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人前に出ると緊張する原因と対処法

職場でプレゼンしたり
結婚式でスピーチをしたり
結婚式の二次会の司会進行を行ったり
人前に出ると緊張する人ってたくさんいますよね。

というかほとんどの人が
人前に出ると緊張するから
苦手意識を持ってますよね。

わかるわかるー

と言いたいところですが
実は私、あまり緊張しないんです(笑)

厳密に言えば緊張しなくなりました。

私は元から特別にプレゼン能力が高くて
自信に満ち溢れているわけではありません。

何ならプレゼンの内容に関しては
まだまだだな〜と反省ばかりです。

少なくとも
目の前に10人だろうが100人だろうが
私の過去最大は250人ですが
大勢の人を前にしても
あまり緊張しなくなったと思います。

ちなみに元々は人前に出るなんて
あり得ないと思っている子供でしたから
後天的に身についた能力だと思っています。


勿体ぶらずに結論を言いましょう。
結論:無理をしないことです。

めちゃくちゃシンプルですよね。

逆に言えば
緊張するのは能力以上の力を
無意識に出そうとしている
からなんですね。

120%の力を出そうとしている。

もっとわかりやすく言えば
見栄を張ろうとしているから緊張するんですよね。

その昔、人前に出ると
アガリ倒してた頃は
確かに無理してましたもんね。

・聞く人の学びになることを言わなきゃ!
・ちょっと小粋なジョークを言って笑わせなきゃ!
・退屈に思われないよう意外なことを言わなきゃ!

と能力以上の実力を出そうとしていました。
それに今思えば
自分に自信もなかったからこそ
「周りからよく思われたい!」

と余計に思っていたように思います。

実力がない
  ↓
無理をする
  ↓
緊張をする

こういうメカニズムなんですよね。

緊張のメリット

ちなみに
緊張も悪いことばかりではなくて
緊張することで交感神経が優位になると
循環が良くなり
頭の回転が良くなり
自分の身体の最大のパフォーマンスを
発揮しようと身体がするのだそうです。

なのであながち緊張することも
悪いことではないんですけど
とは言え社会人になり
年々人前で話さなければいけない状況になるわけで
逃げ出すわけにもいかなくなりますから
少し緊張の緩和をする方法についても
お伝えしましょう。

無理しなくて良い状況を作る

先程も言ったように
無理して成果を上げようとするから
余計に緊張するわけです。

だから無理をしなくていい状況を作れば
緊張しなくて良いはず。

そこでまずは
準備をしっかり行うことです。
意外とみんな準備しないんですよね。

私は人前に出ることに抵抗はありませんが
勝負所で成果はバリバリあげたい人なので
いい加減にはせず
全力で取り組みます。


職場の病院内で
全職員対象の必須講義を行う時も
準備は入念に行います。
プレゼンの原稿とPowerPointができたら
PowerPointのスライドを
スマホで動画を回しながら
実際に本番のようにプレゼンを行います。

そして内容を聞き直して
意味が伝わりにくいところなどを修正したり
PowerPointの修正を行います。
・例え話が多い、長い
・PowerPointに情報が多すぎる
・文字フォントに差がある
・「えー」とか「あー」を極力減らす
・1つのプレゼンで、言いたい事は1つに絞る
など何度も加筆修正をしていく。

そして妻にお客役となってもらい
プレゼンを行う。

そこでまたアドバイスを書き留めてもらっておいて
フィードバックする。

その後は職場の上司にも
フィードバックをもらう。

この時点では修正点はあまりないので
あとは原稿を自分でボイスレコーダーに入れて
毎日聞く。

その目的は本番で原稿を読まなくて良いように
するためです。

そうすることで当日は
聞き手の顔、表情に集中することができます。

聞き手に目を向けなければ
どんなに内容がよくても伝わりませんからね。

私はここまで準備しとけば
まぁ緊張しないです。
要は準備する過程で
プレゼンの内容が頭理入るから
実力になってるんですよね、きっと。

だからスライド流しながら
聞き手をしっかりみていても
スラスラと言葉が出てくる状態を作る。

別に私は話すことが得意ではないのですが
準備しとけば問題ないわけです。

もちろんプレゼンが終わると
まだまだだったな〜と反省はあるのですが
後悔はしないものです。

なので緊張するのは
準備不足であることが
大きな原因だったりしますので
事前にしっかり対策しましょう。

準備に時間を割けない場合は?

とは言え毎度毎度そんなに準備できなかったり
あとは司会業のように
予定通りに進まない仕事など
準備のしようもない場面も人によっては
ありますよね。

私も友人の結婚式の乾杯の挨拶を
式の当日にお願いされたことがあるんですが
さすがに一文字も準備してないから
一気に緊張したことを覚えています。

でもそのあと考え方を変えたことで
緊張がほぐれた経験があります。

一体どうやって私はその場を乗り越えたのか。

答えはそうです、無理しないことです。
つまり自分のできる範囲で
やることをやるしかないのです。

乾杯の言葉の定型文だけを取り敢えず覚えて
あとは無理せず自分の思ったこと
言える範囲のことを言うようにだけしました。

笑いを取ろうとか
へぇ〜と言わせようとか
恥をかかないでおきたいとか
一切考えず
仲良かった頃の話とか
当たり障りないことを言っておけば
誰も何にも文句は言わないし
炎上することもないだろう!

と思っていたら
案外デキるもんなんですよね。

さすがにその挨拶を終えた時
周りの友人から
「挨拶を式の当日にお願いされたとは
思えなかった!」
と言われましたので
めちゃくちゃ自己肯定感は上がったのですが(笑)
たぶん立派な挨拶をしなきゃ!
とか見栄を張ろうとしてたら
グズグズになっていたと思います。

あとは場数!経験!

とは言え初めて結婚式のスピーチを任されるときや
職場で大事なプレゼンを任されると
緊張するでしょう。
どんだけ緊張しないように
準備しても
未経験のことは
大体イメージ通りにならないから
すぐにテンパります。

だから若いうちから
グループディスカッションの発表など
ちょっとした発表の場から
たくさん経験しておくんですよ。

最近はコロナウイルスの影響で
大勢で研修を受けることもなくなりましたが
なるべく人前で話す経験は
しておいた方がいいでしょうね。

特に人前で話す能力に長けているというのは
希少価値となるので
必ず役に立ちます。

人前で話すのは才能ではなく技術です。

誰でも磨けば身につくものなのです。

人前で話す時は
チャンスだと思って
準備をしっかり行い
無理をしなくても話せるぐらいの
状態にしておいて
経験を重ねていく。

そうやって成功体験を積んで
試行錯誤していくうちに
自分の価値も上げていきましょう☺️

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