Mariko

ペアレントコーチ| カウンセラー NLPプラクティショナー・ヤメセン 【経歴】人事コン…

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ペアレントコーチ| カウンセラー NLPプラクティショナー・ヤメセン 【経歴】人事コンサル→教員→コーチ 妥協と惰性で生きてきた人生を卒業し,本当にやりたかったことに絶賛挑戦中。

マガジン

  • 独立までの記録

    元教員がサバティカルタイムを経て独立するまでの記録。 リアルタイムに合わせて,不定期で更新します。

  • いま子どもたちに伝えたいこと

    教員時代に感じたこと,子供たちに伝えてきたこと,そういうことを思い出しながら,今あらためて考えていることをまとめています。

記事一覧

子どものYoutube・フェイク動画視聴とどう向き合うか

4歳になる息子。 Youtubeをよく観ているのだが,先日こんなことがあった。 今彼は絶賛「道路標識」と「エレベーター」関連の動画にどハマり中。そして,いくつかの動画を…

Mariko
4日前
2

先生を責めても仕方ない

SNSに溢れる学校への文句と愚痴夏休み目前になり 小中学校では保護者会やら三者面談シーズン。 教員だった頃は敢えて見なかったSNS。 特にスレッズ?? とんでもない量の…

Mariko
2週間前
6

自分で自分を愛するという違和感の答え

自分が自分に「してあげる」違和感子育て中に頑張りすぎて 自分を追い詰めてしまっているお母さんに向け 「自分自身を労わりましょう」とか 「自分をもっと大切にしてあげ…

Mariko
3週間前
2

コーチングでマインドフルネスの大切さに気づいた不惑の人。

未だかつて これほどまでに穏やかで満ち足りた日々があったろうか。 瞬間風速的な「幸福」と ゆったりとじんわりと続く「幸福感」は 似て非なるもの。 今現在感じている…

Mariko
1か月前
8

#最終話_ようやく形になった

もうすぐ6月が終わる。 1月に教員を退職すると決めてからちょうど半年。 ここまで時間とお金をかけて準備してきたことが ようやく形になってきた。 提供するサービスは …

Mariko
1か月前
5

自分の価値を信じられない人間は周りを不幸にする

私は長らく 「自分には価値がない」と強烈に信じ込んでいる いわゆる 「超・自己肯定感の低い人」と 共に暮らしてきた。 その相手は 希死念慮も強く 何かうまくいかないこ…

Mariko
1か月前
16

「おたから」はすぐそこに

4歳の息子と散歩に行くと 決まって 「ママ、待って!先に行かないで!!」 と言われる。 元々私の歩くスピードが早いのもあるけど、 息子は常に道端に落ちている 「おた…

Mariko
1か月前
6

我が子の自己肯定感を高めるために親がすべきたった一つのこと。

子どもの自己肯定感を高めることが大事だ というどこでも聞くこのフレーズ。 学校現場もしかり SNSの子育て系アカウントを見ても いたる所にこの「自己肯定感」というワー…

Mariko
1か月前
16

いま子どもたちに伝えたいこと#03_YouTubeばっかみてるとケガするよ

中学生のあなたへ まず今日は中学1・2年のうちに必ずやっておいて欲しいことを伝えます。 よく君たちの親御さんから質問を受けるからです(笑) 君たちはなんだと思い…

Mariko
2か月前
10

#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

5月に入りひたすらコーチングセッションに明け暮れている。 多いときで一日3件。 1回あたりのセッションが大体60分,大体終わった後にもしばらくおしゃべりが入ったりす…

Mariko
2か月前
28

教育者(親・教員)としてのセンスって??

いい人だけどセンスがない先生 教員時代に気の合う同僚と 「いい教員の条件」 みたいな話をする度に 「結局,センスだよね」という話になることがよくあった。 センスの…

Mariko
2か月前
10

結局は母の心の健康が全てってこと

自分 < 子ども 子どもを育てていると ついつい自分のことを疎かにしてしまう。 特に子どもが小さいうちは。 自分の睡眠時間も 食事の時間も ありとあらゆるものを削っ…

Mariko
2か月前
17

先生は ”先生” になったらダメなんだ

教員時代に編み出した完全自己流「いい先生」の見分け方。 それは 自分のことを「先生」と言わない先生。 授業中や 特に大勢の生徒の前で話をする集会みたいな改まった…

Mariko
2か月前
2

いま子どもたちに伝えたいこと#02_他人は変えられない

ある学級委員の悩み4月に新しいクラスがスタートし 連休前後のこのくらいの時期になると 学級委員になったばかりの子からこんな相談を受けることが多かった。 「先生,学…

Mariko
2か月前
7

#06_「暇な時間を大切にしなさい。多忙な時より収穫が多いものだ」

1ヶ月が終わったので,レビュー。 この1ヶ月でやったこと 開業届提出 SNSアカウント開設 プロフィール用写真撮影(プロカメラマンに依頼) コーチング資格取得準備 …

