佐藤芽衣
日々の気付き、書いておかないと忘れてしまうけれど、また繰り返されるであろう思考について書いています。
失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。
映画感想文です。備忘録です。分析的な批評はなく、ネタバレしています。
文芸書から自己啓発書まで、読書感想文として書き留めています。ご参考になれば幸いです。
三遊亭円朝の速記本『怪談牡丹燈籠』の口語文体を現代語訳しています。江戸の風に吹かれようではありませんか。
社会のケアワークをしている人は見えにくい。さまざまに存在する有償無償のボランティアを担っている人は、たいてい家庭でもケアワークをしている。正社員の配偶者がいるからボランティアのケアワークに従事できるとも言える。発注する側も生活には困っていないが、少しだけ時間の余裕のある人に、少しだけ(たとえば水曜日の昼間の2時間だけとか)仕事を振りたい。フルタイムで雇用できるほどの予算はないという現実がある。そのような仕事は見えにくいが、世の中にはたくさんあって、社会を支えているのだが、あま
昔の知り合いに会うことになり、3kg痩せようと決意したのに、ちゃん系ラーメンを食べてしまった。なんと意志の弱いことか! ちなみにわたしは家系より、ちゃん系が好きです。 あと1週間でどれだけ痩せられるかチャレンジします。
自宅から遠い職場に転職して一年ちょっとが経過した。一時間を超える電車通勤にもだいぶ慣れてきたが、時間を有効には使えていない。朝は体がぶつかるぐらい混みあっているので、本を読む気にもならない。ぼんやり音楽を聴いていることが多い。夜は疲れていて、やはり本は読めず、ぼんやりラジオを聴いている。 通勤電車で頭の切り替えができているような気もするが、リフレッシュというほどの効果はない。慣れてきたから、時間が早く過ぎ去るようになったが、それは脳のエネルギーを使っていないだけで、時間は無
いわゆる有名人で死なれたらダメージが大きいなという人が複数いる。好きなお笑い芸人は、大体自分より年上なので、彼らが体調を崩したり、レギュラー番組を失ったりすると、見られる機会がなくなってしまう。それが怖い。今から喪失に怯えている。 洋楽だとP!nk(ピンク)が好きで、かれこれ、最初のアルバムからずっと聴いているのだが、この先も同じ調子で活躍してくれるかどうかはわからない。ある日、ピンクと声がよく似ている歌手をラジオで見つけた。その名はDua Lipaちゃん。Dua Lipa
よく節約話の中で、ラテマネーは馬鹿にならない、というフレーズが出てくる。要するに無駄な買い物はやめろ、という話なのだが、みんなが財布のひもをぎちぎちに締めて緊縮財政モードであったら、経済はまったく回らなくなるのではないか。 もちろん、ラテマネー的な消費をしていい人と、しちゃいけない人がいるのもわかる。しかし、存分に消費を楽しめる富裕層が浪費してくれるとは限らない。「金持ちがなぜ金持ちなのか知っているかい。ケチだからだよ」という言説もあながち嘘ではないと思うのだ。 わたしは
アパートの契約更新の書類が届いた。契約を更新したのは2年前。もうこんな時期かという感慨はなかった。むしろ、「更新したの、つい最近じゃん」と思ってしまった。 日々が過ぎるのは早いわりに、考え方などはさほど変わっていない。一方、フィジカル面では、風邪をひきやすくなり、体調を崩しがちで、痩せにくくはなっている。身体的な老いには直面しているが、この2年で「結婚して子どもが生まれました!」とか「二人殺して、拘置所で裁判待ちです!」とか、そのような人生における劇的な変化はない。 ここ
Duolingo200日連続達成です! 実はダウンロード自体は2014年なので、Duolingo歴は10年です。英語を上達させるというよりは、英語を忘れないようにするためにやってます。 選挙にも行ったし、昼寝しよう。
映画『国境ナイトクルージング(原題:燃冬 The Breaking Ice)』(2023)を映画館で観てきた。 監督・脚本はアンソニー・チェン、出演はチョウ・ドンユイ、リウ・ハオラン、チュー・チューシャオ。 2023年製作、100分、中国・シンガポール合作。 コロナ禍が終わった、中国の吉林省延辺が舞台。凍った川の向こうには北朝鮮がある。延辺は朝鮮族の自治州でもあるため、看板は漢字と韓国語にあふれている。 ハオフォンは友人の結婚式に参列するため延辺に来ているが、表情は暗
