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#07_コーチング修行中新たなミッションに気づくの巻

5月に入りひたすらコーチングセッションに明け暮れている。
多いときで一日3件。

1回あたりのセッションが大体60分,大体終わった後にもしばらくおしゃべりが入ったりするので結局1時間20分くらいになることも。

とにかく疲れる。
けど,毎回セッションが終わった後に感じられるなんとも言えない幸福感。
特に,こちらの意図しないところでクライアントが
「あ!!」
と,それまでに自分を縛っていた価値観や信念に気がついた瞬間
こちらも涙ぐみそう(いや,実際涙ぐんでる)になるほど感動する。

この感動や充足感は結構すごい。
疲れるけど,ちゃんと次のセッションに必要なエネルギーもチャージできるのだから,今までのようなただひたすら己の心身を削って消耗する働き方とは全くの別次元。

そして今日は夫婦関係についての課題を持っていたクライアントWさんが,途中でハッとなり,
「やっぱり,そっちじゃないかも。マリコちゃんって先生やってたんですよね?そしたら今一番困ってるのは子どものことだからそっちを相談させて欲しい!!」
とここで急遽相談内容変更!!!

実は,発達に特性があって療育にも通わせていた我が子(小6)との関わり方について悩んでいるということを話してくれた。
そして,自分の中の好ましくないプログラム(信念・価値観)がそのままお子さんに投影されていて課題解決を難しくしてしまっていたんだ,ということに気がつかれた。

その流れがあまりに劇的すぎて私も一緒に涙…。

夫婦関係については自分なりに答えは見えていたけれど,お子さんとの関係性に自信が持てずにいて,そのことが家族全体に関わる決断を鈍らせていたのかもしれない…ということだった。

そして,セッションの終わりに,「先生やってたってことは何よりの強みだと思う。先生,親,子ども全ての立場に立って気持ちが分かる,ってことに自信もった方がいい!」
と私のセールスポイントまで教えてくれた。

実はこれまで集客用のSNS上なんかでは,あんまり「元教員」という肩書きを出したくないと思っていた自分がいて,そこで勝負するんじゃなくコーチとして仕事したい,という気持ちが割と強かったんだけれど,今日改めて肩書きの部分ではなく,教員時代の12年で培った教育相談の経験やスキルはこの先もコーチングと併せてちゃんと生かしていかなくちゃいけないな,と思った。
だから肩書き一つで安心感を持って相談をしてくれる人がいるならば,「元教員」を分かりやすく出すことも必要なのかもしれない,と。

発達上の特性がある子は虐待に遭う確率が著しく高い。
そして同時に不登校になるリスクも高まる。
そういうリスクを抱えた子たちにとっては,保護者の心理的健康度が健やかに保たれることがそのままかれらの命綱になる。

ところが,医療機関や各種相談機関での発達相談や子ども向けの心療内科は常に予約でいっぱいのところが多く,どこも半年待ちはザラ。
心理検査を受けて,と保護者にお願いしても「予約が取れません…」と言われることも多かった。
そんな状況の中で,しんどい思いをしている保護者の受け皿が専門機関以外にも必要であることは現場にいた時からずっと感じていた。

今ならそういうことが自分にもできるはず。
うん,これはこの先必ずやろう。
なんだかこれはやりたいこと,というよりも自分にとってのミッション,と言っても良さそうだ。

Wさん,ありがとう!!!


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