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エッセイ

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#多様性を考える

多様性と言いながら、新しい属性を増やし、今まで存在しなかったラベルを貼って個人性を失わせるの、多様性とは真逆で笑っちゃう笑

自分が毎日使っている言葉が、他の人にとっては日常語じゃないってことって結構ある。
自分の普通や正義と、他の人のそれが異なることもある。
そういうことを、頭ごなしに否定しないで、1度は聞いてみようよ。
違いを認めることが多様性。正義や価値看護統一することじゃない。

自分自身をアップデートすればいいだけのことなのに、なぜ他の人に押し付けようとするのか。社会正義は方向を間違えると、恐怖に向かう。

異なった正義があるから、正義の定義が違うから、戦争が起こる。
多文化共存と言うけれど、多文化で共存でとても難しいこと。
自分の生活の根幹に関われればなおのこと。
そして時間もかかる。メディアで言われているほど楽なことじゃないよ。

議論って、どちらが正しいか論破することではなくて、それぞれの意見を出し合って話すことだと思う。
どちらが正しいかで戦うのはディベート。
意見が違う人を潰そうとしてる人増えてない?ただ私はそう思わないんだよ、共感しないんだよってだけなんだけど。
意見はそれぞれ。違う人間だから。

多様性が話題になっているけど、社会にプレッシャーかけるのと、社会を変えるのは違うよね。

朝日新聞の取材を受けました!

朝日新聞の取材を受けました!

私の"こえ"は記事の中ごろに掲載されています。
よろしかったらお読みください。
24時間限定でどなたでもお読みいただけます。(明日7月13日 18:18まで)
紙面では、先週の日曜日、朝刊社説の右側に載っているようです。

夏に長袖の子どもとどう向き合う?「多様性は聞こえはいいけど…」:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASS752SDBS75

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あなたの好きなもの、私の好きなものは違う。
あなたが信じるものを、私は信じない。
あなたが知っているあの人と、私が知っているあの人は違う。
それでいいんじゃない?

この国では、同じ出来事でも、受け取り方は人によってそれぞれ違うという事が、まだまだ理解されてないと感じる。

批判することもされることも、悪いことじゃない。個人攻撃や、人格否定とは違う。
その区別ができない人が増えている。
意見が違うのは、違う人間だから当たり前。
それを大事にしたい。

あらゆる場所で、リスペクトや多様性が叫ばれているけど、どこまで受け入れれば良い言う悩みがつきまとう。
例えば、失礼な人にはどうやって対応したらいい?
理解できない事や、苦手なことも、多様性だからといって受け止める?でも、それをずっと続けていたら自分がパンクする。

真面目に生きてる子を隠キャとか、深く考えている子や、悩んでいる子をメンヘラとか、簡単にカテゴライズして揶揄している人間って、薄っぺらくて恥ずかしいよね。

1番明るい星だけが星だけじゃない。ぼんやりしていても、小さくても、星は星だよ。

悪意と言うのは恐ろしいものだ。気づかぬうちに、黒いシミのように広がり、周囲にはびこって、染み込んでゆく。
何より恐ろしいのは、自分自身の悪意に気づかない人間や、それを正義と信じている人々だ。