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2023年7月の記事一覧

小説の裏表紙だけしか書けない作家【江戸川沿競歩】

小説の裏表紙だけしか書けない作家【江戸川沿競歩】

梅雨の晴れ間には、出掛けたくなる。

神保町駅のA6番出口を上がり、

岩波神保町ビルの真下に出る。

左に曲がり、
神保町交差点を九段下方面の書店街へと進む。

行き交う人を見ると
最近、外国人観光客が増えたなと感じる。

神田一橋中通りに入り本を物色。

さあ次の書店へと振り返り、空を見上げた。

あっ…閃いたでげす。

皆さん、申し遅れました。

私、文豪に憧れて挫折した男、
江戸川沿競歩(

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展覧会レポ:グッチ銀座ギャラリー「YUZURU HANYU: A JOURNEY BEYOND DREAMS featured by ELLE」

展覧会レポ:グッチ銀座ギャラリー「YUZURU HANYU: A JOURNEY BEYOND DREAMS featured by ELLE」

【約2,800文字、写真約10枚】
グッチ銀座ギャラリーで開催された羽生結弦さんの写真展に行きました。その感想を書きます。

結論から言うと、普段、グッチや羽生結弦さんに興味が薄い私でもそれぞれの魅力が伝わる展覧会でした。グッチ銀座ギャラリー第1回目の展覧会としても相応しい仕上がりだと思いました。今後の展覧会にも期待です。

▶︎ アクセス開催場所は、グッチ銀座の7階です。今までグッチ銀座には入っ

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7/31 「ひとの個性とは、『愛された障害』のことである。」

7/31 「ひとの個性とは、『愛された障害』のことである。」

これまで愛されてこなかった領域に触れ平然とされたとき、ひとは「愛された」と感じる。

ひとはただ好まれたいわけではない。深く好まれたいわけでもない。ただ、ある領域の汚れを、しずかに拭ってくれるひとを待っているのだ。

ひとが「個性」とは呼ばれたがらない、ひとのある普遍的側面について。

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人手不足対策の外国人雇用に必要なのは言語対応よりも働きたくなる労働環境つくり

人手不足対策の外国人雇用に必要なのは言語対応よりも働きたくなる労働環境つくり

「外国人=言語対応」が脊髄反射になっていないか

日本はおもてなしの国だ。日本に来た外国人が嫌な思いをしないようにと細かいところまで気を遣っている。非英語圏の先進国に旅行に行くと思っていたよりも英語が通じなくて困ったという経験を持つ人は多いだろう。日本も店員の英語力には難があっても、外国人観光客が訪れるようなところは複数言語での説明書きや写真メニューなどが準備されるようになった。外国人観光客に対し

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キャリアについて全力でドラクエで例えてみる

キャリアについて全力でドラクエで例えてみる

こんにちは、ハヤカワ五味です。
最近、働く女性の妊娠と出産について考える機会が多いのですが、その際に切っても切り離せないのがキャリアの話。キャリアというとざっくりですが、妊娠出産という観点でいえば「妊娠前までに、いかにスキルを身につけておくか」みたいなところが重要な気がしています。
そして、そのスキルについて説明するときに外せないのがドラクエです。基本的に私はドラクエ感覚で仕事をし、ドラクエ感覚で

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デビルマンからAIへ 人類が追求する能力外在化の冒険

デビルマンからAIへ 人類が追求する能力外在化の冒険

石器時代から始まるテクノロジー、デビルマンのデーモンの合体能力、そして現代のAI。人類が能力の外在化を追求する冒険として眺めてみます。

テクノロジーと能力の外在化テクノロジーの始まりは石器時代とよく言われます。『2001年宇宙の旅』の冒頭を思い出します。そこにある物を、道具として扱うこと自体は、人以外の生物も実践していることです。しかし、その物を磨き上げ、更なる機能向上を目指すバージョンアップに

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仲間外れに関連する性格

仲間外れに関連する性格

古代ギリシャのアテネでは,非合法の独裁者である僭主の出現を防止するために,市民がそのおそれのある人物を投票によって国外追放にするという制度を運用していました。日本での,掟や慣習を破った人に対して制裁行為をする村八分のような制度です。

この陶片追放から,オストラシズム(ostracism)という英単語ができており,心理学でも「仲間外れ」の現象として研究されています。

オストラシズムは,他者から無

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https://courrier.jp/news/archives/333558/
https://mdpr.jp/news/3868492

西洋の同性愛差別はキリスト教の道徳的善悪の「悪」から来ていたが、日本では好悪感情の「悪」なので根本的に異なる。これらの報道は日本も西洋と同じく「罪」を犯していたと印象操作する悪質なもの。

著者が語る:正しい「認知バイアス」対処法

著者が語る:正しい「認知バイアス」対処法

「農業協同組合」(JA: Japan Agricultural Cooperatives)が、地域農業の担い手やJA青年部員・JA役職員などを対象に1947年に創刊した『地上』という雑誌がある。

そこで、「正しい『認知バイアス』対処法」という記事が公開されたので、紹介しよう。なおこの記事は、私が取材を受けてライターの鷺島鈴香さんが原稿をまとめ、それを私がチェックする方式で進めたものである。

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