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ストーリーテリングとデザイン思考アート思考のセミナーを受講して。

セミナーを受講して学んだこと、腑に落ちたことそれは、「自己肯定と世界は一体であること」。

講師の先生は笠井成樹先生
ハーバード大学マーシャル・ガンツ博士のメソッド「コミュニティ・オーガナイジング」の専門家。
慶應義塾大学SFC研究所 所員(2014 - 2018)。
NPO法人ソーシャルプロデューサーズ代表。

 セミナーの内容はざっくり、ストーリーテリングとアート思考について

ストーリーテリングとは
人が話を伝えるとき、価値観の理論的な説明のほかに、発信者が過去に経験した困難な経験を感情と共に伝える事、想像できる具体的な情景、またそこからどんな選択をし、結果的に何が起こるのかを順序だてて伝えること。人に響かせ、いかに人を魅了するかを説いています。

アート思考とは
デザイン思考の前に問題の根本となる原因を探るための手法。いかに自分の中の知識の引き出しを多くし、一つの知識から、また別の知識と繋がり、点と点から線へそして面になるという考え問題の本質はどこにあるのかを探ります。問題の本質が見えたらデザイン思考で解決に臨みます。

 アート思考のワークで、自己の引き出しを多く持つこと、その中から問題の原因をさぐる、私はTさんと二人一組になってワークに取り組みました。
ワークの議題は
「○○の問題は、○○が問題だ」
はじめの丸に入る大テーマを決めて、そこから本質の問題を探ること。
私たちは
「人はなぜ人の言動を否定し、あざ笑うのか?」
を大テーマに決めました。ここから考えられるいくつかの要素を1つづつポストイットに書き出していきます。

・人は一人になりたくない
・周りに意見を合わせる(マスクを外さない、人の言われたとおりにする)
・安全な場所を確保したい
・一人になりたいときもある
・同じコミュニティーしかないと思っている
・いじめ
・人と違う意見を言えない 
・自己肯定感の低さ  等

が上がった。
……少し疑問が浮かぶ、一人でいたくないのに一人で居たいときもあるのはどうしてだろう…。

そこで繋がった!
一人で居たくない=社会的にはみ出たくない
一人で居たいとき=自分に向き合う
つまり、
自己肯定感が高い⇔自己肯定感が低い
   ↓        ↓
一人でも大丈夫⇔一人になりたくない
   ↓        ↓
相手を尊重できる⇔違う意見を言えない

私たちの答えは
「【人の言動を否定したりあざ笑ったりする】問題の本質的問題は【自己肯定感】が低いから」

一人になりたくないから自分を守る、しかしそれは自分の弱さからきていて、自分を肯定することが出来れば人と意見が違ったとしても人を尊重することが出来る。そう導き出した。

ここで驚きだったこと、それは講師のシゲ先生が最後に伝えたかったことと全く一緒だったこと。
一人遊びに熱中することで自分の引き出しを増やすことが出来る、ただそれにははぐれることもあるから注意が必要である。しかし、一人遊びをすることで、他者の意見も尊重することが出来る。

また、ストーリーテリングで初めに発表されていたBさんが人に伝えたかった「世界の大調和、一人一人が尊重しあえる世界を作る」事にもつながり、とても驚いた。

アート思考で一つ1つの要素が繋がって問題を定義し、解決に持っていく、日常を通して自分のアート思考となる素質を見つけていくこと、それが大切になる。

受講しての感想
ストーリーテリングは何度も練習が必要だなと感じた。けれど人に説明しするとき、順序だてて話を組み立てていけばいいので何から伝えればいいのか迷うことがなく、これは私にも練習すれば習得できる気がした。
 問題を自分で見つけることの大切さ、人に言われたことの鵜呑みにせず自分で考えること。
 自己肯定感が自分だけでなく人に対する態度にもつながっていくということ、そこに一番驚いた。だから、世界の調和は一人一人の意識から。今日から私は自分を認めてあげる事を毎日少しでも取り組んでいこうと思う。また、人の良いところも見つけ、その人の自己肯定感につながっていくことを伝えようと決めた。

まずは皆さん、この記事を読んでくださりありがとうございました。

こんなセミナーを受けるのは初めてだったのでとても面白かった。
よし、また、明日も頑張ろう。








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