Kazuhiro Ota

大学体育会 → 総合商社 → 外資IT。コロナ禍 x 新婚での海外単身赴任を経験し、価…

Kazuhiro Ota

大学体育会 → 総合商社 → 外資IT。コロナ禍 x 新婚での海外単身赴任を経験し、価値観がパラダイムシフト。「君が何者であるかは、君の能力ではなく、選択で決まる」

記事一覧

固定された記事

僕が総合商社を辞めた理由。結婚はゴールではなく始まり。

「結婚はゴールではなく始まりです」って誰が言ったんだっけ?名言すぎるやろ。 そういえば、高校入学初日に担任の先生が「入学おめでとうございます。センター試験まで後1…

100
Kazuhiro Ota
2年前
14

自分の幸せは自分で決める。他人の幸せは他人が決める。

自分の幸せは自分しかコントロール出来ないよね、今更だけど。 他人が物事をどう感じ取るかは、その人の都合であって、僕が、コントロール出来る事ではない。という事を言…

Kazuhiro Ota
10か月前
5

いったい何が本当で、何が実在しているのか、分からなくなった話

このキツネを見つめながら、本当にキツネなのか、と疑い考えながらキツネを眺めて15分。 照りつける太陽、猛烈な暑さに耐えられない。近くのご飯処へ入る。 冷たい…

Kazuhiro Ota
1年前
2

2023年3月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

どんな仕事をするか?に悩みに悩んでいる2023年、本は読めどもNOTEの更新が全くできていなかったので再開します。 リデザイン・ワーク 新しい働き方パンデミック後に一気…

Kazuhiro Ota
1年前
6

決断の断は『断つ』の意味を考える。PDCAは本来、DCPDCAくらいであるべきで。

『今ここで意思決定できないなら、お前が来た意味は何?意思決定できるやつを連れてこい。俺は○○億円の予算を持っていて、その範囲なら即決できる。そして、俺はそんなに…

Kazuhiro Ota
1年前
1

2022年4月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

4月は勉強したかった事があり、関連本を読み漁っていたので、ご紹介できる本は少なめです。 出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣 米国企業やで活躍できない理由…

Kazuhiro Ota
2年前
2

生きていく事に貪欲であれ。今でしょ?はもう忘れられたのか。

変化に迫られたコロナ初期の中国 2020年1月初旬、3連休を利用して偶々妻と上海へ旅行に出かけた。 その1週間後、上海で初めてのコロナ感染者が確認され、その1ヶ月後の2月…

Kazuhiro Ota
2年前
1

3月に読んだ本 -1行要約とひと言感想

アフターコロナの社会傾向かもしれないが、僕自身もここ最近は「変化の必要性」「自身を見つめ直す事」への興味関心が強いみたいです。 誰もが人を動かせる! あなたの人…

Kazuhiro Ota
2年前
1

スーパーゴールを決めるのはコーチか仲間か?違う、キミ自身だ。

いつの間にか、テレビで見るサッカー選手や、オリンピックのメダリスト達は年下になり、開幕した選抜高校野球の球児達の姿が眩しい。週末の定番娯楽は日曜日夕方にみる、ゴ…

Kazuhiro Ota
2年前
8

自身の価値観を認識した話。マザーの言葉は実はとても正しい。

私は大学3年生。大学でやっている事は?と聞かれると自信をもって、自慢げに「体育会でサッカーしています」「先輩はJリーグの○○さんとか、▲▲さんですね」と答えていた…

Kazuhiro Ota
2年前
1

自ら折れる花はない

休みもなく過ぎたGW、出版関係に詳しい大先輩Sさんとご飯にいった。Sさんと自分は性別こそ違えど似ている。いつものように出版関係の話に花を咲かせようとするもののだいた…

Kazuhiro Ota
2年前
1

出来る大人はメールの返事が早い

やりたいことが立て込んでいる時は、人付き合いは控えることに決めている。必要なメールにしか返事を返さない。義理を欠いているとは思うけど、その代わり、私も友人から返…

Kazuhiro Ota
2年前

香りと匂いの違い

朝。前もって周到に用意していた母への手紙をようやく出した。母の日は感謝の気持ちを伝える日だけれど、特に意識はしない。定期的に感謝の気持ちを伝えているからだ。(つ…

Kazuhiro Ota
2年前

求められた自由

先日、アムステルダムの街中で友達と、パリの出版社を襲ったテロのニュースを見た。その夜、パリでは人々による大規模なデモが起こったが、アムステルダムも例外ではなく『…

Kazuhiro Ota
2年前

独書感想文

適当に入った本屋さんで、気に入った本を買った。といっても、雑誌のバックナンバー。そこは古本屋ではなくて、買った本は他所の古本屋で探せば半額で買えたかもしれない本…

