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決断の断は『断つ』の意味を考える。PDCAは本来、DCPDCAくらいであるべきで。

『今ここで意思決定できないなら、お前が来た意味は何?意思決定できるやつを連れてこい。俺は○○億円の予算を持っていて、その範囲なら即決できる。そして、俺はそんなに暇ではない。』
2020年中国に赴任したばかりの頃、中国大手ECプラットフォーマーのOfficeで部長クラスとの商談に行った際、いきなり初対面でリベート交渉をされて、『一旦会社に持ち帰って、上司と話をします』と反射的に返事をしたら、激怒された。

ご弊害ないように言っておきますが、中国人がという話ではなく、彼の言動もビジネス上の演技の1つだったな、と今になっては理解できる。

人生は判断の連続だ。

社会人になったばかりの頃、前職の先輩に『お前は何をしたいんや』と問われ続け、『入社したばかりの若造に意志なんか無いよ、そもそも目の前の仕事すらもわからないのに』と、やりたい事が無い事が悔しくて、無性に腹が立ち歯向かったりしていた。けれど、本当はやりたい事が無いのではなく、選択肢が多すぎて決めきれていないだけだったのかな、と思っている。今も昔も。

決断の断は『断つ』だよね、と先日友人からサラッと言われたが、妙に心に残っていて。調べると語源は、中国だった。(そりゃそうか、漢字が中国伝来だもんな)

日本以外の国で、住んだことがあって、文化を理解しているのはオーストラリアと中国くらいなんだけど、中国は面白いよ。何でも先ずDO、必ず問題が起きるので、問題が起きたら対処する。それを国もやるから面白い。

『やりたい事が無い』と結局も何もせずに過ごしている間に、他方では何度も、何個もやって、ミスして修正している人たちがいるという事。しかもそれは、他国の話ではなく、日本でも、何なら友人でもやっている人たちがいる。そりゃ出遅れるよね、差はつくよね。

全部計画的にやる必要なんか無く、先ずやってみよう。決断しましょう。判断しましょう。やりましょう。

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