Mariko
2か月前
4

いま子どもたちに伝えたいこと#01_「あいまいさ」を許容する

「わかりやすさ」に価値を置く社会正義か悪か 白か黒か 正解か不正解か 損か得か そういう極めて二元論的なものに支配されつつある今の社会で どちらとも言えない「あい…

Mariko
3か月前
6
子どものYoutube・フェイク動画視聴とどう向き合うか

子どものYoutube・フェイク動画視聴とどう向き合うか

4歳になる息子。
Youtubeをよく観ているのだが,先日こんなことがあった。

今彼は絶賛「道路標識」と「エレベーター」関連の動画にどハマり中。そして,いくつかの動画を見終えた後にこんなことを言ってきた。

「ママ,日本の○○っていう場所には,殺人鬼に注意っていう道路標識もあるんだよ。知ってた?」

「なんじゃそりゃ!!そんなのあるわけないでしょ」

と一蹴したところ

「嘘じゃないよ。本当にあ

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先生を責めても仕方ない

先生を責めても仕方ない

SNSに溢れる学校への文句と愚痴夏休み目前になり
小中学校では保護者会やら三者面談シーズン。

教員だった頃は敢えて見なかったSNS。

特にスレッズ??
とんでもない量の投稿。

保護者会や面談での学校や先生への文句。
日頃の担任への不満。

通知表が出ると今度は
「なんでうちの子の成績が5じゃなくて3なんだ!」
みたいな投稿が出てくる。

あと最近多いのはテストの採点に対する不満(笑)

採点

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自分で自分を愛するという違和感の答え

自分で自分を愛するという違和感の答え

自分が自分に「してあげる」違和感子育て中に頑張りすぎて
自分を追い詰めてしまっているお母さんに向け

「自分自身を労わりましょう」とか
「自分をもっと大切にしてあげて」

という表現で

「頑張り過ぎなくてもいいんだよ」

とアドバイスすることがよくある。

最近慣れてはきたものの

「自分で自分に対して○○をしてあげる」

というこの言い回しが
実はどうにもしっくりこなかった。

「頑張り過ぎな

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コーチングでマインドフルネスの大切さに気づいた不惑の人。

コーチングでマインドフルネスの大切さに気づいた不惑の人。

未だかつて
これほどまでに穏やかで満ち足りた日々があったろうか。

瞬間風速的な「幸福」と
ゆったりとじんわりと続く「幸福感」は
似て非なるもの。

今現在感じているのは圧倒的に後者。

自分のやっていること
考えていること
全てにおいて
意味や目的を見出す必要のない生活。

厳密にいうと
自分が日々生きていること
生きるためにやっている全ての行為が
自分の幸福と直結している感覚。

洗濯物を干し

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#最終話_ようやく形になった

#最終話_ようやく形になった

もうすぐ6月が終わる。
1月に教員を退職すると決めてからちょうど半年。

ここまで時間とお金をかけて準備してきたことが
ようやく形になってきた。

提供するサービスは

「子育てもうしんどい!!!」
「子ども可愛いけど可愛くない!!!!」
「なんで私ばっかりー!!!!」

という
過去の私と同じお母さんたちに向けて
コーチングセッション+ペアレンツコーチングの知識
をセットにして約3ヶ月間かけて提

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自分の価値を信じられない人間は周りを不幸にする

自分の価値を信じられない人間は周りを不幸にする

私は長らく
「自分には価値がない」と強烈に信じ込んでいる
いわゆる
「超・自己肯定感の低い人」と
共に暮らしてきた。

その相手は
希死念慮も強く
何かうまくいかないことや落ち込んだりすると
「自分なんか消えてなくなってしまいたい」
と口にすることもしばしばだった。

そんな言葉を聞くたびに
「そんなことはない。あなたの人としての素晴らしさや価値は誰よりも私が認めているし,もっと自信を持って欲しい

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「おたから」はすぐそこに

「おたから」はすぐそこに

4歳の息子と散歩に行くと
決まって
「ママ、待って!先に行かないで!!」
と言われる。

元々私の歩くスピードが早いのもあるけど、
息子は常に道端に落ちている
「おたから」
を探して歩いているので
とにかく先へ進むのに時間がかかるのだ。

彼の言う「おたから」とは
ガラスの破片とか
透明なプラスチック片とか
一見すると宝石のようにみえるらしいものがほとんど。

とは言え
決してキレイなものではない

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我が子の自己肯定感を高めるために親がすべきたった一つのこと。

我が子の自己肯定感を高めるために親がすべきたった一つのこと。

子どもの自己肯定感を高めることが大事だ
というどこでも聞くこのフレーズ。

学校現場もしかり
SNSの子育て系アカウントを見ても
いたる所にこの「自己肯定感」というワードが溢れている。

「自己肯定感」とは
自分の存在や在り方
自分がこの世に生きていることを
無条件に肯定できる感覚のこと。

どんな困難な状況にあっても
どんな自分でも
「私はOK」
という人生への基本的な心構えやスタンスのこと。

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いま子どもたちに伝えたいこと#03_YouTubeばっかみてるとケガするよ

いま子どもたちに伝えたいこと#03_YouTubeばっかみてるとケガするよ


中学生のあなたへ
まず今日は中学1・2年のうちに必ずやっておいて欲しいことを伝えます。
よく君たちの親御さんから質問を受けるからです(笑)

君たちはなんだと思いますか?

