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新しいことにチャレンジするな

・プライドを捨てて新しい世界に飛び込んでみよう
・知らない世界に飛び込んで見聞を深めよう
・考えが古くならないように新しいことを知ろう


時代はもの凄いスピードで
移り変わっており
「本当にこれでいいのか?」
と常に自問自答していかなければ
いけない時代です。

そんな折、
巷では上記のような
新しいことにチャレンジすることが
美徳とされている考えにシフトしてきました。


はっきり言いましょう。

新しいことにチャレンジすることは
めちゃです。

やったことがあることより
やったことがないことの方が多いわけですし
何かを始めるだけなら
誰でもできます。

しかし、もっとなのは
今までやってきたことを
今まで通りやることです。

そこの認識はみなさん共通だと思います。

だから新しいことにチャレンジして
変化を受け入れようという考え方が
今広まってきているような感覚があります。

確かに新しいことにチャレンジしたり
習慣化することって
違和感がありますけど
それが成長だということなんだと思います。


でもはっきり言って
それだけじゃ甘いっす。

もちろん自分自身も
耳が痛い話なんですが
確かに新しいことを始めるのは
やり始める前と比べると
前に進んだ気がして
気分も良いです。

でも大して前に進んでないことも多くないですか?

というか人間はそうそう簡単に
良い方向に変わらない。

じゃあどうするべきか。

答えは
今やってることを
本気でやることです。

本気でやるというのは
当たり前ですが
同じことをただ毎日繰り返すのではありません。

・本当に今のやり方でいいのか?
・余計な時間を削って患者さんや
 お客さんのためにできる時間の使い方は?
・目の前の人の変化にどれぐらい気付けた?
・何かひとつでも考え抜くことができたか?
・いつも一緒にいてくれる家族に
 言葉や態度で幸せを与えることができたか?

結局今の自分が得られている
人間関係やお仕事の有り難みを
忘れてしまっている
から
新しいことに活路を見出そうとしているわけです。

しかし新しいことにチャレンジするだけでは
本当の意味で成長はしませんよ。


たとえば
3年毎に転職を定年まで繰り返した人と
何かひとつでも仕事を数十年勤め上げて
しかも惰性で続けるのではなく
創意工夫しながら
失敗を繰り返して責任ある立場まで
出世した人。

どちらが成長した人であるのか
言うまでもないですよね。

今、目の前にある人間関係や
仕事、趣味でもいいですが
それらをより良くしようと
何度もトライアンドエラーを繰り返したか。

これが本当の意味での
チャレンジ
です。

はっきり言います。

私もまだまだ惰性で仕事を済ませたり
家族の前でいい加減なコミュニケーションを
してしまっているくせに
新しい出会いや仕事を
求めたくなる気持ちが
どうしても出てくる

そんな反省をひしひしと感じながら
このnoteを書いています。



結局、新しいことにチャレンジするって
ただの現実逃避だったりするんですよね。
本当に今やっていることを
全力でやり切らないと
新しいことを始めても
意味ないっすよ。

息抜きは大事ですが
力を入れるところ
本気を出すところ
そういうタイミングは必ず毎日あります。

自己反省も含んだ今日の記事ですが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました😊

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