静 霧一/料理と小説

欲望に従った料理しか作らない男。 小説は自由気ままに。 ⚫︎お仕事はこちらへ:kiriiti.shizuka@gmail.com ⚫︎投稿記事はマガジンから ⚫︎私のTwitter:@kiriitishizuka
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【自己紹介】静 霧一の履歴書

ハロー、こんばんわ。 静 霧一です。 ちなみに読み仮名はシズカ キリイチです。 "静かなる霧の中に独り"という言葉から命名しております。 【プロフィール】■27歳(1994…

水仙と月の熱病

月の熱に魘され、喉がひたすらに渇く。 「あなたさえ、いなければ」 私は、夜中の2時45分になると、からくり時計のようにそう呟いていた。 夜の黒は少しずつ闇へと変わ…

【短編小説】時織りの手紙

 祖父が亡くなった。  つい二週間前のことだ。  あまりの突然の訃報に暁人は驚き、納骨が終ってもなお、まだどこかで祖父が生きてるんじゃないかと思っている。  それ…

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男の欲望めし特別編『鶏ももとハマグリの簡単蒸し』

こんにちわ、キリイチです。 今回は特別編として、他のかたのレシピを再現しよう!ということで料理を作らせてもらいました。 参考にさせて頂いたレシピがこちら。 そし…

時織りの手紙(7) 最終話

「ねぇ、おじいちゃん。もうその話何回もきいたよ」 裕次郎はため息交じりに、祖父の話を聞いていた。 夏の日のお盆に里帰りすると、祖父は毎年のように関東大震災の時に…

【エッセイ】打ち上げ花火、散るとみるか消えるとみるか

夏の夜空に咲く大輪の花——— きらきらと火花が撥ね、夜のキャンバスに動的な芸術が咲き誇る。 猩々緋、菖蒲色、群青色に梔子色。 草花にはないその配色は、人工物たる芸…