産婦人科医 高尾 美穂

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産婦人科医 高尾 美穂

産婦人科医×スポーツドクター yogini ヒトという生きものに興味があります https://stand.fm/channels/5e95843486a7f40577faae1c Twitter @mippolin78

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更年期症状がひどい人・ほとんどない人は何が違うの?

こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 私は、「更年期」というテーマでお話をさせていただく事が多くあり、そこに参加してくださった皆さんからたくさんの質問をいただきます。その質問に目を通す中で、“更年期”と呼ばれている時期に対しての捉え方が、人それぞれで本当に多種多様だなということを感じました。 今回は、この「更年期」をテーマにお話をしていきましょう。 更年期の悩みは人それぞれ私は産婦人科医ということで、このウィメンズヘルス、特にホルモンの分野が専門です。 そのような事も

    • 高尾美穂『私は私』本から「人生を楽しむ6つのコツ」を朗読

      こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日も頂いたレターをご紹介しながら考える時間を作りたいと思います。 このレターは、少し前に頂いておりまして ようやく、皆さんに私が自分の本を読む形で音声で本をお届けする手筈が整いました。 自分の本を自分の声で届けるということを私もできればしたいなという思いがありました。 最近では、電子書籍だったり、書いた人ではないどなたかが朗読してくださって耳から聞けるようなそんな本もありますよね。なのでそのうち、自分の本は自分で朗読できたら

      • 結婚も出産もしない女の人生は淋しいのか?

        こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターをご紹介させていただきます。 ということで、45歳になられる女性が結婚していない、子供を産んでない、お母さんからは、子供を産むのが女性でしょ、というような、そういう言われ方をするケース、今の時代でも、まだあるのだろうと思います。 45歳の親世代ということで、70代、80代と考えると、当時は産めよ増やせよの時代、女性はそれこそ男の人の後ろについて三歩下がって歩くとか、三つ指をついて迎えるとか、ちょっと今では時代

        • 老けて見えないためにできること

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 私は、女性誌で、読者の皆さんがお寄せいただいた悩みにお答えをするというような連載を毎月担当させていただいております。 今日はそちらにいただいたご相談を紹介しながら考える時間を作りたいと思います。 どんなご相談だったかと言いますと、40代の前半女性、小学校、中学校に入るかなぐらいのお子さん二人をお育てになっている歯医者さんからのご相談でした。 一番のご相談内容としては、どんどん老けていっている。 自分の生活を見返してみ

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        更年期症状がひどい人・ほとんどない人は何が違うの?

          大嫌いな人とのコミュニケーション

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターをご紹介させていただきます。 毎日、先生のお声を聞くのを楽しみにしています。 大嫌いな人とのコミュニケーションの取り方について相談させてください。私は49歳、パート勤務です。 30代前半の職場の後輩の行動や態度にイライラします。 年が離れているから考え方が違うのかもと初めの頃は寄り添う努力をしていました。 しかしあり得ないと思い、思えることが何度もあったので心を乱されるようになってきました。 先生は他人のこ

          大嫌いな人とのコミュニケーション

          感謝の言葉を上手く使おう

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日も頂いたレターをいくつかご紹介しながら考える時間を作りたいと思います。 先生は感謝についてどう感じますか? 私は50代、環境や体調の曲がり角を迎えた30代頃からでしょうか。 愚痴や悩みを両親に話す度に感謝が足りないと言われてきました。 先日、少し足を延ばして初めての場所へお花見に夫と出かけました。 それは素敵な里山の風景で、最近抱えている職場の悩みが頭から離れ、晴れ晴れとした気持ちになりました。 早速、撮った写真などを父にLI

          感謝の言葉を上手く使おう

          見方を変えるだけで幸せになれる

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターをご紹介させていただきます。 毎日先生の配信を楽しみに拝聴しています。 先生の言葉を心のお守りにしています。 私は34歳で、10歳・8歳の息子たちと第3子を妊娠中です。 先日3人目の性別が分かり、また男の子でした。 内心、女の子も育ててみたかったなと最初は思いましたが、子供は授かりもの。 また子育てできること自体に感謝しながら、大切に育てていきたいと思っています。 夫や息子たちも、男の子が誕生することを

          見方を変えるだけで幸せになれる

          面倒と思うことへの対処法

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターをご紹介させていただきます。 もうすぐ高尾先生に出会って一年になります。 昨年の3月12日のあさイチから拝聴させていただいています。 今年の目標は手帳タイムを作り自分と向き合うでしたが、一向に進んでいません。 何をするにも頭で考えてしまい、行動に移せません。 自分と向き合うことも上手くできません。 先生は面倒くさいと思うことには、どう対処されていますか? ということで、今日は面倒だなと思うことに対し

