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孤独に対処する方法(体のセルフケア)

今、わたしは、無職になりつつある。(絶賛有給休暇消化中なのであります)

ワーカホリックで、仕事至上主義者だったので、いつのまにやら、友達も男もいなくなってしまった。新たに作る努力もしてこなかった。休みの日も仕事をしていたし、仕事をしていなくても、仕事のことで頭がいっぱいだった。休日は、さびしいのだけれど、誰とも会いたくなかった。

(わたしを退職に追い込んだパワハラ上司は、大学生の子どもが二人いて、専業主婦の奥さんが毎晩ご飯を作って待っているらしい。本当、人生って、クソだよな、と思う)

今、わたしは比喩ではなくて、ひとりぼっちだ。

わたしの安否を気にしてくれる人はいないし、わたしが倒れても誰も気が付かないだろう。孤独だ。

前の職場では、比較的しゃべりっぱなしだったことも災いしてか、ずっと一人でいると、頭が重くなってくる。

いくら考えても憂鬱になるだけなので、そんなときは運動するようにしている。

歩いたり、走ったりすることに集中する。なるべく音楽は聴かず、心の中で「いち、に、いち、に」を繰り返す。瞑想のトレーニングにもなっていると思う。これは1日1時間が目安。

あとは、リングフィットアドベンチャーで、筋トレをする。おかげで、体のだるさや、首と背中の痛みからは解放されたような気がする。デスクワークで、上半身の具合が悪い人は、マッサージに行くのもよいが、リングフィットアドベンチャーでかなり軽減されると思う。このゲームのすごいところは、普段動かさない、動かせない筋肉にフォーカスができる、というところだと思う。一日10分ぐらいしか、やらないが、体が少し引き締まってきた気がする。

それから、入浴をする。このときも、音楽やポッドキャストなどは聴かない。入浴そのものに集中する。太ももや足の裏をマッサージしたり、足の指や爪、耳の裏などをていねいに洗う。ときどき、ピーリングもする。

風呂上りは、まず、髪を乾かす。このときも、ドライヤーに集中する。スマホを見るのをぐっと我慢する。次に、保湿クリームをぬる。田中みな実さんは、部位によって、クリームを替えるらしいが、そんな器用なことはできないので、とにかく塗りたくる。

充電期間だと思っていたのだが、社会とのつながりが断たれると、結構堪える。

外に出かける理由もないので、観たい映画は我慢しないで行くことにした。外食も、週に1、2回であれば、OKとした。まあ、これで破産してしまうなら、それはそれで仕方あるまい。

わたしの孤独に独自性(オリジナリティ)なんて、ないとも思う。

凡庸で、よくあるものだ。でも、こういう経験を一度しておけば、これからの人生で、うまく対処していけるようになるかもしれない。この記事を読んでくれた誰かが、参考にしてくれたら、それが一番うれしい。

そんなわけで、今日は朝から日高屋で味噌ラーメンを食べてきた。(日高屋はどこで食べても同じ味なので、本当にすごいと思っている)

わたしの斜め向かいのテーブルで、夜勤明けなのか、食べ終わったお兄さんがテーブルに突っ伏して泥のように眠っていた。店員さんは皿を下げ、その人を追い出すこともなく、寝かせてくれていた。その様子を見て、やっぱり世の中、捨てたもんじゃないな、と思えた。小さな善意が、誰かを救うことは本当にある。あの店員さんに、何かいいことがあればいいな、と思う。

体のセルフケアに時間を費やすことで、心のセルフケアにもなる、というのは本当で、にっちもさっちもいかないときは、そのように時間を使うことをおススメしたい。



チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!