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2021年6月の記事一覧
「私はあなたのことが大切です。」と伝える意味
私はよく"大切"を口にする。この場でも何度も使用してきた。類語が溢れかえり選択が可能、種類豊富で私たちの個性を作り出していく言葉に囲まれる中で、「好き」「大事」「特別」よりもどことなく穏やかで暖かく、愛おしさを表すのには"大切"が一番しっくり来るから私はこの言葉を使っている様に思う。
例えば「特別」は多くある中のうちの一つが秀でているイメージに対し、「大切」は特定ではなく全てを同じくらい・平等に
夢の中でさえ野球を観に行く私
野球場で観戦している夢をよく見る。否、野球場で観戦している夢しか最近見ていないこの1週間。これは本当のことで、夢の中の私はいつだって幸せそうに過ごしている。一人で訪れ周囲と盛り上がり乾杯をするという姿は少し前の私そのもの。時間が経つと内容は薄れてしまうけど、そこは現札幌ドームというよりも、今まさに日ハムが北海道北広島に建設中の「 ES CON FIELD HOKKAIDO 」を彷彿させるような、次
もっとみる合格点ギリギリの丁寧な生活で幸せ
丁寧な暮らしってどういう意味なのだろうか。華やかで美しい料理を作ること?お金を無駄遣いしない様に気をつけること?はたまた早寝早起きの生活リズムを整えて朝から白湯を飲むこと?よく見かける丁寧な暮らしという言葉に漠然とした憧れを抱いては明確な形が見えずに、何を目指せばいいのか分からないということを多く経験してきた。
その中で私の思う「丁寧」の一つの側面として理解していることは、自分と向き合う時間を持
完璧なんて存在しない
私が話すときに気をつけていることをあげるとすれば「語尾を伸ばさない」だ。
それは出会った人たちの中でよく出会う癖の一つでもあり、テレビを見ているとそうして話す人も頻繁に見かける。そして不思議と女の人に多い。理由を考えてみると「柔らかそう」「親しみやすく聞こえるから」というのが主な訳なのだと思うけれど、私は会話のテンポが間延びする感じがあまり得意ではない。だから自分はそう話さない様にしている。
路上呑みに対して、本当に素直に思うこと
依然感染者が増え続ける中、緊急事態宣言が解除され私は少なからず戸惑っている。リバウンド気味の数字や明らかに目に見て分かる人の増加。いくらワクチンが普及され始めたからといって、急に規制解除の反動を実感している。「仕方ない・我慢の限界だ」と言う気持ちは私も人の心として持っているけど、仕方ないで本当に纏めてしまっていいのかと疑問を抱き続けているのも事実。
今日はそんな葛藤とも当然とも取れる感情を持つ私
Youtuberの様にお洒落な生活じゃなくても
家での時間を大切にしてるけどお洒落なYoutuberの様にお洒落な生活が出来ない。それでも私は、私の心を満たすことが出来ていると思っている。
何年か前の私は、まだ自分の現実を生きる時間よりも、デバイスを通して誰かの生活を見て憧れを抱く時間の中を長く生きていた。YOUTUBEは便利なもので、次から次におすすめにお洒落な人たちのチャンネルを上げてくれた。自分も頑張ってこんな生活をしたいと、憧れを強く
自分の欲が大切な人を傷つけないか考える
起きてLINEを開くと「一人旅に来てるけど何したら良いか分からない、寂しくて会いたい」と友人から連絡が来ていて、どう返したらいいか悩んでしまった。私だって会いたいけど、冷静に考えて会いに行ける状況ではないと分かっているからだ。
「小池都知事が今朝、過労で入院した」というニュースを見た。普段、政治等無頓着すぎるほどの私は、朝の情報番組で流れるさわりの出来事しか知らないけれど、私自身普段から基本的な
トウモロコシと夏の記憶たち
夏生まれなのに夏が昔から嫌いなのは単純に暑さに弱いからだ。そんな私でも夏の時期の食べ物は好きで、特にトウモロコシが好きだ。昔「となりのトトロ」に出てくるメイちゃんの真似をして「トウモコロシ、トウモコロシ」と大声をあげ歩き回るご機嫌な私を見て母は呆れながらも笑っていたけれど、今でも心の中では連呼してしまう。
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栃木県にある祖父母の家は田畑に囲まれ言葉通りの田舎だ。隣の家まで約150mほど離
「24時間の中でどの時間帯が一番好き?」
「24時間の中でどの時間帯が一番好き?」と、なんともお洒落なことを聞かれた日があったことを今になって思い出した。あれは確か5年くらい前のことで、当時の私は迷うことなく夜!と答えていた気がする。しかも満面の笑みで。大人になりたてで自由さを一番満喫出来ると思っていたのだ。でも5年経った今なら迷うことなくこう答える。月曜日の遅めの夕方!と。
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夏が一気に近づき日が延びた今の時期は特に、18:3
今、大切な人達と会えた時のために種を撒く
家の近くには大きな人工池がある。田舎を開発した都市に住んでいるから、池は夜になると作為的な明かりを反射する。出来すぎた世界に生まれてしまったがために環境において有り難みをすんなり感じることが少ないけれど、人に対しては忘れてはいけない点だ。
自分のことを思ってくれる人達に
フォローしてくれる人達に
気持ちを奮い立たせてくれる人達に
そんな簡単なことなのにそれすら当然と思ってしまえばただの傲慢でし
優しい言葉ばかりのエッセイや動画は退屈だ
私は今電車でオフィスに向かう会社員として生活しているけれど、会社員同士じゃないと分からないことって多い。会社員と大きく括っても今の時代、実際に通う人とテレワークの人との差は大きいし、お洒落な販売員と身なりを気にする余裕が無くなった私とは興味の対象が違うのは当然だ。それは良いも悪いもないけれど、あまりにも感覚が違う人と接した時に「言ってもきっと伝わらないな」と思い話すのをやめてしまう私が最近いる。
スタバで恋話をする女の子たち
ミーハー心に従うように、私はスターバックスコーヒーが好きだ。新作には当然手を出すしむしろそれが楽しみにもなっている。仕事後に時間に余裕があればふらりと立ち寄ってしまうため、最寄駅のスターバックスに相当貢献しているだろう。
何がそんなに好きなのかと考えてみると、一番最初に頭に浮かんだ理由は一定のスペースを一定の時間、好き勝手に過ごしてもいいという点だった。それは他のチェーン店も同じのように感じるけ
花束は幸福の象徴で価格じゃない
「本日、お花が一本220円とお買い得です。いかがでしょうか~?」
いつも利用する駅中には花屋が入っていて前を通ると季節を感じる。最近は母の日のピンク色から紫陽花の淡い水色に変わり美しく、それは会社と家の往復で唯一の自然の彩で、心癒される瞬間だ。でも店員さんのその声が私の意識に入り込んできた時、実際に立ち寄るほど花に興味がなく、相場を知らない私が思った正直な感想は「お買い得?」だった。
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