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#お仕事の話

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失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。
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豊かさとは、可処分所得がすべて使えることだと思う

豊かさとは、可処分所得がすべて使えることだと思う

わたしが大学生のとき、それほど就職はたやすいことではなく、公務員試験を受ける同級生は多かった。彼らは大学と公務員予備校のダブルスクール、運転免許合宿などの費用を親に負担してもらっていた。彼らの多くは、奨学金などは借りていない。合計すると学費だけで年間二百万ぐらいかかっていたのだろうけれど、彼らは別に親に感謝もしていないようで当たり前という感じだった。就活せず、大学院に進むことを決める人たちもいたが

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復調の兆しかと思いきや

復調の兆しかと思いきや

ここ数か月、コロナ後遺症で体調を崩していたのだが、ここ一週間、体調が良いのか、コロナに感染する前の、「仕事、やめたい病」あるいは「働きたくない病」が復活してきた。生きているだけ、出勤するだけで精一杯だとほかのことを考える余裕がなく、日々のことをこなすだけだった。少し余裕が出てきたのか、ここ数日、仕事と人生に行き詰まり感を覚え、だいぶやさぐれていた。

一方で、やはり、調子が悪いのかな、という出来事

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発作的に資格について調べてしまう

発作的に資格について調べてしまう

体調が悪くて外出できないと、無意識のうちにスマホを触ってしまう。先日、急に「〇〇の資格を取った方がいいかもしれない!」と思い立ち、三時間ぐらい調べてしまった。こういうことはときどきある。散々、調べた結果、時間とお金、体調のことを考えると、今秋から始めるのは現実的ではないと気が付く。

ちゃんと取得した資格も3つあるが、挫折した資格も結構ある。日商簿記三級は試験当日に腹痛に見舞われて不合格となったが

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Excelがまったくできなかった

Excelがまったくできなかった

かつて、わたしはExcelがまったくできなかった。関数? って何だよ。Excelは顧客名簿表ぐらいに思っていた。Wordで作るのと大差ないぐらいの感覚であった。そして、Excelができるだけで偉そうにしていた同僚(主に男性)たちが不可解であった。自分たちは文明人であるかのようにふるまい、猿のように扱われ、大変不快だった。たかがExcelではないかと思っていた。

ただ、あるプロジェクトの責任者をや

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転職じゃなくて、働くのをやめたい

転職じゃなくて、働くのをやめたい

9月を前に学校に行くことに憂鬱を覚えている学生諸君に告ぐ。驚くなかれ、君たちが学校に行きたくないように、会社に行きたくない大人もたくさんいる。

死を考えるぐらい学校に行きたくないのであれば、死に場所を探すぐらい追い詰められているのであれば、学校になんか行かなくてもいい。相談できる親なら相談してみる。相談できない親なら、学校に欠席の連絡だけはして休んでしまえばいい。お金がないと、時間をつぶすのは大

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キャリアアップという信仰

キャリアアップという信仰

キャリアアップしていきたい、と思っているが、キャリアアップって何だろう、とも思う。一人高度経済成長みたいなもので、上昇を前提とするのは、信仰に近い。マイナス成長なんて言葉もあるのだから、上昇できるとは限らない。

キャリアアップするために新しいことを学ぶのは有意義だし、向上心も大事。修行僧のように学ぶのもよい。学ぶこと自体を楽しめているのなら、それが一番。

職務経験を積み、経験値が増えれば、でき

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繰り返される議論とおしゃべり

繰り返される議論とおしゃべり

職場の会話は、何かを決めるための議論や話し合いと、あいさつや世間話といった交感的なやりとりの二本軸で構成されている。議論だけでは味気ないし、交感的な会話だけだと物事は進まない。

ただ、議論で相手の面子をつぶすようなきつめのやりとりをしたあと、交感的な会話でそれを補償するといったこともある。それはケアであり、究極的には相手の敵対感情をやわらげ離職を防ぐために行われているのだと思う。

今の職場では

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わたしには見る目があり、正しい選択をしてきたから今がある

