとセッションを受けることにした前回。
4月の2週目
ちょうどカウンセラーと予定があったので早速予約を入れた。

このセッションはコーチングではなくスピリチュアルなやつ。
内容的には,
セラピー+ヒーリング時々コーチング
と言う感じ。

ここから先は,
人によっては
「あ,そういうハナシ無理です!」
という方もいるかもしれない。
セッションの

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#03_現状維持バイアスの発動と叶っていく目標

#03_現状維持バイアスの発動と叶っていく目標

現状維持バイアス:
変化を避けて現状維持を求めたり,現在の状況よりも好転すると分かっていても行動できない心理状態のこと。

お金への不安サバティカルタイム期間2週目。

今週に入って猛烈に,お金に対する不安感が増してきた。
これは,退職前に十分想定はしていたのに,
立て続けにお金が出ていくようなイベントがあると,なんとなく「不安感」に襲われてくる。

家賃や毎月の最低限の支出額を計算し,
収入ゼロ

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#02_先立つもの

#02_先立つもの


コーチングに背中を押され決断退職することをはっきりと決断したのは2023年の末。
4月から(次年度)も仕事を続けるかどうか正直かなり悩んだ。
今ここで辞めて何ができるの?
子供もいるのに本当に大丈夫?
と自問自答しまくりの年末。
これがもし普通の会社員だったら,おそらくあと半年くらいは働いて
もう少しお金も貯めて
きちんと準備を整えてから辞めよう
なんて考えていたはず。
しかしながら教員の仕事の

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#01_「なんで辞めちゃうんですか?」

#01_「なんで辞めちゃうんですか?」

はじめに2024年3月31日 12年間勤めた中学校教員の仕事を退職。
そしてその翌日から,当面の貯金が続く限り(目標1年間)のサバティカルタイムへと突入した。

ちなみに,サバティカルタイムとは「使途・用途を決めない休暇」のことで,人気Voicyパーソナリティの尾石晴さんの著書「サバティカルタイム『40歳の壁』を越える戦略的休暇のすすめ:〜FIREではなく働き続ける生き方〜」でこのワードを初めて知

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生徒とのお別れに際して教員は何を話すべきか

生徒とのお別れに際して教員は何を話すべきか

3月,別れの季節になると学校では別れや進級にあたっての節目の行事が行われる。代表的なものは卒業式だが,卒業学年でなくとも必ず年度末には集会という形で,進級にあたっての心構えや,1年間の振り返り,そして学年の教員が生徒に向かってスピーチをする機会がある。

恐らく,教員という職業は政治家に次いでスピーチの機会が多い仕事ではないかと思う(個人調べ)。人前でほとんど話をしたことのない大卒の若者が教員にな

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