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リーダーシップ

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#サッカー

プレゼンは相手の目を見て自信を持って短く簡潔に

プレゼンは相手の目を見て自信を持って短く簡潔に

大きな契約がまとまりました。正直なところ、過去最大の売上(ほぼ利益)になると思われます。詳述は割愛しますが、スポーツの広告契約においてずっと考えていた「スポーツのみを売らない」という姿勢。貫き通すことができ、それが形になった始めての経験です。

スポーツという競技、特にサッカーは私にとって人生そのものであり、美しくてかっこよくて何物にも替えがたい価値があります。だからどうしても視野狭窄になって「サ

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あなたの会社には「筋道の通った流儀」があるか

あなたの会社には「筋道の通った流儀」があるか

サッカーというスポーツに関する仕事をしている私ですが、私のフォロワーの多くはサッカーに無関心だと思います。なのでこういうことを書くとシラけちゃうし、読んでくれないかもしれないので控えるべきなのですが、昨日は思わず泣けてきて、感動して、心揺さぶられてしまって。今日も外に出ていろんな人にあって情報収集に努めたのですが、頭の中に残っているのは昨日のことばかりです。なのでサッカーの話、します。

現在、エ

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自己中ではなく、他者依存でもなく、自己主導で

自己中ではなく、他者依存でもなく、自己主導で

プロスポーツクラブには、いろんなステイクホルダーがいます。観戦者、ファン、サポーター、地域社会、行政、企業、スポンサーなど、あげればキリがないくらい。それぞれがクラブにとってかけがえのない存在であり、その存在なくしてクラブの存続もありえないと思います。

ステイクホルダーからはそれ相応の恩恵をいただいています。わかりやすく言えば「お金」 チケットやグッズを購入していただいたり、試合やイベントに予算

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行き先なしに乗り物の議論はできない

行き先なしに乗り物の議論はできない

行き先がないのに乗り物の議論をする。

旅行に行く。東京なのか北海道なのか、韓国なのかアメリカなのか。行き先があるからこそ、「どうやって行く(How)」の議論ができます。「自分探し」という特殊な、放浪という旅もありますがそれでも「自分を探す」という明確な目的があります。少なくとも「北へ行くか南へ行くか」が決まっているからこそ、意思決定に「基準」ができるのです。基準とは、迷ったら立ち戻る場所。自分一

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商品を売るのではない、「夢」を売るのだ

商品を売るのではない、「夢」を売るのだ

かつてスポーツクラブの経営をされていて、ずっと懇意にしていただいている方からの電話。かなりご無沙汰続きで申し訳ないなと思いながら行動できずにいた自分を悔いました。いつものとおり元気いっぱいの高い声で、近況報告かねて私の状況も気にかけてくれました。

彼の強みはネットワーク。相談すると必ず誰かを繋いでくれます。そしてそれが一定の成果につながるからいつも驚かされます。見返りは一切期待しないのが彼のスタ

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資金がない組織は「内側を可視化」して差別化を

資金がない組織は「内側を可視化」して差別化を

「プロセスエコノミー」が届き、電車の中で少し読みました。完成品を売っても差別化を図りづらい世の中。世界のあらゆる境界線をあいまいにしたインターネットのおかげで、誰もが質の高い完成品を創造できるようになりました。画期的なアウトプットも、次の瞬間に模倣され不毛な価格競争に巻き込まれてしまう。人もモノも埋もれてしまいやすい現代社会において、完成品になるまでの「プロセス」を共有し、たとえ少人数でも暑いファ

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ビジョンを浸透させる仕組みづくり

ビジョンを浸透させる仕組みづくり

西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロンに入って、もうかれこれ4年くらいになります。吉本興業の転職したのは偶然ですが、前職のころからブログや著書などを熟読しはじめて今にいたります。Voicyは毎日の習慣に。YouTubeをダラダラ見ていると、アルゴリズムによって西野さん関連の動画がおすすめにアップされて、それられも目を通しています。

こうやって師事する方の発信をおっていくと、その人のビジョン

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うるさい人ほど身近に

うるさい人ほど身近に

難癖をつけてくる人、口うるさい人。できれば近寄りたくないですよね?何かを検討しているとき、そして自分の考えが明確なとき、できれば賛同、同意してくれる人に側にいてほしい。ところがこの姿勢はリスクを高め、成功の確率を下げる可能性があるとしたらどうでしょうか?

