![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86960241/e322d60e757c6cc9d0944d18c8be4fc1.jpeg?width=800)
- 運営しているクリエイター
#仏教
仏教美術のイコノロジー―インドから日本まで
仏教美術のイコノロジー―インドから日本まで
仏教美術が、どこで、どのように発達してきたのかを、解説した本です。
インド、中央アジア、中国、日本と、仏教の来た道筋を追っています。
仏教美術といえば、まず、仏像が思い浮かべられますね。
けれども、仏教美術に含まれるのは、仏像だけではありません。
本書では、蓮や聖樹など、仏教美術に現われる植物の表現について、取り上げられています。
アフガニスタンの美(ショトル・ミュージアム)
アフガニスタンの美(ショトル・ミュージアム)
アフガニスタンは、アジアの内陸にある国ですね。二〇一四年現在は、政情不安な国であることで、知られています(^^;
また、イスラム教国であることでも、有名ですね。
かつて、この国では、仏教が栄えました。その頃の遺跡が、たくさん残っています。
正確には、「残っていました」と言うべきかも知れません。イスラム教の勢力が強くなり、政情不安と相ま
遣唐使 (岩波新書 新赤版 1104)
遣唐使 (岩波新書 新赤版 1104)
遣唐使について、全般的に、わかりやすく解説した本です。
遣唐使について知りたいなら、まず、本書を読むことをお勧めします(^^)
本書を読めば、遣唐使の輪郭を知ることができます。
遣唐使の前段階に当たる遣隋使から、最後の遣唐使に至るまで、順番に取り上げています。計画だけで終わった遣唐使についても、解説されています。
本書を読み通せば、お
シルクロードの象 (1980年) (シルクロード史考察 正倉院からの発見〈14〉)
シルクロードの象 (1980年) (シルクロード史考察 正倉院からの発見〈14〉)
『シルクロードの象』とは、不思議な題名ですね。
内容は、この題名どおりです。シルクロードに現われるゾウ(象)を紹介した本です。
シルクロードと象とは、普通は、あまり結びつきませんよね。
けれども、考えてみれば、シルクロードの途中には、ゾウの分布する地域があります。東南アジアや、インドを中心とした地
日本の美術 第271号 六道絵
日本の美術 第271号 六道絵
六道絵【りくどうえ】とは、仏教の六道輪廻【りくどうりんね】の様子を描いた絵です。
本書は、さまざまな六道絵を集めて、解説した本です。日本の主な六道絵は、本書一冊で、ほぼ、網羅されていると思います(^^)
日本の仏教的世界観では、生きる者はすべて、六つの世界を生まれ変わってゆくことになっています。地獄道・餓鬼道・畜生道・阿修羅道・人道・天道の六つの世界で
須弥山と極楽―仏教の宇宙観
須弥山と極楽―仏教の宇宙観
仏教は、日本人に馴染みのある宗教ですね。
その割に、仏教の世界観は、知られていません。
本書は、仏教で、世界がどのようなものと考えられていたのかを、解説しています。
おそらく、この分野では、最も基礎的で、わかりやすい本でしょう(^^) 初心者にも、ある程度知識のある方にも、お勧めします。
とはいえ、仏教的世界観は、理解するのが、決して楽ではありま
日本の美術 no.330 飛天と神仙
日本の美術 no.330 飛天と神仙
飛天【ひてん】と呼ばれる超常的存在と、神仙と呼ばれる超常的存在とを、解説した本です。
類書は、ほとんどありません。飛天を扱ったものとして、わずかに、小学館の『飛天の道』があるくらいです。
飛天も、神仙も、日本をはじめ、アジアの美術に、よく現われるものです。一見しただけでは、飛天なのか、神仙なのか、わからないものも、少なくありません。
ごく簡単
吉祥・弁才天像 (日本の美術)
吉祥・弁才天像 (日本の美術)
『日本の美術』シリーズの317号です。
仏教に登場する女神、吉祥天と、弁才天との特集号です。
吉祥天も、弁才天も、もとは、インドで信仰されていた女神です。それが、仏教に取り入れられて、日本にも渡ってきました。
この二柱の女神は、性質が似ています。どちらも、容貌が美しく、福徳を司るとされます。このために、混同されることもありました。
本書では、
飛天の道―東洋の各地に舞う天人・天女たち (Shotor Museum)
飛天の道―東洋の各地に舞う天人・天女たち (Shotor Museum)
飛天【ひてん】を御存知でしょうか? 空を飛ぶ天人や天女のことです。
その飛天について、美しい絵画や写真とともに、紹介した本です(^^)
飛天は、東洋版の天使ですね。西洋の天使が、キリスト教の神の周囲を飛ぶように、東洋の飛天は、仏さまの周囲を飛びます。
仏像や仏画がお好きな方なら、必ず、目にしているでしょう。
日本の美術 (No.382) 不空羂索【ふくうけんじゃく】・准胝【じゅんてい】観音像
日本の美術 (No.382) 不空羂索【ふくうけんじゃく】・准胝【じゅんてい】観音像
雑誌『日本の美術』のうちの一冊です。不空羂索【ふくうけんじゃく】観音と、准胝【じゅんてい】観音との特集号です。
仏像について、少し詳しい方ならば、観音菩薩【かんのんぼさつ】に、いくつもの種類があることを、御存知でしょう。千手【せんじゅ】観音、如意輪【にょいりん】観音などという名が、付いていますね。
図説 モンゴル歴史紀行
図説 モンゴル歴史紀行
モンゴルの歴史と文化について、手軽に知ることができる本です(^^)
写真や図が多く、直観的にわかりやすいです。モンゴルについて何の知識がなくても、すんなり読めます。
「モンゴルのこと、何も知らないけれど、これから知りたい」方には、まず、本書をお勧めします(^^)
本書を読めば、モンゴルの歴史や文化について、最低限の知識は得られると思います。
モンゴル