2021年2月の記事一覧
画太郎先生、だぁ〜い好き♡
あたくしは、
小学校四年生の時、すこぶるに頭が悪かった。
成績は、ゲボ吐くくらい悪かったのだろう。
担任の先生が、家庭訪問の時に
本当に褒める所がなかったのだろう。
「明るい。元気、明るい。いい子!」
その話題だけで1時間、しのいでみせた。
母親はそれを察知して、
「このままでは息子はとんでもないバカになる」
と思い、僕を本屋に連れて行った。
そして、なにか教養にいい本がないか
「花束みたいな恋をした」と「ドライフラワー」における、花と恋と20代。
映画「花束みたいな恋をした」を観た。
タイトルが"花束"なので、花束そのものがこの物語のキーとなるのかと思いきや、相手に花束どうぞするシーンなど全く出てこなかった。もちろん、卒業式にサプライズで花束を渡す所をTikTokに載せるシーンもなければ、真っ赤なバラの花束100本でプロポーズするシーンもない。
だからこの映画は、観た人に、この恋がどう「花束みたい」なのかを考えさせる作品なのだと勝手に受
「和菓子は、日本の宝だ」和菓子が嫌いだった僕が、2年間食べ歩いてみて、衝撃を受け後世に残したい16の名店。
2年ぐらい前から、和菓子屋めぐりにハマっていて、食べに食べた。今までちゃんとまとめてなかったな、と思いつくままにnoteに書いてみたいと思う。
老舗の和菓子屋さんは奥が深すぎて、名字が奥でよかったと思った。
歴史も長く、味わいも変わらない和菓子は、いつしか日本の宝なんじゃないかと思うようになった。
僕は甘いものをそこまで好んで食べない。
だけど東京の向島にある長命寺さくら餅を食べたとき、そ
【小説】 つぎのおはなし
「ゆうちゃん、もうおしまい。帰るよ」
そう繰り返す私の声は、徐々に厳しくなっていった。
それは、入院している父を見舞いに行った帰りのこと。病棟の来客スペースにあるテレビを食い入るように見つめる二歳の息子は、一つのことに熱中しだすと、なかなか次の行動に移ってくれなかった。
「お母さん、これから買い物行かなくちゃならないの。はやくして」
無駄だと分かっていても、イライラしてしまう。もうちょっと