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2020年10月の記事一覧

中堅看護師が陥りやすいワナ

中堅看護師が陥りやすいワナ

私はかれこれ7年くらい看護師をしていて
ベテラン看護師さんからすれば
まだまだ未熟な立場ではありますが
とはいえペーペーでズブの新人と
いうわけでもない。

そんな中堅の立場となると
陥りやすいワナって600個くらいあるんですが
今日はいくつかに絞ってお話ししたいと思います。

相手の話を聞かなくなる精神科に限らずですが
新人・若手看護師が患者さんの対応に
苦慮していると
出番が回ってきますよね。

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後輩や部下に伝える時の注意点

後輩や部下に伝える時の注意点

微妙な差ではあるが
すごく大事なことだなと感じていることなので
書いていきます。

たとえば
上司が部下に伝える時
親が子供に伝える時など
何を伝えるか?より
どう伝えるか?が大事だと思っているのですが
具体的にどう伝えるべきか?という話です。

私は相手に指導する際
まず相手に考えてもらうスタイルなんですが
案外そういう指導が
今はスタンダードな気もするのですが
「自分で決めなさい」
と伝える時

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「何事もバランスだよね」と言わない

「何事もバランスだよね」と言わない

絶対にみなさんも言ったことがあるはず。
私も何度もあります。

自分以外の誰かと
議論をしているときに
白か黒かを決めている場面において
「何事もバランスだよね」というワード。

もう次言ったらステープラーで
口が縫合されると思ってください。 #医療者以外は調べてみてください #写真載せようと思ったら 、ややグロだった

いや、とはいえ
めちゃくちゃ言いたい。
「ケースバイケースだよね」
「状況によ

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ギバーになるのは簡単じゃない

ギバーになるのは簡単じゃない

この世の中での
成功の必須条件みたいになってますが
あちらこちらで
ギバーになるべきだ!
と書かれてたり言われたりしています。

私はこの意見に大いに賛成しています。

そもそもギバーとは
自己利益を考えずに
相手に施したり与えることができる人ですね。
反対にテイカーは、与えるより
多くをもらおうとする人のことで
GIVE & TAKE のバランスを取ろうとする人を
マッチャーと分類します。

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細かいことに気が付けない人の特徴と対策

細かいことに気が付けない人の特徴と対策

他人の細かい変化や
相手の感情に気が付けない人
いますよね。
他人に目を配る力がある人は
コミュニケーション能力に長けていますし
仕事もできますし
結果、信頼も集める。

この社会を生き抜く上で
割と大事な能力かもしれませんよね。
他人の仕草や言動の変化に気がつける能力は。

どうやったらこの能力が身につくか?
と考える上で大事なことは
逆になんで気がつくことができないのか?
と原因や理由を探るこ

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相談できない人は必要ない

相談できない人は必要ない

・相談する時は大枠から話す。
・3つ話すことがあるなら話しかけた時に
 「3つお話があります」と伝える。
・相手の状況を確認する。
・話しかけるタイミングに注意する。
・愚痴にしない。
・相手の意見を素直に受け止める

これらは相談する時のポイントのようなものですが
今回のnoteは
このような当たり前のことはあえて
深掘りして書きません。

ここでは更に上をいく
相談の仕方について書いていきます

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ありきたりな休日の過ごし方をぶち壊せ!

ありきたりな休日の過ごし方をぶち壊せ!

仕事をしている人や
学校に真面目に通っている人からすれば
休日の方が貴重なわけで
多くの人が休日までの日数を逆算して
毎日を過ごしているんじゃないでしょうか。

土日が休みの人であれば
水曜日から「あと3日!」と
無意識にでも考え始めますよね。

で、肝心の休日ですよ。

みなさんはどのように過ごされてますか?

・美味しいものを食べに行く
・SNSに投稿できるようなネタを探しに
 有名なスポット

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看護師は人気商売でもサービス業でも無い

看護師は人気商売でもサービス業でも無い

今日はボツを2作書いたあとなので
なりふり構わず
常日頃思っていることをサクッと書いていきます。 #こういう日もある 。つらい。

今日は
看護師は人気商売でもサービス業でも無い
という話をしていきます。

基本的に病院で勤める看護師さんは
固定給で歩合制では無いので
患者さんや医療スタッフに
好かれようが信頼されようが
収入は変わりません。
学歴や経験年数での評価や
院内での貢献度もボーナスなどに

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根性論・精神論はクソだという奴はクソだ

根性論・精神論はクソだという奴はクソだ

少しずつ時代が移り変わり
「なんでも気合入れてやればできる!!」
といった根性論から
生産性や合理性、効率的な
やり方や考え方が
浸透してきているように思います。

私が勤務している精神科病院も
実は〝頑張る〟とか〝根性〟などの
精神論とは案外、真逆の世界でして

たとえば
アルコール依存症の方に
「気合で酒やめよう!」
なんて言わないんですよね。

うつ病の急性期の段階で
「体育館でバレーしまし

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新しいことにチャレンジするな

新しいことにチャレンジするな

・プライドを捨てて新しい世界に飛び込んでみよう
・知らない世界に飛び込んで見聞を深めよう
・考えが古くならないように新しいことを知ろう

時代はもの凄いスピードで
移り変わっており
「本当にこれでいいのか?」
と常に自問自答していかなければ
いけない時代です。

そんな折、
巷では上記のような
新しいことにチャレンジすることが
美徳とされている考えにシフトしてきました。

はっきり言いましょう。

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勉強するやつは使えない

勉強するやつは使えない

タイトルはかなり攻めた事を言ってます。
すんません。
ただし、最近つくづく感じるんですよね。
勉強するやつは使えない
ということを。

厳密に言えば
勉強するだけのやつは使えない。

「あ〜勉強だけして、行動しないやつは使えないってことね。」
「もしくは勉強はするけどアウトプットしなかったら頭に残らないから意味ないとかいう類の話ね」

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
そんな浅い話はしま

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精神科で働いていて1番やりがいを感じる時

精神科で働いていて1番やりがいを感じる時

私は精神科ナースとして
勤務し始めて4年目程度の
自称若手ナースなんですが

今日は今まで精神科病院に勤務していて
1番嬉しかったこと。
1番やりがいを感じたエピソードについて
書いていきます。

「俺はこんなこと頑張ったんだよー」
というテイカー的なnoteではなくて
どちらかと言えば
精神科病院の構造と
精神科ナースは何にやりがいを
感じるのかについて書いていきます。

私は今、アルコール依存

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人前に出ると緊張する原因と対処法

人前に出ると緊張する原因と対処法

職場でプレゼンしたり
結婚式でスピーチをしたり
結婚式の二次会の司会進行を行ったり
人前に出ると緊張する人ってたくさんいますよね。

というかほとんどの人が
人前に出ると緊張するから
苦手意識を持ってますよね。

わかるわかるー

と言いたいところですが
実は私、あまり緊張しないんです(笑)

厳密に言えば緊張しなくなりました。

私は元から特別にプレゼン能力が高くて
自信に満ち溢れているわけでは

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精神病患者さんの自宅を訪れることでわかること

精神病患者さんの自宅を訪れることでわかること

先日私が担当している入院患者さんの
自宅へお伺いするという
お仕事をしてきました。

退院前訪問看護と言いますが
入院中の患者さんが
退院する前に外出や外泊を行い
自宅での生活に徐々に慣れていくことと
看護師が自宅まで同行することで
自宅の様子や生活環境だけでなく
病院への経路や
公共の交通機関を問題なく利用できるのかなど
退院後の生活を想定して
今の患者さんがどの程度の生活力があるのかを
把握す

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