勉強すること?

うーん,50点!

私の答えは,「リアルな」体験をたくさんすること,です。

きっかけはYouTubeでもなんでもいいんだけど,例えば
行ってみたい場所を見つけたら,実際にそこへ行ってみる。
食べてみたいも

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#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

5月に入りひたすらコーチングセッションに明け暮れている。
多いときで一日3件。

1回あたりのセッションが大体60分,大体終わった後にもしばらくおしゃべりが入ったりするので結局1時間20分くらいになることも。

とにかく疲れる。
けど,毎回セッションが終わった後に感じられるなんとも言えない幸福感。
特に,こちらの意図しないところでクライアントが
「あ!!」
と,それまでに自分を縛っていた価値観や信

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教育者(親・教員)としてのセンスって??

教育者(親・教員)としてのセンスって??


いい人だけどセンスがない先生

教員時代に気の合う同僚と
「いい教員の条件」
みたいな話をする度に
「結局,センスだよね」という話になることがよくあった。

センスのない教員は年々増えていて(個人調べ),事務作業とかパソコンスキルとかめっちゃあるのに,全然生徒と上手く関われないとか,大人の目から見るとスマートに授業してるのに生徒には全く響いてない,とかそんな人が結構多かった。

もしかすると学校

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結局は母の心の健康が全てってこと

結局は母の心の健康が全てってこと


自分 < 子ども

子どもを育てていると
ついつい自分のことを疎かにしてしまう。
特に子どもが小さいうちは。
自分の睡眠時間も
食事の時間も
ありとあらゆるものを削って
我が子のお世話に費やさないと
子どもが死んでしまうという
とてつもない精神的プレッシャーを背負い
日々削られる体力とメンタル。

いつこれが楽になるのかと
指折り数えながらも
残念なことに
子どもが少しずつ成長して
ある程度自分

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先生は ”先生” になったらダメなんだ

先生は ”先生” になったらダメなんだ

教員時代に編み出した完全自己流「いい先生」の見分け方。

それは

自分のことを「先生」と言わない先生。

授業中や
特に大勢の生徒の前で話をする集会みたいな改まった場面になると
「先生は〜だと思いますが,皆さんはどうですか?」
みたいに一人称が自然と私から先生に変わってしまう人が多かった。

ちなみにこれはあくまで中学校の話なので,
もしかすると小学校では「お友だち感覚で関わろうとする児童」

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いま子どもたちに伝えたいこと#02_他人は変えられない

いま子どもたちに伝えたいこと#02_他人は変えられない


ある学級委員の悩み4月に新しいクラスがスタートし
連休前後のこのくらいの時期になると
学級委員になったばかりの子からこんな相談を受けることが多かった。

「先生,学級委員になってクラスをちゃんとまとめたいのにみんなが勝手なことばっかりして,全然指示に従ってくれないんです…」

学級委員としての適性

小学校までは
学級委員=担任にとっての良い子
(大人の指示に従える,担任の顔色を読めるなど)

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#06_「暇な時間を大切にしなさい。多忙な時より収穫が多いものだ」

#06_「暇な時間を大切にしなさい。多忙な時より収穫が多いものだ」

1ヶ月が終わったので,レビュー。

この1ヶ月でやったこと

開業届提出

SNSアカウント開設

プロフィール用写真撮影(プロカメラマンに依頼)

コーチング資格取得準備

旅行

会いたかった人と会う

子どもとじっくり向き合う

スピリチュアルセッションを受けて気持ちを整理

気づいたこと

最初の2週間は,
何もしなくても良い時間を与えられ
その時間をめいっぱい暇に過ごすということの難しさ

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いま子どもたちに伝えたいこと#01_「あいまいさ」を許容する

いま子どもたちに伝えたいこと#01_「あいまいさ」を許容する


「わかりやすさ」に価値を置く社会正義か悪か
白か黒か
正解か不正解か
損か得か

そういう極めて二元論的なものに支配されつつある今の社会で
どちらとも言えない「あいまいさ」を受け入れる力が
大人も子どももどんどんと弱くなっているように感じる。

人々が「わかりやすさ」に価値を置いている社会であるとも言い換えられるのかもしれないけれど,
わかりやすさを追求する過程で
本質的で大切なことがかなり削ぎ

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