静 霧一/小説

欲望に従った料理しか作らない男。 小説は自由気ままに。 ⚫︎お仕事はこちらへ:kiriiti.shizuka@gmail.com ⚫︎オンライン販売はこちら:https://kiriiti.booth.pm/ ⚫︎私のTwitter:@kiriitishizuka

静 霧一/小説

欲望に従った料理しか作らない男。 小説は自由気ままに。 ⚫︎お仕事はこちらへ:kiriiti.shizuka@gmail.com ⚫︎オンライン販売はこちら:https://kiriiti.booth.pm/ ⚫︎私のTwitter:@kiriitishizuka

    マガジン

    • 男の欲望めしシリーズ

      酒を飲むために作る料理マガジン

    • 短編小説集

      私の書き下ろした短編をまとめたものになります。

    • エッセイとか手記とか

      エッセイをまとめたものです。

    • 窓際席のアリス様

      長編小説『窓際席のアリス様』をまとめたものです。

    • カフェオレと塩浦くん(長編小説)

      長編小説『カフェオレと塩浦くん』をまとめたものです。

    最近の記事

    固定された記事

    【自己紹介】静 霧一の履歴書

    ハロー、こんばんわ。 静 霧一です。 ちなみに読み仮名はシズカ キリイチです。 "静かなる霧の中に独り"という言葉から命名しております。 【プロフィール】■27歳(1994年生まれ) ■生まれも育ちも埼玉県 ■3歳児の父親 ■本業:webマーケター  前職:医療関係の営業(※消化器外科領域 クリニック開業等経験) ■純文学小説とエッセイ書いてます ■男の欲望めし作ってます ■商品紹介しています ■20kg以上のダイエット経験有(過去ベンチプレスMAX120kg) 人生備忘

    スキ
    507
      • 「  」

        「この絵ってさ、おかしくない?」 彼が指をさした先にあったものは、全面が灰色で塗られた絵画であった。 よくよくそれを間近で見ると、その絵は油彩画で描かれており、細かなインクの凸凹がまるで脈を打っているようにも見える。 その絵には「  」というタイトルがつけられていた。 「……?」 私は首を傾げた。 いったいこの絵のタイトルはなんなのだろうか。 そんな疑問を持たれることなど、作者も百も承知であるのにもかかわらず、この作品の説明は一切記載されていない。 なんかよくわからないねと

        スキ
        11
        • 久しぶりに料理。

          スキ
          19
          • 新しいことがしたくて、Web広告業界に飛び込んで1年が経った。

            「このままでは、社会人として何も残せずに死んでしまう」 コロナ禍で人の動きが止まり、経済危機が訪れる中、私は一人これからの生き方についてを悩んでいた。 ちょうど娘が3歳になり、父親としてどうすべきかを考えた上で、私は「転職する」という決断を下した。 年功序列であった前職は、何もせずただ平凡に仕事をしていれば、それなりの役職になれることはよくわかっていた。 が、果たしてそれで私の人生はそれでいいのだろうかと本気で悩んだ。 新しいことに憧れた。 そして辿り着いたのが、「We

            スキ
            27

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 男の欲望めしシリーズ
            静 霧一/小説
          • 短編小説集
            静 霧一/小説
          • エッセイとか手記とか
            静 霧一/小説
          • 窓際席のアリス様
            静 霧一/小説
          • カフェオレと塩浦くん(長編小説)
            静 霧一/小説

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            霧の区「ミノタウロスと薬指」

            「おやおや、綺麗なシャツだね」 少年は湿度街の闇市でぽつりと座り込む白髪の婆さんに声をかけられ、立ち止まった。 逃げなければいけないのに、どうもその婆さんが気になって仕方ない。 少年はその婆さんに近づき、視線を合わせるようにしゃがみこんだ。 婆さんの手前には、小さな灯篭のようなものが置いてあり、筆文字で「裏なゐ」と書かれている。 「これのどこが綺麗なシャツなんだ?」 少年は自分の来ているシャツを婆さんの眼前に見せつける。 「その赤は林檎と同じ赤。生命の色。禁断の色。真実の色。

            スキ
            22

            絵心の箱庭

            友人が油絵で個展を出すらしい。 場所は原宿。 期間は1週間ほどなのだとか。 私はこの話を3年前から聞いていた。 これからやってみたい夢の一つに、「個展を開く」ということを私に教えてくれた。 それと同時に今開けない理由も教えてくれた。 「納得いく作品が描けない」 彼女はそう口にしていた。 「納得」というのは定義が難しい。 自分の作品のダメな部分は、創作者であれば必ず目についてしまうものだ。 完璧を追い求めるほどに、「納得」というのは遠ざかっていく。 結局のところ、「納得」

