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財布を7年ぶりに新調しました。
「yuhaku」の財布ですが、これまで見た財布とは段違いに綺麗です。
絵画技法を用いた独自の染色技術だそうです。
もし財布を検討している方がいらっしゃれば、オススメします。
https://www.yuhaku.jp/
A3052の神様(5)
「おぬしまた来たのか。願いは叶えられないぞ?」
目の前には動画サイトを暇そうに見る神様の姿があった。
「お礼が言いたくてきました。この間はありがとうございました!」
大きな声でお礼を言い、頭を人生で一番深く下げた。
「ええい、うるさいうるさい!そんな大きい声で言わんでも聞こえてるわい!そまぁ久々にいい暇つぶしになったからな。わしからも礼を言うぞ」
神様に暇つぶしと言われたのは癪に障ったが、まさか
A3052の神様(4)
ハッと目が覚めると、私はネカフェの個室のシートの上で寝ころんでいた。
スマホの時刻を見ると朝の5時23分と表示がされていた。
一体いつからここに寝ていたのだろうか。神様はどこに行ったのだろうか。隆司との別れは夢だったのだろうか。
私は神様と出会ったフロアまで行くが、そこには壁があり、行き止まりとなっていた。そりゃあそうだよなと思い、私はため息をつきながら自分の個室へと戻り、帰り支度を済ませ伝票片
A3052の神様(3)
「なにをぼーっとしておる」突然の声に驚き、辺りを見渡す。
どうやらその声はベッドの上からしているようで、ベッドの上を覗くと神が寝ころびながら漫画を読んでいた。
「神様ここでなにやって―――」
そう口にした瞬間、神様を通じて願いを言った記憶が一気に駆け走った。
そうだ。私は彼に謝るためにここに来たんだ。
「これはおぬしの記憶じゃ。ただ魂と話すだけじゃ味気ないだろうと思ってな。特別にあの時を再現した
A3052の神様(2)
壁の先には目を疑う光景が広がっていた。
真っ黒な空間に2メートルほどの赤い鳥居が十数本並んで道を作っているのだ。あまりの神秘的な光景に少し恐怖を覚え後退りするも、背中が壁にあたり元へ戻ることが出来なくなっていた。
本当に都市伝説は存在したんだ。私は唾を飲んで一呼吸を置き、心の中でよしと唱えて鳥居の中を進んでいった。
進んでいくにつれ、目の前に何やらはこのようなものが置いてあるのが見えた。距離が近
A3052の神様(1)
東宮駅西口のネットカフェ「LAGUS」には神様がいる。
しかもその神様に出会えれば、願いを一つ叶えてくれるらしい。
私はそんな馬鹿げた都市伝説を確かめるべく、人生で初めてのネットカフェに入店した。
神様に会うにはいくつかの条件があるらしい。
1、 水曜日の深夜0時にネットカフェに入店すること。
2、 深夜1時にA3052宛てにカレーライスとお稲荷さんを2つ注文する。
3、 深夜2時に2階へと続
財布を7年ぶりに新調しました。
「yuhaku」の財布ですが、これまで見た財布とは段違いに綺麗です。
絵画技法を用いた独自の染色技術だそうです。
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文学フリマ東京36「湿度文学。×霧一礼文堂」出店します!
お久しぶりです。
キリイチです。
3ヶ月ぶりの投稿となりますが、その間何もしていなかったわけではありません!
この度は、あの「湿度文学。」さんと、文学フリマ東京36に共同作品で出ることが決まりました!!
共同作品で新作を1本書き下ろしました!
タイトルは「とある、地獄」です。
湿度街の中にある「霧の区」を舞台にした今作品。
ある少年が、「人を幸せにする」桜桃の麻薬を作ったことをきっかけに、湿