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人生を照らす

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他者思いだからこそ、自分勝手に生きることに全振りしてみる

他者思いだからこそ、自分勝手に生きることに全振りしてみる

「幸せ」は誰のものなのだろうか。

『他人の幸せが自分の幸せに乗り移ってしまうこと』についても考えております…

(みをほさん)

他人の幸せに喜びを感じられることは、人生を豊かにする一つの要素だと思う。

ただ、他人の幸せでしか自分の幸せを実感できないのは、諸刃の剣のように感じる。

大ざっぱに言ってしまえば、「他人の幸せへの依存」かもしれない。

「他人の期待」をテーマに、以前似たような文章

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「他人の期待」に依存していただけかもしれない

「他人の期待」に依存していただけかもしれない

他人の期待に応えるのは楽だ。

分かりやすく自分自身の存在意義を実感できるし、期待に応えようとすることですべきことが見えてくる。

期待に応えると感謝されて、それが嬉しくてまた応えようとする。

ただ、それを続けた先には「依存」がある。

他人の期待に応えられないと満足できなくなったり、期待に応えられなくなった時、自己嫌悪に陥ってしまう。

だから、期待に応えられない時の苦しみは大きい。

「これ

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たまには、自分の期待にも応えたい

たまには、自分の期待にも応えたい

誰かの期待に応え続ける人生が悪だとは思わない。

だって、ほとんどの人は誰かの期待に応えることで金銭的にも精神的にも満たされて、生きていけるから。

ただ、誰かの期待に応え続ける“だけ”の人生は、辛いかもしれない。

何のために生きているのか、どこを向いて、誰のために自分は存在しているのか、次第に自分自身が分からなくなってしまう。

誰かの期待に応えるのは自分ではない誰かでもできるけれど、自分の期

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効率性や生産性を浴び続けるからこそ、無駄が恋しくなる

効率性や生産性を浴び続けるからこそ、無駄が恋しくなる

「あなたのモヤモヤで文章を書かせてください」より。

人と違ったことにモヤモヤしているかと思います。複雑で申し訳ないです…!
『なにこれ?なものや無駄なものは買う必要があるのかについて』
『これからもファストフードやファストファッションは求められていくのか』

みをほさん

もう2つあるのですが、それらは別記事にしようかなと。

いずれもあまり考えたことのないテーマで、非常に悩まされた。

「無駄

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【最近読んだ本】旅は何かを気づかせてくれる。人生をもっと足掻こう!

【最近読んだ本】旅は何かを気づかせてくれる。人生をもっと足掻こう!

大学時代から旅をするようになった。
手段は電車と徒歩。時々バス。
「旅行」という言葉より「旅」のほうがしっくりする。
そんな時間を日本全国あちこちで過ごした。

旅に出ると、決まって小説が書きたくなった。
その頃は「一度旅に出ると、ひとつ物語が書ける」と言っていた。
それくらい「旅」というのは、何かを気づかせてくれる時間だったように思う。

原田マハさんの『さいはての彼女』を読んだら、あの頃の旅の

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何が成功かなんて人それぞれだけど、そこに至るまでの方法はたったひとつなんじゃないかなという話

何が成功かなんて人それぞれだけど、そこに至るまでの方法はたったひとつなんじゃないかなという話

成功ってなんだと思いますか?

ひと昔前まで商売で成功するといったら、売上を大きく上げて、5店舗、10店舗と数を増やしていき、高級なマンションに住んで良い車を乗りまわす、とだいたいの理想像は決まっていました。

しかし現在はそんな成功のイメージも様変わり。

好きなことで食べていくとか、家族との時間を大事にできる働き方をするとか、こんな思いを広めたいとかいう、精神的に満たされる暮らしを目標に事業を

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11人の若者

11人の若者

15時を少し超えたあたり。zoomを開くと静かな教室に11人の若者がいた。静かな教室。数年前に大学の非常勤講師は辞めており、年に1、2度の特別講義だけを引き受けていたがイレギュラーで学生の質問に答える講義のゲストとしてzoomで登壇した。

学生たちのためになるなら、断らない。そう決めている。いい大人振りたいからでもなく、純粋に画面の向こうにいる学生たちの年齢の頃、多くの活かした大人たちが無償で僕

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