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#お仕事の話

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失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。
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2021年10月の記事一覧

亡くなった友人に会いに行く(お墓参りについて)

亡くなった友人に会いに行く(お墓参りについて)

先日、10月にも関わらず、まだ気温が30℃を越え、日差しの強い日、友人のお墓参りに行ってきた。

これで3回目だろうか。

今回は、わたしのまえに、ほかの人たちが来ていたようで、墓石の掃除は必要ではなかった。

水をかけ、墓石の土ぼこりを流し、花を生ける。

わたしが彼と知り合ったとき、彼は末期の胃がんで、余命一年であることを宣告された。若いことが災いしてか、結局、彼は治癒することなく、亡くなって

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急な落ち込みと「鬱」との違いについて

急な落ち込みと「鬱」との違いについて

10月だというのに30℃以上の日々が続いたり、寒暖差が激しく、体調の悪い人も多いと思う。

わたしは、発狂寸前かというぐらいに落ち込んでは、翌日はケロリとしていたり、という不安定な日々を送っている。

鬱々としつつ、TEDで「鬱」について学んだ。わたしは、落ち込みが2週間以上、続いたことはないので、「鬱」には該当しないようだ。ただ、落ち込みやすいので、気を付けたい。

あと、婦人公論のジェーン・ス

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孤独に対処する方法(体のセルフケア)

孤独に対処する方法(体のセルフケア)

今、わたしは、無職になりつつある。(絶賛有給休暇消化中なのであります)

ワーカホリックで、仕事至上主義者だったので、いつのまにやら、友達も男もいなくなってしまった。新たに作る努力もしてこなかった。休みの日も仕事をしていたし、仕事をしていなくても、仕事のことで頭がいっぱいだった。休日は、さびしいのだけれど、誰とも会いたくなかった。

(わたしを退職に追い込んだパワハラ上司は、大学生の子どもが二人い

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失業を機にやめたもの

失業を機にやめたもの

「失業」「無職」という甘美な響きにも慣れ、日中、突然、体が震え出したりもするが、何とか生きている。

収入がなくなるので、意識的にやめたものがあるので紹介しよう。

まず、はちみつ。わたしは、コーヒーに蜂蜜を入れて飲んでいた。味がまろやかになるような気がしたし、砂糖よりも低カロリーなので、気に入っていた。ただ、やはり砂糖と比べると、高いので、今は購入を控えている。

次は、柔軟剤シートである。わた

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ポジティブなフィードバック

ポジティブなフィードバック

先日、今後の転職活動やキャリアの指針について、とある人に相談をしたところ、ポジティブなフィードバックをいただけた。

「あなたなら活躍できますよ。期待しています」

そう言われ、ぱっと視界が開けたような気分になった。

お世辞や社交辞令だったとしても、前向きな言葉をもらえると、うれしくなるものだ。

そして、次の職場があれば、わたしが一番下っ端だとしても、ポジティブなフィードバックやコメントをして

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インテル、入ってない(ノートPCについて)

インテル、入ってない(ノートPCについて)

かの有名なCM「インテル、入ってる」を覚えているだろうか。ショーン・Kさんがナレーションを担当していたことも、今となっては懐かしい。

この「インテル、入ってる」は日本発だったらしく、本国でも「intel inside」として採用されたという。

わたしは今、intel CORE i5が入った800gくらいのdynabookで、この記事を書いている。

実は、このPCは社畜用PCとして、家で会社の

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人が消えていく

人が消えていく

毎日、見かけていた人がいなくなってしまう。

通勤や通学である程度、同じリズムで暮らしていると、そういう人の一人や二人は誰しもいるのではないだろうか。

うちの近所には、ホームレスのおじさんがいた。年はわからないが、70歳前後といったところだろうか。

常に荷物はきれいに整えられ、布団をきちんと畳み、服装もポロシャツにチノパンといった感じで、清潔感のある人だった。ガスコンロで調理しているようで、段

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この身ひとつでできること

この身ひとつでできること

今現在、わたしは退職前の「絶賛有給休暇消化中」である。

(有休を消化させてもらえるぐらいのブラック企業でよかったね)