日本は相対的に「声を上げることに抵抗を覚える」度合いが強いことは、ホフステードという社会心理学者が数値化して明らかにしています。そして同時に、

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言語化した経験は「哲学」になる

言語化した経験は「哲学」になる

久しぶりにハマっている
サッカー本。

サッカーが大好きな割に、

戦術とかフォーメーションといった
専門知識はからっきしな私にとって

読みやすく、
引き込まれる一冊でした。

話の中心は「哲学」

とある伝説的な選手が、

現役時代に体現し、
監督になって論理化したスタイルは、

多くの選手、監督、コーチ、
関係者をひきつけ、

彼がこの世を去った今なお、
脈々と受け継がれている。

教え子が

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独り勝ちより、みんなで勝ちたい

独り勝ちより、みんなで勝ちたい

一対一の等価交換。

これが経済活動の、
現時点における常識です。

一対一の関係性を所与のものとして、

たとえば仕事でも
ひと月働けばこれだけの労働対価をもらう

ということに疑いはありません。

ラーメンを買うには150円、
映画を観るなら2000円、
テレビなら数万円、車は数百万円です。

ですが昨今は

「プロセスエコノミー」

という言葉が出てきて
ややこしくなりました。

ラーメンや

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「5分間の親切」は伝播して波及して大きな利益をもたらす

「5分間の親切」は伝播して波及して大きな利益をもたらす

「恩送り」という言葉をご存知だろうか?

誰かに助けてもらって恩を感じた人は、
その恩を他の誰かに「送る」ようになるというもの。

最近注目している言葉、概念です。

注目しているだけではなく
実践もしていて、

それがどんな結果になるか試しています。

結果はいまだ「さざ波」程度で
よく分からないですが、

手ごたえを感じなくはありません。

■お金より時間。

成果を上げている人は口をそろえて

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正解があっさり陳腐化してしまう時代で僕たちはどのように思考すべきか?

正解があっさり陳腐化してしまう時代で僕たちはどのように思考すべきか?

予想もしていなかったいことが
毎日たくさん起きます。

あたらしい挑戦をしているときは
なおさら。

「正解」がわからないので、

こっちに進んでは戻り、
あっちに進んでは戻り、

一向にスピード感がでてきません。

でもなんとなく
「いつか来た道」という感覚もあります。

過去に経験したことを
論理化して引き出しにしまっているので、

まったくあたらしい事象に出会っても、
「いつかどこかで見た風

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説得力を上げる、誰でもできる超簡単な方法とは?

説得力を上げる、誰でもできる超簡単な方法とは?

「行き先」

を決めるのはリーダーの仕事。

船長は「目的地」の方向、
距離感、目的地の状況などをイメージし、

船員に伝え、想像させて、
航海に出ます。

「北へ向かう」は
「南に向かわない」と同義。

大陸を避けるために
南へ舵を切ることはあっても

それはあくまでも
一時的な対応です。

船長が「指さす方向」は一切変わりません。

カーナビで言うところの、
直線のライン表示。

直線ラインは

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部下に「勝手なこと」をさせないために上司がやるべきこと

部下に「勝手なこと」をさせないために上司がやるべきこと

「勝手なことするな!」

という感じで若いころ
よく怒られました(今でも?)

サッカーの試合から始まり、
営業部に配属されてからもそう。

役職みたいなものがついても、
その上の部長クラスにアタマを叩かれる。

でもこれ、
なんでなんでしょうかね。

「やりづらさ」を訴える人は
僕の周りにもたくさんいました。

僕の人間性は
いまさら肯定しようがないのですが、

その他の人々が怒られる理屈は

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