            スキ
            19

            全然記事書けてないですが、生きています。

            スキ
            11

            語彙の蟲

            「いやあ、あれは本当に不思議な現場だったね」 そう語るのは、長年刑事を勤め、今年定年退職した金森義道であった。 インタビュアーの小野章介は、その言葉を一言一句聞き逃すことないよう、ノートに乱暴な字で書き綴る。 金森が煙草を吸うたびにその煙が鼻へと入り、その異臭からむせ返りそうになるのを小野は我慢していた。 目の前にある喫茶店のアイスコーヒーだけが、この場所に不釣り合いな自分を守ってくれているような気がしてならなかった。 小野は、この取材に当たりの予感を感じていた。 いまや世

            スキ
            21

            文学フリマとお金の話

            「芸術にお金なんてご法度だろ」 そんな声が聞こえてきそうなタイトルだが、今日は文学フリマとお金について話そうと思う。 今やネットで文章を書くだけならお金はいらないが、それをいざ形にするとなるとまぁお金がかかる。 金がかかるならやらなきゃいいというのは簡単だが、人の欲求というのはだんだんと膨らむもので、それがわかっていても止められないものだ。 ということで先日行われた文学フリマの収支について語っていこうと思う。 これから本を売っていきたいという方は、どれぐらいの収支会計にな

            スキ
            55

            ポスターを作る。そして、本を売る。

            第三十四回文学フリーマーケット東京に参加した私は、この日、たくさんの本を売った。 「自分の作品を本にする」 なんて素晴らしい言葉だろうか。 あぁ、自分の頭の中の妄想が本になるまでを10万文字ぐらいで語りたいと思っているが、今日はその話ではない。 私はこのイベントに際し、もう一つ制作に力を入れたものがある。 それがポスターだ。 本の制作に力を入れるあまり、宣伝をするということを忘れがちだが、このポスターはサークルの認知拡大とブランディングに大きな効果をもたらしてくれる

            スキ
            68

            たとえそれが穴の空いた心臓であっても

            冷たくなったベンチに一人、私は朝焼けを見ながら座っていた。 黒い夜の空を焼くように朝は訪れようとしている。 煉獄にも似た朝の赤い空気は、私の肺を焼き、呼吸するのを苦しくさせた。 夜であっても、やがて朝が来る。 いつまでも降りやまない雨はない。 咲かない花などない。 どれもこれも、目覚めを急かすような言葉ばかりで嫌気がさす。 私はこの悲しみを抱いて逝きたいのだ。 そうでなければ、私の背負う罪を贖うことを神様は許してくれないだろう。 私は先刻、愛した人を殺した。 つい3時間前

            スキ
            17

            初出店。自分の本を売るということ。【第三十四回東京文フリ】

            こんばんは、静 霧一です! 昨日はnoteの世界を飛び出て、東京文フリへと参加しました! 空は快晴で、来場するには良すぎる天気でした! そんな中、合流したきさらぎみやびさんと金ときさんとそわそわしなが待機。 開場の合図で自分たちのブースに行き、設営を始めました! 一般来場は12時からの入場でしたが、11時30分ごろにはすでに長蛇の列が出来ていました。 そして定刻なり、開場。 拍手喝采のもと、第三十四回東京文学フリーマーケットは始まりました。 最初は本当に売れるかどうか

            スキ
            40

            設営完了! #東京文フリ

            スキ
            15

            三文小説(再掲)

             もし、君が死んでしまう直前に言葉を紡ぐとしたら、僕は何というだろうか。  そんなこと考えたくもなかったし、想像もしたくなかった。だけども、現実というのは突飛なもので、神様は悪戯にサイコロを振り、いつもタイミング悪く騒動の目を引かせてくる。こんなにも自分が苦しむのなら、僕は君に出会わなきゃよかったんだと思うことだってある。  それでもそれは過去の話であって、すでに僕と君は出会ってしまっている。  ありきたりの人間関係の中で、僕は君のありきたりな友達となり、そしてありきたりな恋

            スキ
            20

            想像をカタチに。【文フリ雑記】

            私は夢を見ていた。 自分の紡いだ文章が、本になることを。 小説を書き始めて、約3年の月日が経ちました。 これまで没も含めれば文字数だけで100万文字以上は書いてきたと思います。 noteの短編のマガジンも見れば100本を超えていました。 文章を書くにつれ、次第に自分の中で「作品を形にしたい」という思いが強くなりました。 紙というこだわりを強く持っているのは、本好きの性なのかもしれません。 そして今年、第三十四回東京文学フリーマーケットに意を決して申し込みました。 準備

            スキ
            36

            webカタログはこちらから↓ https://c.bunfree.net/c/tokyo34/h1/%E3%82%A6/29

            スキ
            14