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【ジャンル不問】LGBTQな話題のまとめ

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LGBTQな話題の記事や、ちょっと触れたりしてる記事をまとめました。
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#悩み

【by them更新のあとがき】その悩み、“レス”が原因ではないのでは?

【by them更新のあとがき】その悩み、“レス”が原因ではないのでは?

夫婦やパートナーとの夜の営みの頻度が少ないことは“レス”なんだろうか。
僕は一概にそうとは言い切れないのでは?と考えています。

こんにちは、椎名です。
今回の更新は夜の営みの“レス”について書かせていただきました。
僕とパートナーである彼女はあまり頻度が高くありません。しかし“レス”かと言われるとそうでもないと感じている。そんなことを綴りました。

行為の頻度が少なくても、レスではない。体の性が

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【by them更新のあとがき】忘れられない恋、ありますか?

【by them更新のあとがき】忘れられない恋、ありますか?

甘酸っぱさだけでなく少しだけ苦みやチクリと痛む傷も一緒くたにした、学生時代の忘れられない恋。普段は思い出の中にしまい込んだそれを思い出させてくれる「かけおちガール」

はじめて読んだ際、僕は「これは僕と彼女が歩んだかもしれなかった未来だ」と思ったんです。心の性は定めていないけれど身体は女性の僕は、パートナーである彼女と学生時代の頃に初めてお付き合いをして、セーラー服で拙い恋を育んでいた。その頃の淡

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【by them更新のあとがき】僕が生きにくさを自覚したとき

【by them更新のあとがき】僕が生きにくさを自覚したとき

はじめて自分の「生きにくさ」を言語化した時のことを覚えていますか?
僕は覚えています。

こんにちは、椎名です。
僕は身体は女性ですが心の性は定めていない、セクシャルマイノリティです。自分の性別やその他のことからいつからか「生きにくい」と考えていた時期が長らくありました。
今回の更新では、その生きにくさの中でも身体女性もしくは身体男性として生まれたことによる生きにくさ、体の性や社会的な性によっての

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【by them更新のあとがき】はじめて彼女と“兼用”の服を買ったはなし

【by them更新のあとがき】はじめて彼女と“兼用”の服を買ったはなし

身体は女性で、心の性は決めないと決めた僕はメンズファッションが大好きだ。身体の性だけで言えば“異性装”を楽しむ人。それが僕らしいかたちのひとつで、自分らしいファッション。

こんにちは、椎名です。
暑いなりにほんのり秋の雰囲気も出てきて秋冬モノの服を買うのが楽しい今日この頃です。

今回の更新では、“自分らしいファッション”をテーマに書かせていただきました。
僕は身体の性が女性なのでメンズファッシ

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【by them更新のあとがき】手を繋げる街、東京。

【by them更新のあとがき】手を繋げる街、東京。

今年の夏も昨年に引き続き、帰省しないことを選んだ方が多いかと思います。僕もその一人です。
生まれ故郷には会いたいと思う人たちがいる反面、正直地元を愛せないことに長年罪悪感を抱いていました。(今は折り合いをつけています)

地元を愛せることは素晴らしいけれど、地元から離れて生活をしていることにホッとしている人がいても良いと僕は思うんです。
だけど公に「地元を愛せない!」というとなんだか薄情な人間だと

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勤め先の書類に、僕のパートナーの名前を記入した話。

勤め先の書類に、僕のパートナーの名前を記入した話。

僕が勤めてる企業は、LGBTQフレンドリー企業ではありません。そんな企業で、誰にも知られず、ある書類で僕の名前にパートナーの名前が並びました。
今日はこのことをお話ししたいと思います。

 

僕が勤める都内のある中小企業はLGBTQフレンドリーを掲げていません。
映像教材を各社員が必ず1度は観ること、という最低限のLGBT研修は行われましたがそれ以外の取り組みは特にありませんでした。
珍しいこと

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【お知らせ】LGBTQについて書いているマガジンはじめました

【お知らせ】LGBTQについて書いているマガジンはじめました

ここ数ヶ月で、LGBTQ当事者やアライの方に「note読んでます」「これから読ませていただきます」という声をかけられたので作ってみました。

とてもありがたいです。

 

思えばプロフィールで「僕はLGBTQ当事者です」と明記しているのだから、それに触れた内容の記事を読みに来てもらえるというのはごく自然なことですよね。なんでいままでやらなかったんだ…

人から求められている部分を伸ばす、というの

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LGBTQだからってそれを表現しなくても、君は君だよ。

LGBTQだからってそれを表現しなくても、君は君だよ。

久々にこういう話題がはなしたくなったので。

初めに言っておくと、セクシャルマイノリティについての活動を行っている人たちを否定する意味は一切ありません。セクマイを公表して文章を書いている僕の文章も“活動”だと思うから。だけど今日は、積極的に活動、表現をしない人たちにスポットを当てて話したい。

  

なぜ僕がセクシャルマイノリティの話をするのかまず簡単に、なぜ僕が自分のこと、LGBT当事者の暮ら

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地元を愛せないことは“悪”なんかじゃない。

地元を愛せないことは“悪”なんかじゃない。

上京して12年。この冬の帰省でとうとう僕は地元が好きでないことを受け入れることができた。
人それぞれ、様々な理由で同じように地元を愛せないと思っている人がいると思う。
誰もが地元を愛せるわけではない。そんな話がしたい。

 

 

地元への愛と、地元に暮らす人への愛は違う。地元への愛のなさを主張したけれど、まず弁解させてほしい。僕は地元で暮らしている友人や親族のことは好きです。そこへの愛はありま

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“変わってる子”で良かったと思える場所に、タップシューズが連れてきてくれた。

“変わってる子”で良かったと思える場所に、タップシューズが連れてきてくれた。

少し前に、通っているタップダンススタジオの発表会に参加しました。
スタジオに通い始めて丸3年。早いものです。
年に一度の発表会は、今年で3回目の参加。
子供の頃から“変わってる子”だった僕は、この日心から“変わってる子”で良かったと思えた。
そう思える場所に、タップシューズが連れてきてくれたんです。

 

小さい頃から外で遊ぶより、絵を描いたり工作をしたりする方が好き。
小学生になると、それに文

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「僕はチビ爪である。その後、ネイルサロンに行きました。」日々、たぬき。

「僕はチビ爪である。その後、ネイルサロンに行きました。」日々、たぬき。

トキです。

 

以前書いた、下記のコンプレックスである深爪「チビ爪」を治しはじめたころの記事。
このその後を書きたいと思います。
チビ爪コンプレックスがネイルサロンに行きましたよ。

この後ウィークリージェルに手を出したり、また爪いじりが多少出てしまったり紆余曲折を繰り返しました。
とりあえず、恥ずかしくない程度の長さを維持できていてほっとしていたのですが…

 

ひょんなことで爪にヒビが入

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