Kazuhiro Ota
2年前

愛すべき師匠

暑い日、溶け落ちないように急いでアイスクリームを食べる。アイスクリームはそそり立つもの。なのに、ここのアイスクリームは、はじめから立つことを諦めている。

Kazuhiro Ota
2年前
2
僕が総合商社を辞めた理由。結婚はゴールではなく始まり。

僕が総合商社を辞めた理由。結婚はゴールではなく始まり。

「結婚はゴールではなく始まりです」って誰が言ったんだっけ?名言すぎるやろ。
そういえば、高校入学初日に担任の先生が「入学おめでとうございます。センター試験まで後1000日ですね。高校入学はゴールではなく始まりです。頑張りましょう。」と言っていたが、あれは名言ではないな。

ちょうど5年前の今頃、総合商社の魅力に取り憑かれ、最終面接で涙しながら思いを語り採用して貰った総合商社を昨年21年末に退職した

もっとみる
自分の幸せは自分で決める。他人の幸せは他人が決める。

自分の幸せは自分で決める。他人の幸せは他人が決める。

自分の幸せは自分しかコントロール出来ないよね、今更だけど。
他人が物事をどう感じ取るかは、その人の都合であって、僕が、コントロール出来る事ではない。という事を言っている。

ただし、断っておくが、他人がどう感じるかは他人の勝手なので、自分勝手に好き勝手やって良いとは言っていない。

迷う。今に迷う。1年後に迷う。10年後にも迷う。人生に迷う。とにかく迷っている。

結婚して、子供ができて、1人だけ

もっとみる
いったい何が本当で、何が実在しているのか、分からなくなった話

いったい何が本当で、何が実在しているのか、分からなくなった話

このキツネを見つめながら、本当にキツネなのか、と疑い考えながらキツネを眺めて15分。

照りつける太陽、猛烈な暑さに耐えられない。近くのご飯処へ入る。
冷たい蕎麦が食べたいと、冷やのきつねを頼む。

所謂「セミ」は1週間しか生きれないことは、もはや周知の事実だけれど、たんぽぽも「あの」黄色い花を咲かせるのは1週間だけということ知ってました?
人間の肌さえ、6週間経てばターンオ

もっとみる
2023年3月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

2023年3月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

どんな仕事をするか?に悩みに悩んでいる2023年、本は読めどもNOTEの更新が全くできていなかったので再開します。

リデザイン・ワーク 新しい働き方パンデミック後に一気に進んだリモートワーク。出勤するか在宅かの100 or 0ではなく、サテライトオフィスやシェアオフィス、ワーケーションなど、様々な働き方を模索。マネージャー業務についても触れています。

内容の根幹ではないけど、
「リーダーは価値

もっとみる
決断の断は『断つ』の意味を考える。PDCAは本来、DCPDCAくらいであるべきで。

決断の断は『断つ』の意味を考える。PDCAは本来、DCPDCAくらいであるべきで。

『今ここで意思決定できないなら、お前が来た意味は何?意思決定できるやつを連れてこい。俺は○○億円の予算を持っていて、その範囲なら即決できる。そして、俺はそんなに暇ではない。』
2020年中国に赴任したばかりの頃、中国大手ECプラットフォーマーのOfficeで部長クラスとの商談に行った際、いきなり初対面でリベート交渉をされて、『一旦会社に持ち帰って、上司と話をします』と反射的に返事をしたら、激怒され

もっとみる
2022年4月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

2022年4月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

4月は勉強したかった事があり、関連本を読み漁っていたので、ご紹介できる本は少なめです。

出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣
米国企業やで活躍できない理由は誤解。英語だけではなく、文化的背景を理解する必要性。
そもそも求められているのは良い仕事をする事で、英語を話す事ではない。

文化的背景を理解する事は本当にそうで、話せなくても勘所が分かれば話は弾む、と中国で体験したので僕は腹落ち。

もっとみる
生きていく事に貪欲であれ。今でしょ?はもう忘れられたのか。

生きていく事に貪欲であれ。今でしょ?はもう忘れられたのか。

変化に迫られたコロナ初期の中国

2020年1月初旬、3連休を利用して偶々妻と上海へ旅行に出かけた。
その1週間後、上海で初めてのコロナ感染者が確認され、その1ヶ月後の2月初旬に、僕は会社から上海駐在を命じられた。

社会混乱の中での駐在生活は刺激的な出来事の連続だった。
中国では、コロナ拡大以降、今の如く規制が厳しく働き、僕がいた繊維業界も絶大な被害にあった。
製造は停止、物流遮断により原料調達

