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家族との関係に悩み続けた自分が迎えた穏やかな帰省と、彼女と彼女の家族と出会って考えたこと
今年の帰省は、心穏やかだった。
それは自分にとって、とてつもなくうれしくて、奇跡みたいだと言っても、言い過ぎじゃないはずだ。
2022年はいい1年だったけど、
そこからの2023年の幕開けがこれだけ穏やかとは。
いつからか、帰省は自分にとって、心にすこし重さを感じる行事になっていた。
親の前で「いい子」でいてしまう自分、親からの「女の子であってほしい」という期待、たぶん両親から受け継いで
四畳半タイムマシンブルースとともに時をかけるわたしの記憶
今、これを書いているのは夜中の3時30分
こんな時間に起きていると、大学生に戻ったみたいだ。
久しぶりに彼女と連休で
今日は3日目。
楽しい1日を過ごして、美味しいものを食べて
お風呂に入る前に力尽きて、起きたらこの時間。
彼女と、吉祥寺アップリンクに、映画「四畳半タイムマシンブルース」を観に行った。
大好きな作家、森見登美彦と
大好きな劇団ヨーロッパ企画の劇作家、上田誠の
「悪魔的融合」
同性カップルの、ふたりで一緒に生きていく宣言みたいなもの
昨年の11月23日、
わたしと彼女はフォトウェディングをした。
風が秋めいてきて、
ふともうすぐ1年が経つんだと気がついた。
あの頃は幸せすぎて、なかなか文章にもできなかったから、もうすぐ1年が経とうとしている今、そんな、幸せすぎた時間を、書き記しておこうと思った。
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“ 結婚”
フォトウェディング
といっても、わたしたちにとってそれは正式な結婚で
ELLEGARDENがいなかった16年
大好きなバンドが、16年ぶりに新曲を出した。
16年というとちょうど自分の人生の半分だ。
そう考えると、ずいぶん不思議な感覚になる。
気持ちのいい休みの朝に、新曲を聴いた。
そうしたらいろんなことを思い出したので、ここに書いておこうと思う。
✱ ✱ ✱
初めて聴いたのは、高校生の時だった。
友達がおすすめの曲を集めたMD(なつかしい)をプレゼントしてくれて、その中に入っていた。
その友達は
お酒が好きだったのにほとんど飲まなくなった話
ふと、5年前とか10年前のことが懐かしくなる時がある。そんな時がたまに巡ってくる。
急に、あー飲みたいなあなんて思って「今夜ひま?」なんて連絡して、飲みに行ったりとか、
次の日なんておかまいなしに夜遅くまで飲み続けたりとか、なんでもない話をずっとし続けるみたいな、そんな日が懐かしくなる時がたまにある。
今それなんだけど、そういえばいつからわたしはお酒をほとんど飲まなくなったんだろうと思った。
母が望む洋服と、それを着られない罪悪感をすこしだけ手放した話。
今年のクリスマスは洋服を売りに行った。
母からもらった服を売った。
これは、人によっては“よくあること”なのかな。
それとも、“信じられないこと”なのかな。“考えもしないこと”かもしれない。
わたしにとっては、初めてのことだったし、めちゃくちゃ勇気のいることだった。わたしにとって母と洋服の問題は、自分が自分らしくいられるかどうかの問題とつながっていたから。
わたしは物心ついた頃から“男の子