記事一覧
自分が信じなきゃ誰が信じるんだ。
毎日仕事や生活に追われる中でやらなきゃいけない事を増やしているのは私自身。
それは手仕事を守りたいと言う気持ちがあるから。だけど毎日毎日やる事の多さや、周りからの反応、期待も含めて自分にのしかかってくる。
正直、重い。
だけど、だけど自分がやらなくて、自分が信じなくてどうする。
弱い私だから、発信は皆んなの為になる事を発信するためのものなんだろうけれど、私は自分の為に書きたい。
信じてとにかく一
手しごとは「生きる」こと。
今日は手仕事に対して考えが変わったのでここに記したいと思います。
8年この仕事をして最近やっと見つけた答えです。
物があふれ、テクノロジーが進んだこの世の中でなぜ「手しごと」にこだわるのか?ろくろの世界にも旋盤という機械があります。この機械があれば大量に、安定的に作ることが可能です。ただ、とても技術が必要なので簡単ではありません。
私が旋盤を使わず「手しごと」にこだわる理由、それは私が「生きて
思い出に残っているのはプロポーズのために準備するお客さんのお話し。
今日はご来店されたお客様で特に印象的だったエピソードについて書いてみたいと思います。
工房に遊びに来てく出さる方は主にご夫婦やお子さん連れのご家族です。
木工ろくろは悲しいかな知らない方が多く、役8割のお客様が陶芸(ねんど)と間違えてご来館されます。それでも中にはきちんと木工ろくろと理解して遊びに来てくださる方もいます。
「結婚式でプロポーズを「一生お味噌汁を作ってください」(だった気がします
明後日京都へ行きます。
なんと、私なんかが明後日京都にて移住についてお話しさせていただくことになりました。
移住するつもりではなかったのですが。人生わからないものですね。
お時間のある方是非遊びにいらしてください!
「めぐる石川」
石川県の各地にUIターンし「まちづくり・食づくり・ものづくり」などの活動をしているコーディネーターとともに、京都・関西から 石川との関わりを見つける企画です。
「食」9/29 石川の豊かな「
ストーリーテリングとデザイン思考アート思考のセミナーを受講して。
セミナーを受講して学んだこと、腑に落ちたことそれは、「自己肯定と世界は一体であること」。
講師の先生は笠井成樹先生
ハーバード大学マーシャル・ガンツ博士のメソッド「コミュニティ・オーガナイジング」の専門家。
慶應義塾大学SFC研究所 所員(2014 - 2018)。
NPO法人ソーシャルプロデューサーズ代表。
セミナーの内容はざっくり、ストーリーテリングとアート思考について
ストーリーテリ
「そんなの無理」から、「出来るんじゃない?」にすこーんと頭と心が切り替わった瞬間
自分でも今の自分にとても驚いています。「出来る」と思うようになったから…。今までの私は「いや、無理でしょ。」しか考えられなかったのに…。そのきっかけを今日は綴ります。
ある日インスタを見ていると、ココナッツオイルブームの発起人「荻野みどりさん」の投稿に目が留まりました。
内容は、荻野さん主催のunite our hope持続可能社会実現を目指したオンラインコミュニティー主催の「give &
ちょこっと内緒話。自分への挑戦状
私は木工ろくろをしています。こだわりは昔ながらの手挽きです。同業者のほとんどは旋盤という機械を導入し最後の仕上げをだけを手作業にしています。皆さん口をそろえておっしゃるのが「もう手で挽いてと言われてもできないかもしれない。」と。これは伝統工芸なのだろうかと疑問に思う点です。しかしながら時代の流れを見ると手仕事を残す意義も見いだせないでいます。
課題としては手作りは早く生産することにとても体力を使
少し前の自分が背中を押してくれる瞬間
こんにちは。
会社員になったことがない学生上がりの職人の私が個人事業主として奮闘している毎日をつづっています。今日は自分でも驚くのですが、少し前の自分が私の背中を押してくれる事がありました。
今私は木の器の職人をしています。この仕事を木地師と呼びます。現代の木地師は一般的に材料屋さんから材料を購入し器に加工し問屋へ卸す事が主流です。しかしこのやり方では林業へお金が渡らず木材は安いままです。そこ
簡単な習慣さえ身につけると自分に小さな自信につながるかもしれない。
こんにちは。
会社員になったことがない学生上がりの職人の私が個人事業主として奮闘している毎日をつづっています。今日は何事も続かない、何かに挑戦してもすぐにぶれてしまい自己肯定感がすぐに落ちるそんな私が最近きがついた事を書き留めたいと思います。
私が挑戦したこと、ファスティング、Twitter、町のゴミ拾い、華道、写真…。と上げればキリがないほど色んなものに手を伸ばしてみました。どれも長くは続き
木は自分の必要な酸素しか作りません
このお椀は
林業で切られ、行き場の無い木材から作りました。
木は、光合成を行い酸素を出しますが、木は夜の呼吸や土に還る時に二酸化炭素を放出します。
つまり
「木が出す酸素は±0」
なのです。
したがって自然界以外に人工的に出した二酸化炭素は何処にも行き場がありません。
事実、問題視されている二酸化炭素の量は石油を燃やした量なのです。
漆器は100%天然素材で作る事が可能です。地球に負担のない
大きな木は育てるのにお世話が必要。
今日のお皿は
「欅の大皿」
このお皿も隣の市のおばあちゃんの木。
製材方法は「縦木取り」です。
縦木取りとは、木口を上下に通す木取りの方法で、道管が(木の血管)縦に通っています。
このお皿は直径21センチ弱です。
こんなにも大きいお皿を作るには単純計算をしても木の直径は47センチは必要です。つまり最低でも50年は欅を育てる必要があります。
実際、木は直径で65センチ程ありました。
欅は直