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【by them更新のあとがき】手を繋げる街、東京。

今年の夏も昨年に引き続き、帰省しないことを選んだ方が多いかと思います。僕もその一人です。
生まれ故郷には会いたいと思う人たちがいる反面、正直地元を愛せないことに長年罪悪感を抱いていました。(今は折り合いをつけています)

地元を愛せることは素晴らしいけれど、地元から離れて生活をしていることにホッとしている人がいても良いと僕は思うんです。
だけど公に「地元を愛せない!」というとなんだか薄情な人間だと受け取られないか、なんて考えてしまうのも事実で。

今回の更新は、何らかの理由で帰省を億劫に感じてしまうことと、地元を愛せないことは悪いことなの?について、僕が抱いていた罪悪感を踏まえて書かせていただきました。

実家に帰省したくない。「地元を好きになれない」はダメなことなのか

同じように地元を愛せない方や、今回の夏季休暇で帰省出来ないことにホッとしている人に読んでもらえたらいいなと思います。




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手を繋げる街、東京。

今日は割と更新内容にかかわる話題で書こうと思います。
毎度そうすればいいんですけどね。すいません。

大手の企業やIT関連、ベンチャー企業などではテレワークが進んで都外へ転出する方も多くなっているそうですね。確かに東京は遊ぶには便利で魅力的な街でですが、住むには合わないと感じる人もいるのは確か。だけど僕は東京の居心地が良いと感じます。

初めて東京で暮らし始めたのは10代。大学生でした。
現在のパートナーも同じタイミングで上京し、通う学校は違えど放課後や休日の多くの時間を共にしてきました。その中で、東京でなら手をつなぐことが出来た。僕が彼女から見て異性だったなら、きっと地元でも繋げたと思うけれどそうではなかったから。僕たちは地元で手をつないで歩くことも出来なかったんです。
それが東京でなら叶った。一度だけ、メイド喫茶の女の子の呼び込みを無視したら「女の子同士で手繋いでるー!」と大声で言われたけれど、十年以上でその一回きりだ。その一回を差し引いても、多くの人が行きかう通行人に興味を示さないことにだいぶ気が楽に思えました。

今でも彼女との関係を完全にオープンにしているわけではないし、同じマンションに住む人たちももしかしたら僕たちが二人で暮らす様子に疑問を抱いているかもしれない。しかし今のところは何もされても言われてもいないし、こちらから何か悪い意味のアクションをしなければこの先も平穏に暮らせるのではないかと感じています。
しかし地元に帰るとなるときっと話は変わってくる。
帰省の旅にも僕は彼女とのことを隠していることの方が多い。自分を偽る割合は今暮らしている場所よりも、地元の方がどうしても多い。まだまだ僕にとって地元は偽らなければ居られない場所なんです。

東京にデートに来ていた時や、上京してからのデートで手を繋げることが本当に嬉しかった。今でも僕たちは手を繋いで歩きます。この先も手を繋いで歩いていきたい。

小さなお出かけも、人生としても。



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