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ごめんだけど、おじさんの発言ってなんであんなに腹立つん(※超絶偏見)

最近あるおじさんに腹が立ったので
小話をひとつ。

※かなり腹立ってたんで偉い人に見つからないように
 フィクション混ぜながら行きます。
※オブラートはなしで。


ある仕事でwebコンサルのおじさんと話した。

最近のITツールの広がり具合について
みんなで話をしていて
でもディスカッションというより
一人一人が話をするプレゼン形式的な感じで
マイクが一人一人に渡されるから
私はそのおじさんターンの時は
普通に話を聴いていた。

オンラインで発表会をしたことある人なら
少し分かるかもしれないけど
画面共有をしていると割りと
オーディエンスの表情の確認が
疎かになるし、何よりみんなマイクが
ミュートになっているから時たま不安になる。

だから私はみんなの発表中にも
話が盛り上がるというか
深ぼれるようにリアクションとか質問の
チャットを投げていた(チャットは推奨されてたので)


もともと私がこのおじさんに抱いていた印象を
少し話すとすると(今日初対面ではなかった)
例え意見交換会であっても自分の意見を曲げないで
どこか偉そうというか、柔軟性に欠けるというか
頑固おやじ感がある。
自分に誇り高き自信があるのは良いけど
少し会話がし辛いなと感じていた。


で、話を戻すと、

そのおじさんは
ITの普及の偏りというか
情報リテラシーの格差について問題視をしていて
日々の活動もそこに費やしている人だった。

だからこの日の発表もそんなこと関連の
問題点を提示していた。

その中で、

「東京メトロは電車の中にも電子掲示板があるけど
少し郊外に行くと駅なんか殺風景よね」
「町中にないと日々ITに触れる機会が
当然だけど少なくなるよね」

見たいな話をしていた。

それに対して私も実家の田舎を思い浮かべて

「確かに田園に(新宿?かどっかにある猫飛び出るみたいな)
電子掲示板ないですよね」

とチャットを投げた。

実家の田園。無機物は鉄塔くらい。

するとおじさんから口頭で即返事があり

「いや、田んぼはドローンとかロボットで水質管理をするの
導入されているから、知らないと思うけど結構進んでるんだよねえ。
比較的IT進んでいるから心配ない分野だなあ。」

と言われた。

は?なにこいつ

と、カッチーンとなった。

え、これの?!

どこに?!?!

ドローン?!?!

飛んでるのおおおおおおおおお?!?!


台風の時に「ちょっと田んぼ見てくる」
って言葉を最後に行方不明になる
人がいるくらい水質管理というか
水は基本的に手動&目視なんだけど

手作り袋ちゃんで湧き水の流れを変えてます

手作りの板とか「JA!」って書いた袋が
水路中にあるんだけど…。

ってなって

私にとってそのおじさんは今まで
ただの自信満々頑固じじいだったけど

怒りの対象になってしまった。


でも意外と私はその後も静かにおじさんの話を聴けた。
(自分で墓穴作りたくないからチャット回数は減ったけど)

そしてその会議中にAmazonで両親への
クリスマスプレゼントをぽちった。

(ないしょだよ)

私の怒りはなんだか収まって
超絶方向違いの行動に走ってて
自分でもびっくり。


ただの馬鹿だから気分転換にネットショッピングを
したのではなく、
この時私の中で起こっていたことを話すと、

まず、おじさんに腹が立つ。

私の言葉を否定されたり知ったかぶりされたから、
というのもあるけど私的逆鱗だったのはきっと

私が今まさに実家の稲作の労働とか人手とか
そういう解決方法が難しいことに
頭を悩ましているのに
軽々しく「そこはあまり問題じゃないね」と
言われたことが嫌だった。

誰だって自分が真剣に考えていることを
無下にされたり真実を知らないで
色々言われるのって嫌だと思う。


例えば精神病んで休職している時に
「元気そうじゃん!」

とか

「気分転換に外遊びに行こう!」
「外行こうよ!」

と言われると
ちょっとそいつと縁を切りたくなるというか
こいつには自分の本音は話さないでおこう…
と思っちゃうように

何か自分の大切にしているところに
土足で入られるような、
そんな感じ。


私は恐らく自分が大切に真剣に考えている
家族の事や家の事情に
この頑固ITおじさんに土足で入られて
「うん、問題ないね」
と言われたのが嫌だった。

(おじさんは私の家の事情も知らないし
前に私が農家の生まれだってことを話したけど
多分人より自分にしか興味がないから
多分忘れてる)

