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儚く、脆く、強く。

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#小説

ずっと、怖かった。

ずっと、怖かった。

2023.5.27-28

大切な人と過ごす2日間。
逢うことに慣れが出てきているはずなのに、、
不思議と緊張していました。

その緊張を少しでも解そうと、
とっても可愛いらしい、この歌を。
繰り返し聴いていました。

私って、女の子なんだな、って想いました(笑)
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そして、新横浜駅の東口で、無事に合流。
髪が伸びたね、って、
そんな会話から、始まりました。

まだ緊張を抱えつつも、江ノ

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きえないで、と響くから。

きえないで、と響くから。

2023.3.24-25

待ち合わせは東京の新宿駅。大切な人が泊まっていたカプセルホテルの方へと向かいます。そのホテルの前で合流しようと思っていましたが、歌舞伎町という、今まで感じたことのない空気に圧倒され、奥へと進めなくなってしまった私。その場で留まり、大切な人に来てもらいました。

空色のコートに、空色のマスク。(私も空色のコート着てくれば良かった..と少しの後悔から旅が始まります)。

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孤独、無気力。でも、私は独りではない。

孤独、無気力。でも、私は独りではない。

2023.2.8--

しっかりと眠ったはずなのに、、
ぐったりと重い身体を起こしました。

白湯を飲み、バレットジャーナルを書き、ストレッチをする。これは私の毎朝のルーティーンです。このルーティーンだけは、不思議と続けることができています。朝の時間に書くバレットジャーナルには、なんとなく気になる言葉や、自分へのメッセージを残しています。

朝ごはんは、トーストにバターを塗り、おまけでキャンディチ

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海月と、男と、女と。

海月と、男と、女と。

2023.1.13

13日金曜日。私は母と江ノ島へ行きました。ありがたいことに、新江ノ島水族館の入場券を2枚ギフトで頂いていたのです。この日は冬時期としては珍しく暖かな陽気だったので、行くことにしました。

江ノ島まで約2時間半。私は移動中の電車で、千早茜さんの「神様の暇つぶし」を読んでいました。これは大切な人から薦められた本でした。私は働き始めてから、あまり読書に没頭できていなかったのですが、

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アイ。

アイ。

2022.11.26

言葉にできない、
でも確かにそこにある、
沸々と湧きあがる何かを感じて、
電車に乗りこみました。

時間の経過とともに、その何かは、今にも溢れだしそうな涙に変わろうとしていました。
茜色の宇宙(そら)が目の奥に映り、涙が大きくなるのを感じていました。

人と人との繋がり。出逢い。
こんなにも美しく尊いものだとは想っていませんでした。

その想いへのきっかけを与えてくれたのが

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交差点。

交差点。

2022.10.16-----

ショッピングモールへお出かけに行きました。
私は本当に必要だと思ったときにしか購買欲が生まれにくく自分の世界に入り込めません。
この日は、雨の日用の靴、傘、靴下、櫛、、などなど必要だと思うものが不足していたため、自分の世界の中で買い物ができました。

お昼には秋刀魚の定食を食べました。

大切な人が秋刀魚の写真を投稿していて、それがあまりにも美味しそうで注文してし

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余韻と現実の間で。

余韻と現実の間で。

2022.10.11-----

朝目が覚めると、私は自分の部屋にいることに気づき、あの2日間は夢だったのではないかと余韻と現実の間を彷徨っていました。

鳥のさえずりを聴きながら、白湯を飲みストレッチをし一日が始まります。

休み明けの3日間は外部研修の予定があり、いつもと違う時間に、環境に、足を運びました。

研修後は、休みが続いていたこともあり、仕事が溜まっているのではないか、期日が迫ってい

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