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ベニー・グッドマンとクラシック
ベニー・グッドマン…グレン・ミラーやカウント・ベイシー、デューク・エリントンなどとともにジャズの「巨人」のひとりだ。
「ベニー・グッドマン物語」という映画も制作されており、それを見るとグッドマンの前半生を俯瞰することができる。
少年期はトロンボーンを吹いていたので、どちらかといえばグレン・ミラーに関心が向いていた。「茶色の小瓶」は小学校の音楽授業に登場したし、「イン・ザ・ムード」はフジテレビの
名主題歌で振り返る「私の70年代少女アニメ史」
『キャンディ♡キャンディ』1976 歌:堀江美都子
これまでエンディングの「あしたがすき」の方は別記事で紹介したことがありますが、あらためてオープニングの方を聴いてみると、やっぱり名曲ですね。
チェンバロで奏でられるイントロも素敵だし、転調してからのスリリングな展開もドラマティックです。
自分には妹がいたせいか、TVアニメなんかでも、いわゆる「少女もの」もよく観てた記憶があります。
も
ロックスターなら死んだ歳に、なぜ音楽を聴くか改めて考えてみた
9月20日で27歳になった。
20をピークに、年齢はただの記号に変わる。
それでも27歳だけは特別だ。
「ローリング・ストーンズ」のブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、「ドアーズ」のジム・モリソン、カートコバーン。みなロックスターで、享年27歳だ。才能あるロックシンガーは27歳で世界を去っていく。
ついに自分もその年齢に追いついたのかと妙に感慨深くなる。
中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《人はなぜヘビを嫌い、恐れるのか?(1)》」
画家のイマジネーションの飛翔から生まれ、鑑賞者に長く熱く支持されてきた、名画の中の「異形のものたち」。
大人気「怖い絵」シリーズの作家が、そこに秘められた真実を読む。
※当記事は連載第3回です。第1回から読む方はこちらです。
邪悪の象徴
人間にとって蛇の異質さは格別である。紐状の長い身体。四肢を持たないのに自在に動きまわり、鱗の肌は冷たく、目はさらに冷たい。鳥のように卵から孵化し、昆虫の
ショパンは「演歌」?・・・日本人の琴線に触れる「ピアノの詩人」
新日本フィルnoteではダントツの情報量「岡田友弘《オトの楽園》」。《たまに指揮者》の岡田友弘が新日本フィルの定期に絡めたり絡めなかったりしながら「広く浅い内容・読み応えだけを追求」をモットーにお送りしております。今回は10月8日、9日に開催される「すみだクラシックの扉」で取り上げられる作曲家、日本でも非常に人気のあるショパンについての基本情報と余談を綴ります。演奏会に行くことを検討中の方、演奏会
もっとみる専門家が語る浮世絵の話は、とても興味深く、実に奥深い
山種美術館では、開館55周年を記念して「山種美術館所蔵 浮世絵・江戸絵画名品選―写楽・北斎から琳派まで―」を開催しました。
その関連イベントとして、7月17日にオンライン講演会を開催しました。
講師は国立歴史民俗博物館教授の大久保純一(おおくぼじゅんいち)先生。
浮世絵研究の最前線で活躍され、現在は町田市立国際版画美術館の館長もつとめていらっしゃいます。
1.当館の浮世絵コレクションとの関わり
【心に染み入る】松本隆の歌詞【音楽】
大好きなアーティスト、松本隆さん。作詞家として有名です。
今回は松本隆さん作詞のぐっとくるフレーズをご紹介。
松本隆さんは日本のバンドスタイル、日本語ロックを確立させた「はっぴいえんど」のドラマーでした。
解散後は元メンバーの細野晴臣や大滝詠一の作詞をしつつ、その他メジャーなアーティストにも提供。
そんな功績の一部、特に私がグッときた歌詞をご紹介します。
風をあつめて はっぴいえんど「伽