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超常現象に関する本のレビュー集

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超能力、UFO、幽霊などの心霊現象、未確認動物(UMA)、超古代文明、魔術など、オカルト的なことに関する本のレビューを集めてあります。
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#宇宙人

空飛ぶ円盤の真実 (超科学シリーズ)

空飛ぶ円盤の真実 (超科学シリーズ)

空飛ぶ円盤の真実 (超科学シリーズ)

 「空飛ぶ円盤」という呼び名は、一定以上の年齢の方にとっては、懐かしいと思います。
 現在の言葉で言えば、UFO(未確認飛行物体)ですね。昔は、UFOという呼び名より、「空飛ぶ円盤」―Flying Saucerの訳語―のほうが、一般的でした。

 本書は、UFOが「空飛ぶ円盤」と呼ばれていた頃の、一般向け解説書です。
 著者のフランク・エドワーズ氏は、

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天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)

天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)

天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)

 題名のとおり、天使と悪魔とについて、解説した本です。

 天使や悪魔といっても、キリスト教のものとは限りません。イスラム教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教、道教など、各宗教において、天使や悪魔に相当するものを紹介しています。
 本書が一冊あれば、基本的な天使と悪魔とについては、ほぼ、カバーできると思います。

 本書がもの足り

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謎解き超常現象DX

謎解き超常現象DX

謎解き超常現象DX

 超常現象を、懐疑的に解説している本です。
 というと、何だか、難しそうですね(^^;

 内容は、難しくありません。世の中で不思議に思われている現象の正体を、わかりやすく解説している本です(^^)
 超能力、UFO、心霊現象、未確認動物(UMA)、超古代文明といった分野が、取り上げられています。いわゆる、オカルトとか、スピリチュアルとかいわれる分野ですね。

 こう

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謎解き 超常現象

謎解き 超常現象

謎解き 超常現象

 UFOや超能力、心霊現象といった、不思議な現象の正体に迫った本です。
 オカルトマニアは、ぜひ、読むべきですね(^^)
 そうでない人も、読んで面白くないことはありません。初心者にもわかるように、丁寧に説明されているからです。

 本書を貫くのは、懐疑的なスタンスです。
 「懐疑的」とは、不思議な現象を、頭から信じるのではなく、また、頭から否定するのでもありません。

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なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか

 題名を見ると、トンデモ本かと思われそうですね。
 でも、これは、まじめな本です。常識ある大人が読むにふさわしい、と断言できます(^^)
 普通の人には信じがたい話も出てきますが、フィクションではなく、ノンフィクションです。

 エイリアンやUFOの本というより、心理学の本です。
 「エイリアンに誘拐された」と思い込んでしまう人たちを、調べた本で

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たったひとつの冴えたやりかた

たったひとつの冴えたやりかた

たったひとつの冴えたやりかた

 もはや、私ごときがレビューを書くまでもありません。SF小説の中の、永遠の名作です。
 普段、SFを読まない方にも、お勧めできます(^^)

 この中には、三篇の小説が収められています。表題作「たったひとつの冴えたやりかた」と、「グッドナイト、スイートハーツ」と、「衝突」の三話です。
 表題作の評判が高いですが、他の二作も良いです。私は、「衝突」が好きですね。

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オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

オカルトの惑星―1980年代、もう一つの世界地図

 同じ青弓社から出ている『オカルトの帝国』の続編といえる本です。
 オカルトという視点から見た日本社会について、解析しています。

 『オカルトの帝国』は、ほぼ、一九七〇年代の日本に限って、語っています。
 対して、本書は、一九六〇年代から一九八〇年代という、より広い範囲を語っています。

 一九七〇年代の日本は、大変なオカルト・ブームで

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オカルトの帝国―1970年代の日本を読む

オカルトの帝国―1970年代の日本を読む

オカルトの帝国―1970年代の日本を読む

 副題にあるとおり、一九七〇年代の日本社会について、語った本です。
 かすかにでも、当時を覚えている日本人であれば、読んで損はありません。

 それは、単に、「郷愁を呼び起こされるから」ではありません。
 当時を知らない人でも、十二分に読む価値があります。
 なぜなら、現在の日本社会の、「ある一部分」の基礎が作られたのが、一九七〇年代だからです。

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論破できるか!子供の珍説・奇説―親子の対話を通してはぐくむ科学的な考え方

論破できるか!子供の珍説・奇説―親子の対話を通してはぐくむ科学的な考え方

論破できるか!子供の珍説・奇説―親子の対話を通してはぐくむ科学的な考え方

 講談社ブルーバックスの一冊です。「わかりやすい科学」を提供することで知られるシリーズですね。
 この本は、ブルーバックスの正統派といえます。まさに、子どもに説明できる、わかりやすい科学を示してくれます。

 例えば、あなたは、こんな質問に、「科学的に正しく」答えられますか?

 「宇宙人がいる確率は、二分の一だよね

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