映画『花嫁はどこへ?(原題:Laapataa Ladies)』(2023)を映画館で観てきた。 監督はキラン・ラオ、脚本はスネハ・デサイ、出演はプラティバー・ランター、ニターンシー・ゴーエル。 2024年製作、124分、インド映画。 ディーパクは結納を終え、妻のプールを連れて我が家に戻るため、混雑した列車に乗り込む。長距離の移動に疲れ果て寝こけていると地元の駅に到着。妻の手を取り、我が家に戻る。妻がベールを上げると、そこにいたのはなんと別人! というところから物語は始ま
映画『侍タイムスリッパー』(2024)を映画館で観てきた。 監督・脚本は安田淳一、出演は山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの。 2024年製作、131分、日本映画。 高坂新左衛門(山口馬木也)は会津藩の侍で、長州藩士を討つために京都に来ていた。闇夜の中、長州藩士と相対したとき、雷が落ちる。目覚めると高坂は2000年代初めの京都の時代劇撮影所にタイムスリップしていた。 はじめ高坂は周りが演じていることに気が付かず、挙動不審な行動を繰り返す。撮影スタッフは変なエキストラが
映画『レッド・ロケット(原題:Red Rocket)』(2021)を配信で観た。 監督・脚本はショーン・ベイカー、出演はサイモン・レックス、ブリー・エルロッド、スザンナ・サン。 2021年製作、130分、アメリカ映画。 マイキーはロスアンゼルスでポルノ俳優として働いていたものの、うまくいかなくなり、故郷のテキサスに戻ってくる。別居していた妻のレクシーの家に転がり込み、何とか雨風をしのげる家を確保する。義母のリルも、マイキーを歓迎してはいないが、背に腹は代えられない。マイ
映画『ソルトバーン(原題:Saltburn)』を配信で観た。 監督・脚本はエメラルド・フェネル、出演はバリー・コーガン、ジェイコブ・エルロディ。製作にはマーゴット・ロビーも名を連ねている。 2023年製作、131分、アメリカ・イギリス合作。 舞台は2006年のイギリスのオックスフォード大学。オリヴァー(バリー・コーガン)は成績優秀で大学に入ったはずなのに、キャンパスにすんなり馴染めない。どうやら大学は貴族的な金持ち学生が牛耳っているらしい。言葉遣いにケチをつけられ、ファ
一日の勤務を終えて電車に乗ると、運良く座れた。ぼうっとしていると、隣の人たちの会話が耳に入ってきた。わたしの隣に座っているのは二十代前半の女性と五十代ぐらいの男性で、部下と上司のようであった。 女の子は「老いるのが怖いんで、ジムに行き始めたんです。健康寿命を延ばすために頑張らなきゃ」と高い声で、どこか脅えたようにそう言った。他愛のない会話ではあるが、二十代女子が五十代おじさんに老いるのが怖いと言ってしまうのは、どこか滑稽でもあった。 そういえば、わたしも老いるのが今でも怖
わたしは、noteでよく転職活動の記事を読む。五十代、六十代で転職活動されている方もいて、安心したり不安になったりもする。人生は生きている限りは続くから収入の確保はもちろんのこと、身の置き所が必要なのだなと思わされる。 よく見かけるフレーズに「特別なスキルも専門性もないから、転職活動で苦戦するのはいたしかたがない」といったものがある。これまで当たり前のことのように読み飛ばしていたのだが、どなたもある程度は勤務経験があり、社歴がある。 なのに、スキルがない。会社で何の業務に
某スーパーの靴の中敷きのようなカツ丼が好き。お店のカツ丼とはまた違う良さがある。ときどき、無性に食べたくなる。勝つためにカツ丼を食べるのではなくて、カツ丼を食べられたら、それだけでその日は勝っていると思う。 あ、総裁選でカツカレーを食い逃げした人は名乗り出てください笑
わたしには友達がいない。友達がいた時期もあったのだけれど、疎遠になったり、絶縁したりされたりで、知り合いはいても友達はいない。 なぜわたしには友達がいないのか。自分の性格の悪さはひとまず置いておく。(置いていいのかよ) 友達が多い人の特徴を考えると、基本的には親切で、本音で話をして、正直者で、人との距離の取り方がうまい。愛があって、基本的には人を信じて疑わない。そのうえ、彼らはちゃんとセンサーを持っていて危険人物は避けることができる。 はたと気づいたのだが、わたしは情が