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「みんなのフォトギャラリー」に投稿した写真を使っていただいたnoteたち。 使っていただいたみなさま、ほんとうにありがとうございます。
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2019年9月の記事一覧

コーイチさんという人

コーイチさんという人

私がコーイチさんと出会ったのは、Twitterを始めて割とすぐのことだった。

少しやり取りを交わしただけで、本当に優しい方だということがすぐに分かった。私にとって、コーイチさんはお兄ちゃんみたいな存在となった。

マクロビ料理人で、ヌンチャクの使い手で、資産形成アドバイザー。

色々な顔を持つコーイチさんだけれど、人間性は一貫して変わらない。誰に対しても真っすぐで優しい。そして、情に厚い。相手に

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いい加減、ポジティブの押し売りやめませんか?【後編】

いい加減、ポジティブの押し売りやめませんか?【後編】

前回の記事、“いい加減、ポジティブの押し売りやめませんか?【前編】”を読んでいない方は是非こちらから。

私たちは、今や現代の忙しない生活の中にするりと溶け込み、気づけば日常生活の中のルーティンと化したソーシャルメディアの存在が生んだ「劣等感」を抱えながら、日々手の中にある小さな画面越しに映っては、私たちに"夢"と"理想"を一方的に投げかけてくる存在に一喜一憂する。

自分の住む世界とは違う、創ら

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息子のかかりつけ医

息子のかかりつけ医

 息子の体調が悪くて、学校を休み、病院に連れて行った。幼い頃からのかかりつけの病院。こちらに引っ越してから、あちこち探して、結局割と近い所に、相性の良い病院があった。

 度々体調を崩す息子が、あまり丈夫ではないことや、私の方が時には症状が重くなること、色々事情をすぐに把握して適切にケアしてくれた。
 何よりも、息子の無邪気さや、息子と私とのやり取りを楽しんでくれる先生。私より20歳くらい年上だろ

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すべて◯◯のせい。

すべて◯◯のせい。

すべてを「○○のせい」にしてしまうのは簡単なことだった。

わたしも、「すべて自己肯定感が低いせい」にしてた。
そして、これを「自己肯定感が低いのは母親のせい」に繋げてた。

ある時代の、ある世界では、
それでよかったんだよね。

流れてるのは、独特の退廃的な空気感で。
むしろ、それがよかった。

でも事実そうだったら、
なにかが、どこかが、壊れていく。

「○○のせい」にしてるのは、自分なんだよ

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派遣保育士という働き方

派遣保育士という働き方

今日から新しい働き方で、新しい職場で、新しい生活がスタートした。

今まで4年半の間は正社員として、フルタイムで働いていた私。多忙と過度のストレスから退職し、フィリピンに2ヶ月半ほど漂って次の働き方を考えていた。

フリーランスになろうか、正社員で保育士しようか。

答えはないし、正解もない。いろいろ考えて、悩んで、その2つのどちらでもない派遣保育士になることを決めた。

ここで、フリーランスと正

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ふたつめの節目は、今より  “もっと”  をつかまえて。

