社長(代表)に興味がある人へ 社長ってぶっちゃけどうなの?①
こんばんは、社長のこうたです笑
子どもの頃、なんとなく社長というものに憧れた人は、決して少なくないと思います。
今回は、私がなぜ社長になったのか、その時どういう気持ちだったのか、そして今どういう想いを抱いているのか。
私の実体験を元にお話したいと思います。
1.正社員から独立への経緯
高校、大学と滑り止めの底辺しか受からず、就活も落ちまくって滑り止めのような企業に就職。
それなりに仕事ができる自負はあったものの、なんのために働くのかが自分の中になく、お金に対する執着もありませんでした。
販売員で全国一位になったのも、別に一位を目指して躍起になっていたわけではありません。
しかし販売員としての実力があったことで、転機が訪れます。
所属会社は違えど、同じ現場で2人の友人ができました。
4歳年下で、弟と同じ年齢です。
私が年齢差を気にしない性格だったのが良かったのかもしれません。
相手は高卒だったので、業界で言えば先輩です。
実力主義の業界だったのもありますが、相手も業界歴を気にしなかったのですぐに仲良くなりました。
同年代が周りにいなかったのも運が良かったのだと思います。
私は学生時代に1人しか友人ができず、入社した企業でも0。
本来は大学時代でするはずの体験を、新卒で味わったのです。
そしてとある人物が彼らに起業を持ちかけ、販売員としての実力が高かった私にも話が回ってきました。
私は保守的な考えの持ち主なので、(一応)一部上場企業から起業なんていうリスクを負うことを本来したくはなかった。
しかしやっとできた友人と離れたくないがために、退職することを決めたのです。
この時、起業を面白そうだなと思う気持ちがなかったわけではないものの、正直、たいして興味はありませんでした。
親は反対しましたが、「友人と共に仕事をしたい」と言ったら、過去が過去なので応援してくれることに。
まあ内心、騙されたり裏切られたりを心配していたとは思います。
私もその辺の警戒心が全くなかったわけでもないので。
2.社長を任せるのが不安
私は子どもの頃、社長だけはやりたくないと思っていました。
ドラマなどで経営が傾いて倒産⇨破産して借金 なんてシーンが印象的で、よほどの才がなければリスクでしかないと思っていたからです。
そしてもともと、私は人の下で支えるほうが性格的に向いていたこともあって、先導するのはタイプじゃないとも思っていました。
だから共同の立ち上げとはいえ、社長が別の者だったので特に拒否感はなかったんです。
しかしこの社長(候補)がとんでもないやつだった。
最初はものすごい働いていたものの、私たちが思ったよりも優秀だったからでしょう。
全てを私たちに任せ、搾取するだけ搾取し、お金の管理だけのグータラ生活に変わりました。
私たちも業界の仕組みがちゃんと分かっていたわけでもなく、お金の部分が全く分からなかったこともあって、最初は気づかなかったんです。
しかし長く業界に浸かっていれば、違和感や矛盾に気づき始めます。
そしていいように使われていることに気づきました。
当時私たちは休みがほとんどなく、仕事終わりにも人と会ったり部下に研修したりとブラック企業状態。
でも実は法人化しているわけでもないので、福利厚生もなし。
ちなみに当時の私の手取り、19万です(残業代なし)笑
そして謀反を起こし、我々だけで起業することを決意します。
しかし不安がありました。
例の社長候補はやり方が下手だっただけで、能力はありました。
でも友人2人に経営者としての能力があるかと言えば、間違いなくNO。
もちろん私も同じです。
彼らに社長を任せたら未来はないと、私は直感します。
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