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紫の夜を越え、見っけ

紫の夜を越え、見っけ

ライブや舞台は、わたしにとって「日常の中の非日常」空間だ。

6月18日に開幕したSPITZ JANBOREE TOUR2021 "NEW MIKKE" の初日に(も)、わたしは本当に幸運にも行くことができた。

本来なら、2019年に発売されたアルバム「見っけ」を引っ提げ、昨年春から全国各地を周るホールツアーがスタートするはずだった。それが年をまたいで何度も延期され、苦渋の決断の末に中止、そして

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感覚型の落とし穴。(ユング心理学のタイプ論)

感覚型の落とし穴。(ユング心理学のタイプ論)

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読んでから河合先生の本を読みあさっています。河合氏は日本に初めてユング心理学を広めた方です。
今日はユング心理学の「タイプ論」について書いていきます。

一般的態度、内向と外向
ユングは同じ事象をみても考え方や捉え方が違うことから2つの一般的態度にわけました。よく聞く「外向」「内向」です。
外向型…関心や興味が外界の事物やひとに向けられ、それらとの関係や依存によ

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あなたの知らないフライパンの世界

あなたの知らないフライパンの世界

フライパンのプロが目利きした感動のフライパン3選

今月はフライパンの最先端を紹介します。
プロが愛用する鉄製フライパンから、使いやすさを意識して開発されたフッ素加工のもの、新しい素材を使ったものなど、フライパンは進化し続け、とどまるところを知りません。そしてもうこれ以上のものは当分開発されないだろうというところまで到達したような気がします。その集大成ともいえる最先端のフライパンを検証してもらうの

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自分の進路は正しかったのか

自分の進路は正しかったのか

今回、23歳の方からお手紙を頂きました。この方は大学時代に演劇部に所属しており、その時に俳優としての自分1番イキイキしていると感じ、卒業後は新聞配達の仕事をしながら養成所に通うことになったそうです。

ただ、卒業後の進路としては2択あったそうで、ひとつは大学があった地域に残って働きながら、当時すごく仲良くしていただいていた社会人劇団に所属して続ける。もうひとつは、上京して俳優を職業として生きる道を

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「出会いの総量が増える人」と会うことが好き

「生きている中でどんな瞬間が一番好き?」と聞かれたときに、私はよく「人と会う」瞬間だ、と答える。数年ぶりに誰かと再会することも、同じ人と定期的に会うことも、新しい人と出会うことも、どれも差をつけられないくらい大好きだ。

もちろん、一人の時間はそれと同じくらい大切にしたい。一人になる時間がないと、自分の感情や行動をバランスよく保つことができない、と思う。そのことを踏まえた上でも、やっぱり人と会って

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スキーは夏に上手くなる

スキーは夏に上手くなる

なるほどなあ、と思った言葉です。

前職の時の同僚に、スキーインストラクターのライセンスを持っている人がいたんですね。話していた内容からは、当時スキーバッジテストの2級。

冬になると、毎年最低30日間山に籠もることを自分に課していた、なかなかストイックな方でした。本職はもはや副業状態。

その人が言っていた言葉の中で、名言だなと思ったのが「スキーは夏に上手くなる」です。意図としては二つあるらしい

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前向きな自分でいるための3つのポイント

前向きな自分でいるための3つのポイント

こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。

ある日の夜、私は、同年代の女性で全く医療とは関係のないグループに対して、ヨガの指導をしていました。

この方たちとの出会いは、2019年の夏でした。

非常に前向きで、しかもポジティブな人たちばかりなので、私のキャラクターを伸ばしてもらえている素敵な時間を過ごしています。

さて、今回は、私の前向きな自分でいるための3つのポイントを紹介したいと思います。

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無で描いた黄色いメモ

無で描いた黄色いメモ

電話しながら 描いたいくつもの
小さな花 まだここにある
P/スピッツ

草野さんが描く歌詞からは、たった2行抜粋しただけでほのかな恋心が伝わる。「ここ」というのが、物理的な場所を指すのか、胸の内を指すのか、どちらにもとれるところがニクい。

メモが紙だろうとシリコンだろうと、電話が長くなると何かを描いてしまうのはおなじだ。

保険会社さんから、ボールペンで書いても擦れば消えるシリコン製の黄色い

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意見のある者と意見のない者。

意見のある者と意見のない者。

私自身全く意見がないというわけではないけれど
何かについて意見するという事を
実はもともとあまり
やってこなかったのかもしれない。

特に夫を見ていると
自分がそういう人間にすごく思えてくるのだ。

夫は常に何かしらに意見し問題提起してくる。
凄腕の「意見する人」である。
他に例えるなら、御意見番か?
何かに意見している時の夫は、そんな風に見える。

打って変わって私は…あんまり意見がないかもそれ

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人脈と神社の関係について

人脈と神社の関係について

ずっといつか、“人脈”について自分なりの考えを書きたかったのです。

人脈ってまず、正解がないです。だって、人との付き合い方に対して、外から「こうしなさい」みたいな話はあるわけがないですし、人の数だけ“人脈”に対する考え方や感覚があるわけですし。その前書きを書いた上で、僕なりの人脈についての考え方を書きたいです。

僕は、人脈は神社と似ていると考えています。

「あ、スピリチュアルな話ですね。私ち

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パートナー

パートナー

だれかが いれてくれる コーヒーはおいしい

この構図がすきなので つい おなじような絵をかいてしまう

恋愛経済学 - 想いはすぐには忘れない

恋愛経済学 - 想いはすぐには忘れない

何故か分からないのですが、恋愛の女神が月一で降りてきます。

昔付き合った人との想い出が忘れられない、そんなことありますよね。日常でふと思い浮かんでしまったり、いけないと思いつつも比べてしまったり。

こんなところにいるはずもないのに。向かいのホーム、路地裏の窓、交差点でも、夢の中でも。どこかにその姿を視てしまうわけです。

少し美化された想い出と共に、その人との顔を思い浮かべる。淡い気持ちと記憶

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100%フィーリング合う=最高の関係ではないことについて

100%フィーリング合う=最高の関係ではないことについて

今回はどうしても「気が合う」、「気が合わない」の話をしたくて、多少文章がいつもより長くなります。

まずはじめに、人同士には必ずお互いの好き嫌いがあったり、「気が合う/合わない」という現象が起きてきます。でも、実は僕は「気が合わないの方」が「気が合う」よりもシンプルでイージーであることが多いんじゃないかと考えているのです。そう、人との間は「気が合う」と感じた方に実は注意が必要だったりする。

とい

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私はテレワークに向いていませんでした、という話

私はテレワークに向いていませんでした、という話

会社に戻れてよかった約11ヶ月のテレワークを経て、会社通勤に戻った。安心したというのが率直な気持ちだ。もうこれ以上自宅勤務を続けたら、頭がばかになってしまうのではないかと不安にさいなまれていたところだった。朝起きて着替え、玄関を開けて外に出ることがこれほど大事だとは思わなかった。世間的には今後、テレワークの常態化を推進する流れもあると聞くし、たとえば子育て中の夫婦や、性格的に在宅勤務が向いている人

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