ふたつめの節目は、今より  “もっと”  をつかまえて。

おおきくなると、節目はじぶんでつくりたくなる。
その節目を数字として、意識することも多いのだろうな。

ひとつずつふえていく数字にそわそわしてた。
なるべく見ないようにしてたのに、やっぱりね、気になってしまって。

記念日にしちゃおうかなって考えたりもしたけど、なんかちがってて。
ぴたりときたのは。
こんなにおおきくなりました、みたいな日だなぁって感覚だったんだ。



もういちど、書くことを楽

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確率論。

確率論。

私たちはなにかと
「確率論」で物事を考えたり、
予想したりしているようで。

私自身、あまり意識していなかったけれど
「何パーセントの確率」という言葉を
わりと素直に受け入れていたように思う。

合格率は何パーセント。
当選確率は何パーセント。
生存率は何パーセント。

どうでもいいことから
生命に関わることまで
この世の中では数字で表されることが多い。

目安としてはわかりやすいのだけれど、

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irregular

irregular

私の体は、誰かを慰めるためだけに存在している。
肉体的にも、精神的にも。それこそ、あらゆる手段で、私は相手を癒す。
それがあなたの使命なのよ、と母はいつも言う。
だから私は、その通りに生きてきた。
母の命令どおりに、見知らぬ相手のために顔を変え、名前を変え、相手が望む通りの女になる。
私は何も考える必要はなく、全ては母に委ねていればよかった。

彼に出会ったのは、梅雨が明ける少し前、7月の初めだっ

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気を遣うって、悪いこと?

気を遣うって、悪いこと?

他人に気を遣うということは

自分を生きていないことだ。

悪いことだ。

そう言われる、思われることが

多いなあと感じています。

でも、そうなのかなあ?と。

本当に、そうなのかなあ、と。

そう思うのです。

悪いと決めるのは、その人の価値観気遣いって、確かに

日本的な美徳です。

海外にいると

人のことばっかり考えていないで

もっと自分のしたいことをすればいい

そう、思われます。

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私の小説英語でも読めます

私の小説英語でも読めます

noteでSAKI.Sさんにお声がけいただき、ときどきSAKIさん主催の「mono.coto.japan」で掌編小説を3ヵ月に1度ほど掲載させてもらっています。(↓日本語版)

この「mono.coto.japan」はインバウンド(訪日外国人)に日本の文化を知ってもらうことをコンセプトとしたウェブマガジンでして、なんと日本語と英語の両方で記事が読めるようになっているのですね。(↓英語版)

私はい

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見ててくれてありがとうございます。

見ててくれてありがとうございます。

私の職業、元看護師。

今は訳あって主婦をしています。

このお話は私がまだ病院で働いていた頃のお話です。

私が所属していたのは難病を抱える人の病棟で、治るというか病気の進行を遅らせたり、少しでも安定した体調で過ごせるように看護していくばでした。難病は治療する手段が確立されてなく、一生その病気とともに過ごさなければならないものです。

初めて配属されたところが、そこでとにかく勉強勉強で、実習をし

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父の義父

父の義父

我が家の父 = 父さん父の義父 = おじいちゃん

我が家の父は俗に言う「婿養子」となり、母と結婚をした。

ただ単に「婿」になるのではなく、養子縁組をして、おじいちゃんの子どもに一度なり、母と結婚💒

そこにはおじいちゃんのこだわりがあったらしい。

婿としてではなく、息子として来て欲しいと。

婿という立場でなく、親子になろうと✨

私の父は、あまり幸せな子ども時代を過ごしてい

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創りたいとき出会える、淡いグレーのメッセージ。

創りたいとき出会える、淡いグレーのメッセージ。

創ることがすきなひとが出会える、ひみつの伝言を知っているかな。

ひみつかどうかは、分からない。だって、わたしが勝手に決めちゃったから。笑

でもね、すごくひかえめだから、ひみつって言っていいと思ってる。
そして、この伝言に出会えたら、へへってにやけてしまうと思うんだ。

あなたはもう、見つけてますか?



はしっこがおれてる、エメラルドグリーンのアイコンをおす。
いつものように、こんどはペン

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仕方ないねって言うけれど、あきらめて投げ出しているわけじゃない。

仕方ないねって言うけれど、あきらめて投げ出しているわけじゃない。

少し前から私は、「仕方ないね」ってよく書いている。

それは、物分りが良い人になろうとしているわけではない。精神的に大人であろうとしているわけでもない。

私はただ、自分にはどうすることもできない外からの影響で、自分を揺らしたくないだけだ。

***

物分りの良い人は、あくまで外から見た評価だし、精神的に大人は、なにをもってして言うのかわからない。

だからと言っていいのかはわからないけれど、そ

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