これまでは、毎日、会社と労働契約を結んでおり、体調が悪くとも、気分が乗らずとも、出勤をしていた。それが日々のリズム、社会的な約束であり拘束でもあった。

それがなくなり、わたしは「自由」だ。自由を謳歌しているはずなのだが、やはり日々に波がある。

「やっほー! 超楽しい!」とノ

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拒絶を恐れずに生きる方法 その2

拒絶を恐れずに生きる方法 その2

その1は、こちらです。

今年(2021年)の1月下旬から2月上旬にかけて、過労によってなのか、希死念慮に支配されていた。

「消えてしまいたい」というより、「無理やりにでも終わらせたい」という捨て鉢な状態であった。

そのとき、「感謝」と「詫び」をきちんと伝えられなかった人たちのことが頭に浮かんできた。死ぬ前に、彼らに伝えるべきことがある。しかし、普段から顔を合わせている人もいれば、連絡先もわか

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拒絶を恐れずに生きる方法 その1

拒絶を恐れずに生きる方法 その1

「拒絶」は人類にとって、最もつらいものである。

精魂込めて作品を作り上げ、文学賞や漫画賞に投稿しても、受賞者以外の全員は落選する。何か反応があればいいが、箸にも棒にかからなければ、「落ちた」という事実しか残らない。これも「拒絶」の一種である。

投稿論文が査読を通らず、学術誌に掲載されない。reject(「拒絶」)される。これは研究者や大学院生にとっては死活問題であり、痛みを伴う。時間もお金も費

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豪華な刑務所に泊まる

豪華な刑務所に泊まる

ここのところ、自分自身を労わることをかなり意識している。

これまでは、考えもしなかったことだ。「疲れているから休みたい。眠りたい」消耗したので回復させる、という対処療法で乗り切っていた。

今は、「おそらく自分は精神的にも、肉体的にも疲れているだろう」と先回りして、自分を癒すための行動を意図的にやるように心がけている。

自分へのご褒美とか、癒しのナンチャラとかいう言葉が好きではなかったのだが、

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ビュッフェからの卒業

ビュッフェからの卒業

ビュッフェ(バイキング)に心躍らせていたのは、10代がその始まりだったと思う。そもそも、わたしは少食だったので、それほど大量に食べられるわけではないのだが、魅力を感じていた。

ここ最近、期待値を上回ることが少なくなってきた。つまり、お得感があまり感じられないのだ。「和食も中華も洋食もあるよ!」なんていうのはキャッチ―だが、どれも中途半端であることも少なくない。

中華の専門店に行き、麻婆豆腐定食

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リソースの配分を考える その2

リソースの配分を考える その2

前回の記事はこちら。

体力は有限であるが、フルタイムの会社員(正社員)をやっていたら、それをこなすのに精一杯で、創作活動なんて全然できなかった。9年間、紆余曲折あったが、何もできていない。

残念ながら、わたしは富豪ではないので、働かなければならない。社畜のまま人生を終えそうなところで、運が良いのか悪いのか、失業をした。

一旦、仕切り直し、ということで、自分の体力、時間の使い方について考えてい

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リソースの配分を考える その1

リソースの配分を考える その1

リソース(resource)とは、資源であり、これは有限である。

組織論などでよく使われる言葉だが、近頃「自分の体力」という資源について、よく考えている。

わたしの「脳みそ」はわたしの司令塔で、あれこれわたしの「身体」に口を出す。動け、働け、と指示を出す。「脳みそ」はあれもこれも、と欲張りなのだが、動いていれば体は疲れる。体が疲れると、当の司令塔である「脳みそ」が休め、と言い出す。

このよう

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