(この日も他の発表者の発言中に
自分のプレゼンの準備に没頭してて
正直私は飽きれたよ…)


それで、要は
何が私の中に起きていたかって言うと

おじさんに「農家はIT進んでいる」と言われた。

それに対して
「何も知らないくせに何言ってんだ
このおっさん」と腹が立った

それくらい自分は家族のことを
大切に
思っていて
真剣に考えている。

と言うのに気づいた。

この会議中、おじさんの発表に対して
「いや、実際私の実家はね!」
「ITなんか入れるとどれだけお金かかると思ってんの?!」
って写真を見せて反論することも出来たけど
そんなのは意味がなくて
私の怒りはそれでは多分収まらない。

ああ、それだけ家族のことが大切だったんだなあ


と実感したから、もうこれ以上おじさんの
このおじさんが見ている世界の
問題点についてや
このおじさんが本当に問題だと思っていることの
話を聴いて私の中での反論を準備するんじゃなくて

家族への愛に気付いちゃったから
今この怒りを沈めるためには
家族を守りたいという、
家族について真剣に考えたいという、

何というか、
家族に何か愛を伝えようかな、と考えてしまい

父には眼鏡ケースを
母には洗顔の時に使うヘアバンドを

Amazonで注文していた。


この時結局私はどうすべきだったとか
何が正解だったとかは
まあ、分からない。

でもおじさんに攻撃をしなかったのは
それは正しいというか
人間同士の付き合いとして
正しい判断だったと思う。場も変にならなかった。

その会議の目的はそれぞれの意見交換じゃない。
日々実践していることの
アウトプット会だった。
それを考えても論争はちょっと
時間の無駄つかいになっちゃう。

もしかしたら、私の発表に対して
誰かも不快に思っていたかもしれない。


そんなこんなで
「こいつ、まじなに?!」

って怒りから

家族へのクリスマスプレゼント発注が完了してしまい。

なんだかお勉強になった小1時間の出来事。


この自分の負の感情について
よくあるYouTubeのスピスピ系おばさんは
視点を変えろだの、
いけないことを考えている自分に気付いて逆の事をするだの

とにかく方向転換を促してくるような気がする。

そんなん、はらわたが煮えくり返るってるときに
できるかよ。

今自分が相手の事を衝動的に
こいつ、殴りてえ

って思っている時に自分のお腹を
殴れる奴いないよ。


だから本当は

おじさんの(意図していなかった)
私の地雷踏んだ発言

偶然、私は腹が立つ
家族への愛をけなされたのが嫌だった

これだけ家族のことを真剣に
考えてたんだあ
家族の事好きなんだあ
となる

じゃあ、やることは
おじさんに「は?帰れよ」と暴言を吐くのではなく
自分を満足させるには家族を大事にする行動をすること説
家族へ日々の感謝とか愛を伝える事かもしれない
(まあ、恥ずかしいので今回はクリスマスプレゼントで)

と、
怒りが何に対してなのか
悲しいは何に対してなのか
嫌悪感は何に対してなのか

を考えると自分も安全だし
地雷を踏んだおじさんも
安全にzoomから退出が出来たわけで。

無理に反対方向を向いてしまったら
この負の感情の根源となったところに
多分到達できないし

恐らくまた別の機会にも
誰かがその地雷を踏む。

で、また自分が
怒ったり泣いたり殴ったり
感情が大変なことになる。


変なおじさんに会ったら
自分はその何が嫌だったのか
つまり何を大切にしたいのか
じゃあ、自分は自分に対して
何をしてあげるべきなのか

そう考えるのオススメです。


と言っても私はつながりの学校という所で
NVCというコミュニケーション手法と言うか
考え方的なのを教えてもらって
なんとなああああああく

間違ってるかもだけど
なんとなあああああくやってるだけなので

気になる方は
NVCって調べるかつながりの学校のサイトやら
noteやらイベントやら、で
ちょっぴり味見というか
きちんとイロハを調べると
良いかもしれません。


このおじさんとはもう会いたいくないけどね、!!!!

今日も実家の田んぼには
手動で水が入っています。

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▸が、1回ぽっきりの体験会が12月と1月だけあります




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