わたしには見る目があり、正しい選択をしてきたから今がある

わたしには見る目があった。配偶者選びを間違わなかった自分を誇る人。今、自分に素敵な配偶者がいるのは婚活を頑張ったからで、当時の努力を怠らなかった自分は偉いと主張する人。SNSでよく見かける。

正しい選択をしてきた自分はすごい。あのとき就活(転職)を頑張った自分は正しかった。計画的に資格を取得した自分に感謝。人生を振り返り、自分の行動は素晴らしかったと自画自賛する人も見かける。

このような主張を

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他人がダメ出しされているのを見るのはきつい

他人がダメ出しされているのを見るのはきつい

タイトルの通りなのだが、他人がダメ出しされている横で、素知らぬふりをして仕事をするのは結構きつい。

他人の面子がつぶされる様子を見るのは、自分の面子が潰されるよりダメージが大きいという研究もあったと思う。もちろん、仕事だから、批判されたり、改善要求をされるのは仕方がないのだが、何も人前でやらなくてもいいのに、と思ってしまった。それを隠すことすらできないのは、間違いなく小さな職場であることの弊害だ

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どうせダメ出しがあるから、資料作成は6割程度で上司に見せた方がいい

どうせダメ出しがあるから、資料作成は6割程度で上司に見せた方がいい

上司に指示をされ、資料や書類を作ることがある。言われた通りに作ったとしても、ダメ出し、「なんか、イメージしていたのと違う」みたいなことを言われることがある。そりゃ、あんたが言っていないからだよ、をぐっと飲みこむ。

二十代の頃に働いていたブラック企業のワンマン社長はまさに朝令暮改で、朝の指示が夕方には取り消されることもあり、「作業していなくてよかった!」という謎のガッツポーズをする日もあった。

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「カスハラ」を作った人は天才

「カスハラ」を作った人は天才

カスタマーハラスメントが、カスタマーによるハラスメントではなく、カスのような人間によるハラスメントであることはみんな気付いていると思う。とはいえ、それを言ったらおじゃんになるので、みな言わないようにしているのだろう。

カスタマーハラスメント、カスハラというネーミングをした人のセンスはすごい。天才だと思う。

カスハラはクズのような人間によるハラスメントでもあるので、クズハラでもある。

コールセ

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どう考えても収益化できない仕事

どう考えても収益化できない仕事

最近、仕事の愚痴をnoteに書くことが多くなり、誠によくないと思っているが、友達もいないので書かせてほしい。

ボスから、新しい企画の提案があったのだが、単純に考えても、持ち出しが多く、どう考えても収益化ができそうにない。

ボスは理想に燃えている。自分と顧客との関係を大事にしたい気持ちはわかるのだが、あんまり汎用性がないんだよな。そして、その既存顧客対象イベントは土日に行われる可能性が高いのだが

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オンラインセミナーで信じられないほど集中できなかった

オンラインセミナーで信じられないほど集中できなかった

先日、1日5時間のセミナーに計2日参加した。10時間の座学。

びっくりするほど集中できず、驚いた。やはり、自宅には誘惑が多すぎる。デスクの横には、ベッドがあるし、積読本、冷蔵庫も近くにある。頭に浮かぶのは余計なことばかり。

チーズを食べようかな。コーヒーを入れようかな。そういえば、前から欲しかったシャツをAmazonで見てみよう、YouTubeの動画をちらちら見たり、と注意散漫の権化のようであ

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創業者と働くのはしんどい

創業者と働くのはしんどい

「大手企業でしか働きたくない」なんてのたまう若者がいれば、わたしも眉をひそめるが、確かにそうかもしれないと思うこともある。

わたしは派遣で一部上場企業で働いたことがあるが、それ以外は中小企業でしか働いたことがない。そのこと自体には満足している。自分の会社が人に知られていないなんて全然問題ではなくて、自分が有名になればいいじゃん、というだけの話だ。(わたしは銀行でローンを組んで家を買おうとかしてい

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