大きな木は育てるのにお世話が必要。
今日のお皿は
「欅の大皿」
このお皿も隣の市のおばあちゃんの木。
製材方法は「縦木取り」です。
縦木取りとは、木口を上下に通す木取りの方法で、道管が(木の血管)縦に通っています。
このお皿は直径21センチ弱です。
こんなにも大きいお皿を作るには単純計算をしても木の直径は47センチは必要です。つまり最低でも50年は欅を育てる必要があります。
実際、木は直径で65センチ程ありました。
欅は直径60センチ育つまでにおよそ70年から150年かかると言われています。
お皿の木目を数えるだけでも58年。
これだけ見てもどれだけ大きい木だった事がよくわかりますね。
こんなに大きで立派な木は今中々手に入りづらいです。
山の下の方に生えている立派な木を(切ったあと山から街へ運びやすいため)切り尽くしてしまったためです。(育つのには何年もかかってしまうのに…😢)
木は育てるのにお世話が必要です。
それには林業の方が仕事として山へ入らなくてはなりません。
日本の木の流通がうまくいっていない事でウッドショックは起きました。
解決するためには林業で食べていける人を増やす必要があります。
林業が出来ると土砂崩れや洪水を防ぐ事に繋がります。
皆様のお力お貸しください。
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