もっとみる
3月に読んだ本 -1行要約とひと言感想

3月に読んだ本 -1行要約とひと言感想

アフターコロナの社会傾向かもしれないが、僕自身もここ最近は「変化の必要性」「自身を見つめ直す事」への興味関心が強いみたいです。

誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
変化するものが強く、変化する原動力は欲。欲の無い人間はいないが、日本社会は構造的に個人の欲=才能を潰す。リーダーシップとは、メンバーの欲(筆者は仏の部分と呼ぶ)の発揮打率を上げる事。

転職直後という事もあり

もっとみる
スーパーゴールを決めるのはコーチか仲間か?違う、キミ自身だ。

スーパーゴールを決めるのはコーチか仲間か?違う、キミ自身だ。

いつの間にか、テレビで見るサッカー選手や、オリンピックのメダリスト達は年下になり、開幕した選抜高校野球の球児達の姿が眩しい。週末の定番娯楽は日曜日夕方にみる、ゴルフの最終ラウンドになった。
そして気がつけば、OB・OGを訪問する側から、OBとして声をかけてもらえる側になった。

唐突だが今回は、就職活動中の学生、特に体育会学生向けに、僕が就職活動時に役立った考え方を勝手に纏めてみた。
他の多くの学

もっとみる
自身の価値観を認識した話。マザーの言葉は実はとても正しい。

自身の価値観を認識した話。マザーの言葉は実はとても正しい。

私は大学3年生。大学でやっている事は?と聞かれると自信をもって、自慢げに「体育会でサッカーしています」「先輩はJリーグの○○さんとか、▲▲さんですね」と答えていた夏が恋しい。夏休みは毎日2部連で、あの走り込みしんどかったな。気がつけば色づいた葉はとっくに落ち、おかんが言うには、明日は雪が舞うらしい。

今日11月22日まで、20日の夜から実家に帰省していた。周りのチームメイトはこの3連休、東京で行

もっとみる
自ら折れる花はない

自ら折れる花はない

休みもなく過ぎたGW、出版関係に詳しい大先輩Sさんとご飯にいった。Sさんと自分は性別こそ違えど似ている。いつものように出版関係の話に花を咲かせようとするもののだいたいどうでもいいことにふたりともが過剰反応し、時間切れというのがいつものパターンだ。

花を咲かせるといえば、地元の富山県はチューリップで有名だ。チューリップの花言葉といえば「博愛」「思いやり」「名声」「恋の宣言」などらしいが、色や模様に

もっとみる
出来る大人はメールの返事が早い

出来る大人はメールの返事が早い

やりたいことが立て込んでいる時は、人付き合いは控えることに決めている。必要なメールにしか返事を返さない。義理を欠いているとは思うけど、その代わり、私も友人から返事がなくても、忙しいんだな、としか思わない。忙しい人に近づいても何もいいことがないから。

自分はやりたいことがある時は、そのことしか考えたくない。そういう時期がよくある。そんなときに無関係な話の相手をさせられたりするのは御免だ。とにかくほ

もっとみる
香りと匂いの違い

香りと匂いの違い

朝。前もって周到に用意していた母への手紙をようやく出した。母の日は感謝の気持ちを伝える日だけれど、特に意識はしない。定期的に感謝の気持ちを伝えているからだ。(つもりかもしれない)練習から帰ってくると昼ごはんを作った。自分は自分の家で料理をするのがキライだ。というのも、料理をしたときのニオイが部屋に、服に、ふとんに、カーテンに、つくのが嫌だからだ。前に、ニンニク料理が大好き、という子に出会ったけれど

もっとみる
求められた自由

求められた自由

先日、アムステルダムの街中で友達と、パリの出版社を襲ったテロのニュースを見た。その夜、パリでは人々による大規模なデモが起こったが、アムステルダムも例外ではなく『ik ben Charlie』を掲げた大勢の人々であふれた。

ふと、日本で同じような事件が起きたとき、日本であんなに人は集まらないと思うし、それは彼らと僕たちがどのように自由を手にしてきたかの違いでもある。彼らには、必死に自由を求めてきた

もっとみる
独書感想文

独書感想文

適当に入った本屋さんで、気に入った本を買った。といっても、雑誌のバックナンバー。そこは古本屋ではなくて、買った本は他所の古本屋で探せば半額で買えたかもしれない本だ。稼ぎのない僕にとって、お金はとても大事なものだけれど、お金はすべてじゃないと思うんだよね。どうしてわざわざ定価で買ったかって、そんなのその本屋さんとそこのご主人が気に入ったからっていうだけの話なんだけど。この辺りの昔の話とか、本屋や八百

もっとみる
愛すべき師匠

愛すべき師匠

暑い日、溶け落ちないように急いでアイスクリームを食べる。アイスクリームはそそり立つもの。なのに、ここのアイスクリームは、はじめから立つことを諦めている。