          面倒と思うことへの対処法

          男性に知ってほしい『女性の人生の目次』

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターにお答えし、お話を進めたいと思います。 高尾先生いつも前向きで愛のあるメッセージの雨を降らせていただき、ありがとうございます。 私は45歳。めでたく更年期の仲間入りです。 エクオール検査のあと、信頼性のあるエクオール含有サプリメントも飲み始め、先生の著書も読んでいますので、自分なりに準備万端、前向きになるべくなら大きな変化を感じずに過ごせたらいいなと思っているところです。 先生にお願いです。 先日の番組

          男性に知ってほしい『女性の人生の目次』

          親子ほど難しい関係性はない

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日は、親子関係にまつわるレターを2つご紹介しながら少し考える時間を持とうと思っております。 子供の全てが自分にかかっていると思ってつらい まず一つ目のレターです。 いま子供の高校受験の結果待ちをしている50代の主婦です。 私は子供の全てが自分にかかっていると思ってしまっていて辛いです。 もっとこうしてあげればよかったなどと責任を感じています。 先回りして子供に助言ばかりするのは良くないからと放っておいたりしたのですが、また後悔

          親子ほど難しい関係性はない

          心が乱れる理由を知っておく

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 先日、「女性ホルモンとメンタルヘルス」という講座を担当しました。 この講座は4〜5時間の講座ですが、このような長時間にわたる講座を最後にしようと決めたのが去年の秋ぐらいのことで、予定を立てていた今回の講座が最後となりました。 今まで8年間にわたり、このような講座を1000回ほど担当しました。 オンラインに切り替わってからもリアルタイムで皆さんの質問にお答えしながら、この4〜5時間の講座を続けてきましたが、最終回ということで、今ま

          心が乱れる理由を知っておく

          更年期からは人生を軽く生きていく

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もお話を一つお届けしたいと思います。 以前stand.fmで年齢を重ねていく過程において、手放すことで幸せに生きていけることが多くあるというような内容のお話をしました。 手放す生活始めていくのって早すぎるでしょうか。 このようなご相談を46歳の方から、いただきました。 手放す生活はいつからなのか そこで、いつ頃からこのようなことを考えたら良いかを、私なりに考えてみました。 人生というのは、段々と色々なものが増えていきま

          更年期からは人生を軽く生きていく

          幸せなお金の価値観

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターをご紹介させていただきます。 初めまして。 リアルボイスを聞いて自分を振り返ったり、こんな方もいるんだと思いながら勉強させていただいています。 今年で54歳になる主婦で、夫と息子24歳と17歳がいます。 今日は自分の性格のことでお話を聞いてほしいです。 子供の頃の育った環境があまり裕福ではなく欲しいもの、やりたいことを我慢して育ちました。 思春期は父親とも喧嘩が絶えず、19歳で一人暮らしを始め、家からは

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          理不尽な出来事から何を学ぶか

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターを一つご紹介させていただきます。 初めまして、現在育休中の会社員です。 いつも育児の合間に拝聴しており、ほっと休まる一時を楽しんでおります。 ご相談させていただきたいのは、理不尽な目に遭った時にどうすればいいか、またそれを乗り越え、心のもやもやを消す方法についてです。 産休中に人事評価で最低評価がつき、わずかですが基本給が減りました。 産院から退院した数日後に突然給与改定通知が届き、身に覚えがなく怒りが湧

          理不尽な出来事から何を学ぶか

          自分を大切にするとは?

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もいただいたレターをいくつかご紹介させていただきたいと思います。 あさイチで高尾先生のリアルボイスを知り、SNSの音声版というものに驚きながら聞かせていただいている38歳、発達障害の子供2人を持つ母親です。 子供が2人とも発達障害があるということで、ストレスも多いような気がしますが、比較的家事協力的な夫、実家が近く私を受け止めてくれる母、私の大好きな姉に支えられて毎日を過ごしています。 ケアマネの仕事をしています。 ただ子

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          すべては巡る〜先人の言葉が私の言葉になる

          こんにちは、産婦人科医の高尾美穂です。 今日もお話を一つお届けしたいと思います。 最近本を紹介していただきたいという依頼をよく受けるようになりました。 私が本好きというイメージを持ってくださる方が多くいらっしゃるのだと思います。 私は本当に本が好きで、もしかすると皆さんが思っておられるより遥かに本好きと言えるかもしれません。 ツイッターなどで、「高尾先生の家にはどのぐらい本があるのですか?」というようなご質問をいただいたりしますが、「床が沈むぐらい」そんな答えになる

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